ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

今週のグイン

2009年07月20日 | グイン・サーガ
16話の感想です。久々に爆笑させてくれました。やっぱこうでなくちゃね~(多分違う)
島関係は特に笑うところなかったですが・・・あ、怪物が、もっとなんかもやもやしたやつじゃなかったっけ? なんか「なんだこりゃ」なデザインの怪物ではありましたね・・・
しかし、もう忘れられてる伏線・・・と思ってたけど、最新巻近くまで原作読んでくると、なるほどなーと思うところも。
多分、島の中で眠っていた何か(多分グル・ヌーにいるのと同じ一つ目の赤ん坊?)が、グインが近くに来たのを幸い、連れて来て機械操作させて帰還した、ということなのかなと。(もちろんグインのその間の記憶は消去されてる)
あの光の船ってそのために迎えに来たのか? と思うとちょっと笑えるけど。
てことは、グル・ヌーもグインが行ったらそういうことが起こるのかな。スカールと出会ったらどうこうというのもそういうことなんでしょうかね。
と、二度と解明されない謎について考えてみても仕方ないことですが・・・
あと、前回書き忘れたんですが、原作ではスニ少しずつ中原の言葉覚え始めていたのに、アニメではむしろリンダがセム語を理解するようになってるんですねえ。通訳してる観て笑いました。洞窟なんて単語よくすぐわかったよなあリンダ。
スニはこのままずっとイクラちゃん状態なんでしょうか。(妹に言わせるとピカチュウだそうですが(笑))

トーラスの煙とパイプ亭が出てきましたが、トーラスって見事に中世ドイツですね・・・「あデューラーの家だ」とか思いました(@ニュルンベルク)
クリスタルは得体の知れない感じでファンタジーっぽかったですが、ここまでドイツでいいんでしょうかね・・・
公式サイトにわざわざ写真が出てて、まさか・・・と思ったおじさんがゴダロさんでした。うーん意外と若いな。オロと全然似てないし。オリーおばさんもむしろ若くて美人系でまたイメージ違うんですけど・・・まあいいですが。
マリウス、また同じ歌かよ!(笑)しかもミアイルの前で歌うナタール河の白鳥の歌も歌詞変えてるだけで同じ曲!!
きっと今後もこの曲を歌い続けて行くんだろうな、と思ったらなんか笑いが止まりませんでした(笑)
マリウス、もっと歌上手い人の方が・・・と思っていたけれど、この同じ曲使いまわしの状態ですごく歌上手い人でもむしろ変なので、適材適所だったんだなーと納得しました(笑)

あと、ヴラド大公の小姓のシドですね~
なんか前からやけに思わせぶりなアップになったりして、なんだこいつ?と思ってたんですが、途中で、もしかして実はパロの魔道師とかで、ミアイル暗殺に一役買うのかな、なんと思っていたのですが・・・
いや~予想外の展開でしたね(笑)なんだあいつら(笑)
きっと、グインの出番がもうほぼ終わりなので、何か活躍の場を設けるためのオリジナルの設定なんでしょうが・・・ま、多分スタフォロス城の剣士くらいあっけなくて「なんだったの?」的な展開になると思われます。だってあと3話で「蜃気楼」ってことはアルゴスついちゃうわけでしょ。その間に死の婚礼もミアイルの話もやってしまうわけですから、そんなたいして時間取るエピソードになるわけがない・・・
でもまたスタフォロスの剣士みたいに唖然とさせてくれるのかな、と思うとちょっと楽しみです(笑)
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先週と今週のグイン

2009年07月15日 | グイン・サーガ
ビデオ溜まって来た・・・(汗)3本しか録ってないのに・・・
クローンウォーズはとうとう2話溜まってしまった・・・LOSTはやっと観たと思ったらもう次のだし・・・
というわけで頑張ってまとめ観したグインの14話、15話の感想です。

海賊船、なんかショボいんだよなあ・・・。とにかく船小さいし。甲板もかなり狭いし。
狭いから必然的に出てくる海賊も少なめ。「きりがない」とか言ってたけど、いやグイン一人でも十分いけるんじゃ・・・という風にしか見えなかった(汗)
戦いにもなんかあんまり緊迫感がなく。予告で見ていて「あの地獄のひきで次回、はやらないんだ」と思ったものですが、実際見てみて、あれじゃ全然「地獄のひき」ではないよなあと・・・
原作ではあの7巻の終わり方、続きが気になって、週1冊ずつ買うことにしてたのに、8巻は翌日買いに走ってしまったものですが・・・
イシュトヴァーンがリンダに水を飲ませるシーン、水筒あんのに口移しにする必要ないだろ(笑)原作では一応離れたところにある水溜りから・・・という設定にはなってたぞ。
リンダやスニが瓦礫というか板の下敷きになっているのも、ほかには小さい板切れとかしか落ちてないのに人の上にだけ狙ったようにでかい板が乗ってて、すごい変(笑)そんなに板描くの大変なら、いっそただ倒れてるだけにすればよかったのに。
そういや、サブタイトルの「光の船、光の公女」、言葉が似てるだけで何の関連もないじゃんか! 意味なさすぎ・・・。最初のうちは原作のタイトルを使ったりで雰囲気ありましたが、オリジナルでついてるサブタイトル、ちょっとセンスのなさが原作と比べて目立ちますね・・・

ヴァレリウスまったくの別人ですね・・・。今まで出て来たキャラクターの中で一番の原作はなれっぷりでは。
絵を見た時からカッコよすぎるとは思ってたけど、言動までニヒル(死後?)な感じで、全然違いますね・・・。あのヴァレリウスでは、リギアをデートに誘ってウキウキ、なんてあり得ないなあ。普通に口説きそうだ。まあアニメではそこまで行かないから別にいいけど。
また声がソーヤだと思うから余計に違和感・・・
ミュージカルの駒田一さんがやってたヴァレリウスもカッコ良すぎでは、と思いましたが、結構ハマってたなあ、アニメと比べると。
リギアもなんか違うなあ。なんだかナリスに騙されてる女たちの一人のように見えてしまう。乳兄弟のリギアはもっとナリスに近い存在で、ナリスのことを見抜いているところもあり、ナリスも甘えているところもあり・・・という感じだと思うんだけどなあ。
あと、もっと熱い人ってイメージもあるんだけど・・・
しかしリギア背高いなあ。ナリスと同じくらいあったもんなあ。アムネリスと身長差ありすぎて違和感ありました・・・
ナリスとアムネリスについては特に感想ないです。とゆーか原作どうだったかあんまり覚えてない・・・

リンダとイシュトヴァーンの場面、夜の話じゃなかったっけ。あんなに夜が明けてたらそりゃレムスも起きるわ、という感じ(汗)
なんかほぼ原作どおり(多分)の台詞を、二人ともかなり冷静な感じで喋ってたので、大分イメージ違ったような。
グインの再登場、何も岩を割らなくても(笑)相変わらずのやりすぎで笑えました。
でも、ちょっと辺境編の無茶な感じを思い出してなんだか早くも懐かしかったりして。やっぱりアニメも辺境編の方が好きだったかな・・・
しかしレムスはやりすぎだなあ・・・。もっと一見変わってないけど実は・・・というくらいの変化でよかったのに。
そういやレムスの「リンダはあなたの光の公女じゃないと思うよ」はやらないのかな。結構伏線効いててなかなか上手い台詞だったと思うんですが。
紅蓮の島も光の船も、とうとう謎が解けないままになるんだなあ・・・というかもはや忘れられていた伏線なのでは(汗)ま、グインが海に落ちたのも、どう考えてもリンダとイシュトヴァーンをくっつけるための展開としか思えないし、深く考える必要はないのかも(汗)

スカールはターパン被ってた方がカッコイイですね。ようやくスカールだと認識できるようになりました(汗)初登場があの格好だったのはちょっと失敗って気が。服も黒じゃなかったし・・・あ、そういやターバン被っても黒一色じゃなかったなあ。
リー・ファかっこいいかも・・・(笑)
戦だとかなんとか言いながら、結局何もしてないスカールとリー・ファ・・・
カウロスの城攻めに成功したのを見て「さすが騎馬の民」とか言ってたけど、城塞戦って騎馬の民と何の関係もないのでは・・・(汗)

ここまででおおよそ9巻の途中まで? いや8巻くらい?
辺境編では2話で1巻分って感じでしたが、ここにきてペース早くなりましたね。まあそうしないと26話で入りきらないけど。
しかし、考えてみたらグインの出番もうほとんど終わりのような・・・(汗)アニメでもグイン途中でいなくなっちゃうのかなあやっぱり。
最後の方に三人の放浪者シリーズ?のさわりでもやってくれたらいいと思うのですが。でないと主人公の存在感が・・・(汗)

公式サイトで集中放送のことがupされてましたが、20話までのサブタイトルが出てました。
「さらば愛しき人よ」ってベタだな・・・しかも前後編って(汗)
「蜃気楼」はその後ってことは一体誰と誰の別れなのか。
20話で紅の密使。久々に原作どおりのタイトル。やっぱりかなりペース上がってますね。
しかし「死の婚礼」は使わないのか・・・カッコイイタイトルなのになあ。「紅蓮の島」もなんで使わなかったのかなあ。
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今週のグイン

2009年06月29日 | グイン・サーガ
今回、演出が結構まともだったような。そんなに笑わないで観られました。ある意味残念とも言えますが・・・(笑)
まあもちろんツッコミどころや笑えるところもありましたが、今までを思えば・・・
どうなることやら・・・と思っていたナリスがアムネリスを口説くシーン、そんなに変じゃなかったですね。フツーに笑わずに(そんなには(汗))観られました。まあ「私の海より深い愛で」は笑いましたがねー。原作でもあんなこと言ってたっけ?
古代機械・・・そのものは出てこなかったけど、機械のある部屋のデザインとか、うまいことSFっぽくならないデザインで、上手くやったな、と思いました。
その代わりヤヌスの塔自体がちょっとSFチックだったけど。

スニ、本当にそのまんま当然のように一緒に行ったよ・・・(汗)仲間との別れはいいのか?
まあ、グインとシバやドードーとの別れもなかったし、なんかカットされてるような感じではありましたが。ディレクターズカットで復活とかあるのか? アニメでそんなのないような・・・いや別にそんなに思い入れあるわけではないんですが、なんか釈然としないので。
レムス、唐突に声変わりしましたね。リンダ、声が変わったのにも驚けよ・・・
まあ、声優さんがちゃんと声変わりしてる人だとわかって良かったです!? それにしてもあんな女の子みたいな声よく出せるなあ。同じ人で少年から青年までできるから便利ですねー。
声だけじゃなく、レムスの変わりぶりはちょっと極端すぎるよなあ・・・
リンダも、ここにきて急に原作どおりレムスに高飛車になったりして、今までとのギャップが・・・。かえってイメージダウンのような。どうもアニメのリンダ好きになれないんだよなあ・・・原作では好きなのに。
双子がようやくミニスカでなくなったものの、今度の服もとくにかわいくはなく。まあそれでもミニスカよりはマシかなあ。
イシュトヴァーン、この間からナリスの名前がでてきても反応薄いなあ・・・今回は許婚まで言ってんのに。
グイン、フードから顔でてるよ! もっと隠さなきゃダメじゃん。
でも、フードから鼻先が出ている姿が、何かの妖怪のようでかわいい・・・(笑)

マリウス、そういや最初登場した頃はカッコ良かったんだよなあ。こんな時代もあったなあと懐かしく思い出しました。
しかし、全く似てない兄弟だなあ・・・イシュトヴァーンとも全く似てないし。後の伏線にならないような気がするんだけど。
閉じた空間って・・・床に沈んで床から登場なの???(汗)ざ、斬新だな・・・(笑)

予告編、やっとヴァレリウスの登場ですねー。(予告編には出てなかったっけ? 公式サイトには画像が出てました)
そういやLOST観ていて気がついたんですが、ヴァレリウスの声優さん、名前みたことあると思ったらソーヤの吹き替えやってたんですねー。
アムネリスきれいじゃん・・・リンダボロ負けだよ・・・フロリーもかわいいし。もうちょっとなんとかして欲しいなあリンダ・・・
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今週のグイン

2009年06月22日 | グイン・サーガ
あまりにツッこみどころだらけでむしろ感想書くのやめようかと思いましたが一応書いてみます(汗)
レムス、あんな昼間っから幽体離脱してたっけ・・・
先週まで一緒に楽しそうにしてたのに寂しいって唐突だな・・・
そういやスニがいかにも一緒に行きそうな雰囲気だったけど、リンダと離れるのヤダとかのシーンはないのかな。来週やるのかな。
イシュトヴァーンのあの発言のどのあたりが下品なのか私にはよくわからないんですが・・・(汗)考えすぎだろリンダ・・・
ドードー、投げる時の掛け声が「ラゴーン」て・・・(汗)

アストリアスの変態ぶりは、ちょっとここまで来ると狙いすぎでむしろ笑えないんですけど・・・(汗)
ペンダントから眠り薬がプシューって(汗)魔道というよりは怪人二十面相とかの仕掛け道具みたいだったよ(汗)

原作でも仮面舞踏会だったんだっけ・・・?
なんかいろいろすごすぎて笑いが止まりませんでした(汗)
仮面舞踏会というか仮装舞踏会だよねあれ。
ルナンの仮装似あわんなあ・・・ほっかむりの方が似合ってたよ。ところで何の仮装なんだろうあれ。角生えてたけど。
イラナの仮装ってあんなに脚出しちゃっていいんですか姫君が・・・
ナリスに一目惚れも唐突すぎて笑えた・・・なんかもうちょっと説得力のある演出はできなかったものか。(ナリスに後光とか射しててももっと笑うだけだが)
スカールとリー・ファのキスシーンもなんだかなーだったし、今後結構出てくるはずのラブシーンは思いやられるなあ。
戦闘シーンも思いやられるけど・・・
リー・ファは原作よりも知能高そうな感じでした(爆)

公式サイトの次週のあらすじのところの画像で、リンダが男の子の服着てました。ああやっとミニスカやめてくれるのか・・・当然レムスもだよね。刈り上げは直らないにしても。
上手くするとこのまま二度とミニスカにはならないかも! って船下りた途端に元に着替えたらやだなあ。
しかしイシュトヴァーンが変な服になっていた・・・なんかプロレスラーみたい。こちらは元に戻って欲しい・・・

私が爆笑しながら観ているのを観た妹の一言。「楽しそうだね・・・」
うん、楽しいのかもしれない・・・(笑)なんかだんだん毎週楽しみになってきました、別の意味で(笑)
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今週のグイン

2009年06月15日 | グイン・サーガ
なんとなく毎週続いてますがどこまで続くかな・・・(汗)
陰謀編に突入ということで、オープニングからはアストリアスとかマルスとかがいなくなってヴァレリウスとかスカールとかマリウスとかが出てきてましたね。ヴァレリウスかっこ良すぎな気がするなあやっぱり。
で、のっけからマリウス登場でしたが・・・なんじゃあれ~(汗)
兄弟揃って唖然とさせられる登場しますなー。
原作知らない人は???だったのでは・・・
しかし歌が微妙だなあ。ポップスとか歌ったら上手いんだろうけど、こういう曲にはどうかなあという感じ・・・まあ他にも歌うの聞いたら違うかもしれないけど。
昔のミュージカルの時はマリウスなのに歌えない人キャスティングしてて謎だったけど、まあそれよりはずーっといいですけどね。(まあ見せ場は歌じゃなくてギャグだったしなーあのマリウス)
「姫様お帰りなさいー」で幕を落としたらドレスが・・・って何の冗談かと思って大笑いでした。ここ今回一番笑いましたよー。
アストリアス、皆に「まあまあ」と押しとどめられているあたり、結構愛されてるんじゃあ、と思いました(笑)今後の活躍が楽しみです。オープニングからはいなくなっちゃったけど。
そういやヴラド大公の声エルロンド卿なんですね。声色が全然違うから言われないと気がつかない感じですが・・・
アムネリス、ミアイルに優しいなあ。これは良かったです。ミュージカルでもミアイルに優しくていいなあと思ったんですが、それでも「しっかりしなければ」みたいなこと言ってたのに、アニメではミアイルが気弱なことも受け入れている感じ。リンダより優しいじゃん。
アムネリスこれからかわいそうな一方なので、ここでちょっとでも株を上げられて良かったなあ。
なんだか毎回リンダとイシュトヴァーンが絡むシーンを入れようとしてるみたいなんだけど、あまりに毎回やりすぎで同じようなシチュエーションなんで、ちょっと「またその話ですか・・・」な感じだなあ。今回のは原作にもあった場面ではあるんだけど。
しかし、レムスがあんなに隣に座ってるのにリンダ口説こうとするなんて変だろイシュトヴァーン・・・
商人のおやじに変装したルナンが似合いすぎる・・・頬かむりとか特に・・・。本当に聖騎士侯なのかこのおっさん・・・
そうそう、カースロン、公式サイトで見た時から橋本さとしさんに似てるなーと思ってましたが、やっぱ似てるなあ・・・
グインとドードーの対決はちょっぴり期待してたけど拍子抜け。原作ではグインがドードーを持ち上げるところちょっと感動したのになあ。
技も明らかにプロレスって感じでちょっと・・・(汗)締め技で決めようとしてたもんなあドードー。あ、これは原作どおりだったのかな・・・

なんだか今までどおりのペースで進んでいるようなので、後半端折るんだろうなあ。なるべくグインが出てこないところカットするとか。
原作どおりだと最後グイン出てこないんですが、そのあたりはどうまとめるんですかね。
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グイン・サーガ127巻斜め読み(ネタバレ)

2009年06月11日 | グイン・サーガ
ずっと読んでいながらグインの感想なんか書いたことなかったけれど、さすがに今回は・・・
訃報後初めての刊行になったわけですが、事前にはこれで最後の後書きを読むことになるんだろうな・・・と思って、複雑な気持ちでした。
読んでみたら、すっかりいつもの後書きでなんだか拍子抜け・・・
でも、3ヵ月後の話をしていたり、次回の後書きの話をしていたり、そういうのを読むとやっぱりちょっと来ますね・・・
後書きの日付は4月29日。HPの最終更新の翌日ですね。5月7日に入院したそうなので、これが最後の遺稿なのかな・・・それとも書きかけのグイン130巻が最後になるのかな。
なんだか、訃報を最初に聞いた時よりも今の方がだんだん悲しくなってきてます。
昔は一時期かなり心酔してた時期もあったりしたんですが、次第にむしろ好きじゃない作家の部類になってきて、グインも今では「惰性で読んでいる」というよりもむしろ「頑張って読み続けてる」って感じになってました。2ヶ月ごとに出るのをノルマのように頑張って読んでたなあ・・・挫折したら二度と読み直せないと思ったから。
あとがきも、いつも適当に流して読んでいて、楽しみにしていたわけでもないのですが。
それでも、2ヶ月ごとに当たり前のようにあとがきを読んでいて、いつのまにか「いて当たり前の存在」になってたんだなあと・・・。知り合いでも何でもないのに、いつもいて当たり前の人がもういないんだ、と思ったら、なんだか悲しいというか寂しい気持ちになって来てしまってます。
途中からはむしろ好きじゃない作家、だったにも関わらず、栗本薫という作家は、作品やあとがきを通して、長いこと私にとっては身近な、「いて当たり前の存在」になっていんだなあ・・・
人が亡くなるというのは、たとえその人のことを特に好きでなくても、いやむしろ嫌いだったりしても、やはり衝撃を受けるし、悲しかったり寂しかったりするものだなあと、今までの経験から思います。
特に末期がんという、自らの死と向き合って残りの時間を行き続けないといけないという病気を患っていた人が、最後にどんな気持ちだったのかと考えると、悲しくなります・・・最近ガンで亡くなる人が多いので・・・
書くことが何よりも好きだった人が、最後の入院後は途中で闘病記も書けなくなり、どんな思いだったろう・・・と思うとたまらないですね・・・
グインの展開が遅いだのつまらなくなったのだのという文句は、まあ変わらずにあるのですが(汗)それについて故人を責める気にはもうならないかなあ。ご本人が一番心残りだったでしょうから。
病気のことがわかってから展開が明らかに早くなってきてますからね・・・だからタイスに寄り道なんかしなければ良かったのに。(文句言わないんじゃないのか(汗))
どうか安らかにお眠りください。そして、途中までだったけれど、本当にグインは読んでいて楽しかったです。グインを(そしてその他にも面白かった作品全てを)書いてくれてありがとう、という気持ちです。

127巻の感想書いてないですが・・・(汗)
いつも買った後はあとがきを読む→ざーっと斜め読み→時間がある時(移動中など)にちゃんと読む という読み方なので、昨日は斜め読みまで。斜め読みだけでもだいたい話ついて行けるんですけどね・・・(汗)
今回びっくりしたのは、おお、ついに「七人の魔道士」まで話が追いついた! ということですねー。ちゃんと話覚えてる人は126巻ですでに気づいていたようですが。
あの裏でこんなことになってたのか・・・というかそこまでは当時は考えてなかったっぽいですが・・・
しかし、いま裏で「七人の魔道士」をやってるとすると、129巻までにはグインもう出てこないんじゃないかって気がするんですが・・・(汗)
スカールが行方不明気味じゃないで終わりそうなのはちょっとホッとするけれど。
イシュトヴァーンがヤガに行くとか言い出した時は、予想はしてたけどこれでリンダの出番終わりか・・・と思ったけれど、まだマルガ行きがどうこうとかあるのでまだ少しは出てきそうでホッ。
しかしイシュトヴァーンは何をたくらんでいるのか。素直にヤガに行かないような気がするんだけど。ヤガに行くふりして一気にクリスタル占領する気じゃないのかなあ?
このあたりのイシュトヴァーンの目論見が129巻までに明らかになるでしょうか。今のペースだと微妙なところだけど・・・
グラチウスがなんだかイシュトヴァーンがリンダを口説くのを応援してたっぽいので(?)そろそろレムスが出てくるんじゃ・・・とも期待してたんですが、そこまで話が進みそうにはないかな・・・
それでも、なんだかんだと話がかなり動いて来てるので、きっとものすごく気になるところで終わるんじゃないかと・・・
なんだかいろいろ切なくなって来ましたが、あと2巻、ですね。ここまで頑張って来たので、最後まで見届けたいと思います。
アニメが終わったら一度原作読み直してみようかと思ってます。どのあたりから私にとってつまらなくなったかを確認するために。一般的には30巻あたりまで、と言われているようですが、私はもっと早かったかも。リンダが脇に回った時点で終わってた気がする・・・(汗)あ、でもグインとシルヴィアの話とかは結構好きだったかなあ。やっぱり30巻くらいなのか?
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今週のグイン

2009年06月08日 | グイン・サーガ
暇なうちはアニメの感想書いとくかなーと。
あれ、イシュトヴァーンの顔モンゴールの人誰にも見られてないんだけど・・・
原作ではフェルドリックに目撃されてたのが伏線になったんだよなあ?
耳に怪我してるって、あんな見てもよくわからないような傷じゃあ何年も残るとは思えないし。
アストリアスが目撃してると言えば目撃してるけど(顔半分隠してたっけか)、アストリアスが見ててもなあ・・・
というか、マルスの一件の前にもアストリアスはイシュトヴァーンと会ってるじゃん。セム側に人間がいるってことはあいつが・・・とかは思わなかったのか。
まあ、どうせこの伏線が生きてくるところまでアニメでやることはないだろうから、気にすることないのかなー。

おおむね原作どおりなのになんだかあっけないのは、まあ時間が短いのもあるだろうし、群集シーンが紙芝居状態なのもあるんだろうけど(汗)一番の原因は、セム軍が原作ほど追い詰められてる感がなかったからかな。
グインがラゴンを引き連れて現れるところ、ローハン軍がペレンノール野に到着するところといい勝負で感動したもんだけどなあ、昔原作読んだ時は。PJ映画と比べる気はないけどさすがに・・・(PJ映画もあのシーンは原作ほど感動しなかったから、原作のイメージが強すぎるのかもしれないけれど)
双子も捕まるとこまで行かなかったし。ていうか、アストリアス双子殺そうとしてた!? いいのかそれで・・・
助けに現れたイシュトヴァーンの登場もカッコ良すぎ・・・というかなんかベタで笑えました。つーかあそこアストリアス一人しかいなかったのはやっぱ変・・・
リンダがアストリアスをイシュトヴァーンと一瞬間違えるというのはやって欲しかったけどなあ。
スニは吹き矢を仕込んでたのか・・・(笑)結構物騒だなあ。今まで全然使おうとしてなかったけど。
あんな高さから落ちて助かるなんて・・・と思ったけど、ナリスだって大丈夫だったんだから、身軽なセムならありなんだろうな(笑)
ドードーはちょっとカッコ良かったなあ。次回はグインとの対決もちゃんとやってくれるみたいでちょっと楽しみ。(プロレスもとい格闘シーンは悪くないかなと思うので)
しかし賢者カーまで一緒に戦いに来るのはどうなんだろう・・・原作ほど体が不自由ではないみたいだけど、明らかに戦闘要員じゃなかろうに。

とまあなんだかんだツッこみながら楽しく見られるようになって来た気がします。
1話を見た時は、今後見続けるかどうかも悩んだけど・・・見慣れて来たのかなあ、やっぱ。原作も面白い部分に来てるというのもあるかな。
しかし今の時点(10話)でようやく5巻まで。16巻までを26話にどうやって収めるんでしょうかね。

次回はミアイルとかマリウスとかスカールとか登場でちょっと楽しみかな。
リー・ファとかフロリーとかも出てきそう。
「戦士たち」ってらしくないタイトルだけど・・・アルゴスの黒太子+他の人たち、ということでこういうタイトルになったのかな。
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今週のグイン

2009年06月01日 | グイン・サーガ
暇なのでアニメのグインの感想など。
11時前からずっとテレビつけてたので、BSアニメ劇場のキャラクターの番組紹介?も見たんですが、「グインまた捕まっちゃったの?」とか言われているのがなんかウケてしまった・・・(笑)確かにそうだよなあ。

さて、今週はいよいよイシュトヴァーンによるマルス伯丸焼き(汗)の一件になるんですが・・・
えーっ、焼き殺したのマルスさん一人ですか??? マルス一人のためにあそこまで手の込んだことしたの???? 青騎士隊壊滅させて戦力削ぐ作戦じゃなかったの・・・?????
あれじゃあ、マルスが強すぎて普通には倒せないから、わざわざ焼き殺したみたいな・・・(汗)グイン姑息すぎるよ! ということになってしまう・・・
そりゃイシュトヴァーン恨まれるわな、という感じですかね・・・
まさか、兵士たちたくさん描くの面倒だから少人数にしたとかじゃないだろうな~(汗)
毎回ツッこみながら観てますが、今回は笑うというよりも唖然としてしまいましたね・・・

どうもこのアニメ、そもそもクオリティが低いとは思うんですが、戦闘シーンがお粗末なのが悲しすぎる・・・特に集団戦がね・・・
原作では、セムの奇襲とかすごく面白かった記憶があるのに、アニメで観てると何やってるんだかよくわかんないし。
観てて萎えることが多いのですが、それでも気になって観てしまうんだからしょうがないですね・・・

そう言えば、公式サイトで新しいキャラクターとかがupされていて、ミアイルとかフロリーとかかわいくて、ヴァレリウスなんか結構カッコ良かったりして、ほほうと思いながら観ていたんですが。
ふと思ったんですが、どうもキャラクターとか衣装がアニメっぽくて好きになれない、と思ってたんですが、もしかしてそれってリンダとレムスだけだったりして・・・(汗)
そのことに気がついたら、またまた萎えてしまいました・・・それ一番ダメじゃん・・・(なんだかんだリンダとレムスが一番好きなので・・・)
なんであんな不自然なミニスカなんですかねえ。せめてレムスのワカメちゃんヘアだけでもなんとかならないかな・・・後姿観るたびにドン引きしている私・・・
あと、リンダのキャラクター造形も、なんか原作のお姫様故の世間知らずでちょっとお高いところとか、レムスに高飛車なところとか、そういうところが描かれてないので、ただのいい子になっちゃってて、観ていて結構ムカつくというか・・・(汗)原作では一番好きだったのになあ。
レムスも、現実的なだけでそんなに気弱には見えないし。
そして、双子もっと仲良かったと思うんだけど・・・そんなに仲良さそうに見えないのが・・・(汗)
なんか、双子が一番好きだったので、その二人が一番原作と違うように思えて、釈然としないのでした。まあ、それでも最後まで観ますけどね。

しかし、クオリティ低いながら、グインが結構いいなあ、と思ってます。絵柄とか表情も結構カッコイイなあと思うし、声優さんもいいですね。主人公が良いのは救いかなあと思います。戦闘シーンちょっとプロレスだけど・・・(汗)
しかし、今回のアニメは16巻までらしいですが、途中でグインいなくなるよね・・・(汗)どうやって最後まとめるのかなあ。
妹は、16巻の後にあたる、外伝2,4巻あたりの三人の放浪者シリーズが一番面白かったと言ってましたが、確かにあのあたりは面白かったなあ。イシュトヴァーンとマリウスの犬猿コンビ+グインといのがなかなか楽しい取り合わせでした。
まだマリウス本編に出てきてもいませんが、そういうの観られたらちょっといいのになあと思いました。なんだかんだアニメ楽しみにしてるのかな・・・(汗)
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ついに・・・

2009年05月29日 | グイン・サーガ
ついにこの日がやって来たか、という感じです・・・栗本薫さんが亡くなられましたね。
樋口宗孝さんの時もネット落ちしてた時だったので、入院中にあるんじゃないかな、という予感はしてたんですが。
27日の夜、消灯時間が過ぎているのに妹からメールが届いて、「あ、亡くなったな」と思いました。妹は帰宅してから夕刊で知ったそうです。
グイン・サーガをずっと読んでいたので、あとがきで病気のことも知ってましたし、「ガン病棟のピーターラビット」を読んでからは病状も気になって、HPもちょくちょく覗いてました。
12月くらいだか、食事をした後にお腹が痛い、と日記に書いていて、やばいかな・・・と思ってました。父もそうだったんですが、腹水がたまり始めているサインなんですよね・・・
3月くらいには足がむくんでパンパンになって・・・ということも書いていて、これはかなり危ないなあと・・・(家族がガンで亡くなると、ガンがどういう経過をたどるかわかっちゃうから、自分がガンになった時に自分の状態がわかっちゃうよね・・・と妹と話しておりました(汗))
しかし、そんな状態の中ライヴを敢行していたりして、若いから案外大丈夫なのかなあなんて思っていたのですが。
HPの更新日記、だいたい10日くらいのペースで更新していたのが、4/28を最後にずっと更新されてなくて、入院するなら今までは入院前に更新していたのにそれもないし、いよいよかな・・・とこの1ヶ月くらい覚悟はしてました。
毎日YAHOOを観るたび、訃報を見る事になるんじゃ・・・とドキドキしながら。(樋口さんの時も昼休みに職場でYAHOOを観て知ったので・・・。周囲に樋口さんを知ってる人がいなくて、一人で騒いでしまった・・・)
そろそろ危ないんじゃ、と思う人は多かったんでしょうね。だんだん以前書いた「ガン病棟のピーターラビット」の感想の記事のアクセスが増えてまして。で、27日以降はかなりのアクセスになってます。更新してない間にアクセスが上がってるのって(笑)それまでは「ハリー・ポッターと死の秘宝」の感想の記事が一番のアクセスだったんですけどね。
ご主人の今岡清さんも4月下旬に手術をされていて(胃の線種というから初期ガン?)、どの程度回復されていたどうかわかりませんが、さぞ大変だったことと思います。
ついに・・・という思いは強いですが・・・56歳は若すぎるし、もっとやりたいことがたくさんあったと思うし、HPの日記でも常に良くなることを前提に前向きなことを書いていたので(まあ外向けのものかもしれないけれど・・・)、きっと悔いは多かったことでしょう。
今はとにかくご冥福をお祈りいたします。


ついに、と思うのは、やはり「グインの続きはどうなるんだ」という思いがあるからなのですが。
こちらによると、129巻までは完成、130巻の途中で絶筆ということになったそうです。129巻までは刊行し、130巻途中までの原稿も公表する予定だとか。
でも、作者の後書きは次の127巻までだろうなあ・・・と思うと何とも言えない気分です。(6月10日発売だそうです)
正直、1年前、いや半年前だったらそんなにショックでもなかったんですが、今ちょうど話が動いて来た・・・というか、やっとリンダが話の中心に出てきたのになあ、というところで終わってしまうのが残念で。リンダはパロに戻って以来なんかずっと日陰の存在になってた感じで、グインを読み始めた時にリンダと同じ歳だったのもあって結構思い入れはあったので、ずっと残念だったんですよね。
タイスで寄り道してなければもっと話進んだのに・・・と思わずにはいられませんが・・・(いやそこだけの問題じゃないですが・・・(汗))
もう、グインの正体は、とか、ランドックは、とかノスフェラスの秘密は、とかも、なんとなくわかって来たので、むしろこれ以上知りたくないような気もしていたし(なんかあまりにもSFの世界なので・・・(汗))、リンダが豹頭王の花嫁になるところも別に読みたいとも思わなかったし(リンダじゃないってことはあり得ないよなあ)、完結にはこだわってなかったんですけどね。
129巻でどこまで話が進んでいるのかな・・・
そう言えば、アニメを見ていて、グインが「3人の女に出会う」と夢で予言されていたということを思い出しました。すっかり忘れてた・・・
2人はリンダとシルヴィアだとして、3人目はまだ出てこないままだったのかな。それともアウラが3人目の女? まあそんなに気になることでもないんですけど。忘れてたくらいだし(汗)
最終巻までのプロットでもせめて発表されれば、なんてことも言われてますが、当初の予定と大分話変わっていそうだし、そもそもそういうプロットがあるのかどうか。おおまかな途中までのタイトルは決めてあったということですが。
なんだかご本人もあとがきで、先のことは書いてみないとわからないなんてことを書いてましたから、全ては頭の中にあって常に変化していたのかなあと・・・
そういう意味では話の続きも一緒に持って行ってしまったんだなあと思います。
残念ですが、後は残り3冊を読むばかりですね・・・。作者の没後も刊行が続くというのもなんとも言えない気持ちになりますが・・・

そう言えば、サイキックラバーのYOFFYがブログで訃報のことを書いていてびっくり。「グイン」を読んでいたばかりか、なんとミュージカルも観に行っていたらしい・・・! 意外すぎでびっくりでした(大汗)
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なぜかNHKBSアニメを観てます

2009年05月10日 | グイン・サーガ
今シーズンはTVドラマ等全く観ていないのですが(まあもともとあんまり観ないけど・・・)、なぜかNHKBSアニメを2つも観てます。
テレビアニメを毎週見る、ということ自体何年ぶりだ? という感じですが。「十二国記」は集中放送で観たし、「犬夜叉」は最初面白いかと思ったけど原作読み始めたらすぐにつまらなくなって観なくなっちゃったし。(その後原作も挫折しましたが・・・(汗))
でもどっちも録画で観てるんですが。一つは時間早すぎで、もうひとつは遅すぎという・・・
一つはBS2でやってる「グイン・サーガ」。いや原作昔すごい好きだったんで、やっぱ気になりますからねー。(今も読んでますが、すでに根性で読んでいるという感じ・・・(汗))
ミュージカルも観に行ったんだよなあ。色々な意味ですごい代物でしたが(汗)
先に公式サイトで絵柄を見て、なんかすごくアニメっぽいなあ・・・とちょっとガッカリ。特に衣装がファンタジーというよりはいかにもアニメって感じでちょっとなじめない・・・。もうちょっとリアルな衣装にできなかったものか。
グインは結構イメージどおりかなー。アムネリスも。(衣装がキュロット?なのはちょっと・・・)イシュトヴァーンは結構カッコイイかなーと思いましたが、髪の毛長すぎでは・・・(汗)最初見た時びっくりした・・・
あと、レムスの後ろ頭が刈り上がってるのはなんとかならないものか・・・これも動いてるの観て「うわー刈り上がってるー!」とドン引きしました(汗)おかっぱってだけでも引いてたのに。せめて絵柄くらい美少年にして欲しかった・・・刈り上げ王子はないでしょう・・・(汗)
男の子のミニスカもちょっとね・・・(汗)王女様がミニスカなのも変だけど。
で、なんかテレビアニメ観るの自体久々なのでなんとも言えないんですが、なんか絵とかかなり汚いですよね・・・テレビってあんなもの?
演出でも、ここは表情見せるとこでしょ、ってところでロングの静止画みたいになって、もしかして手抜き? と思う場面が多いような・・・(汗)
逆に、目のアップのみ、というのも多いよな・・・(汗)
サントラもどうも馴染めませんね・・・。まあテレビアニメごときで中途半端に生オケとか使ったら、予算の都合上かえって悲しいことになるかもしれないので、あんな感じで良いのかもしれませんが、それにしてもゲームっぽすぎるような。
昔出ていたイメージアルバムとか結構好きだったんですけどねえ。最後にはチェコフィルで録音とかすごいことしてたから、あのレベルでテレビのサントラというのは難しいかもしれませんけど。
そもそもこのアニメ、最初は劇場版とか言ってたと思うので、そのまま劇場版だったらもっとクオリティは高かったかもなあ、と思ったりもしました・・・
あと、脚本がね~。なんかツッコミどころ満載で、毎回唖然としたり爆笑したり・・・ですよ(汗)
ヴァーノン伯爵とかあんな化け物だったっけ? というのもありますが(仮面してた理由が意味不明なままだったし・・・)、2,3話で一番ウケたのはオリジナルキャラクターのスタフォロス城の剣客ですねー。あんだけ引っ張っておいて出番あれだけかよ! という。あんな死に方ではオロも浮かばれないよ・・・お国のためにも戦ってないじゃん。
あ、一話のナリスの登場と退場もかなり笑いましたが(汗)普通死ぬよな、あんなに落下したら・・・(汗)
あと、4話でスニが一言二言喋ったセム語を翻訳するグイン。絶対そんなに長く喋ってないよ! 一体何を訳したんだ? 実はテレパシーなんじゃあ? とここも唖然としましたねえ。
マルス伯もあんな怪力のおっさんだったっけ・・・?
そもそも、全体的な作品の雰囲気もなんか違うような気が。スタフォロス城のエピソードって、原作ではちょっとゴシックホラー的な雰囲気が漂ってたと思うんですが、なんかSFっぽかったよな・・・(汗)
グールとの戦いを、いみじくも「ゲゲゲの鬼太郎みたい」と感想書いてる人もみかけましたが・・・(汗)
とまあ、なんか今イチ面白くないな・・・というところなんですが、唯一声優さんの声はほとんどイメージどおりで、良いんですよね。なんかラジオドラマにした方がいいんじゃ、とか思ったりして(大汗)
グインの声は、最初は無理して声低くしてるような気がしましたが、回を重ねるにつれてイメージぴったりになって来ました。
アムネリスの声がカッコイイですねえ。アムネリスはミュージカルでも元宝塚の人がやっててカッコ良かったんだよなあ。
レムスの声、女性がやってるのかと思ったら、れっきとした成人男性なんですねー。ちょっとびっくりしました。
あと、イシュトヴァーンの声が、滑舌良すぎるというか、端正すぎるような気がするんですが、そんなに気になるほどではないかな。
そうそう、実は一番ショックだったのが、「グイン」のイントネーションでした。今まで私は「グ」が一番高く、下に下りていく感じで発音してたんですが、アニメ見てたら「イ」で上がってンでまた下がるイントネーションだったんですね・・・
まあ確かに「グイン・サーガ」と続ける時には私も「イン」が高くなるように発音してはいましたが・・・
実はミュージカルではグイン・サーガなのにグインが出てこなかったので、今頃になってこんなショックを受けるはめに。
でも、今まで周囲でグイン読んでる人そこそこいたけど、特にイントネーションの違いを感じたことはなかったけどなあ・・・
しかし、私は原作も知ってるので、ツッコミながら別の意味で楽しく???観ていますが、これって原作知らない人が見て面白いと思うものなのかなあ・・・
あ、余談ですが、今日本屋に並んでいる、アニメのキャラクターが表紙の新装版の小説を見てたら、なんか観たことないキャラクターが表紙の巻が・・・
誰これ? と思ってよくよく観たら、もしかしてこれってマリウス・・・?
公式サイトにもまだ絵出てないのにマリウス・・・というかキャラクター相関図に名前すら出てないんですけど(汗)

もう一つのアニメは、BSハイビジョンでやってるスターウォーズ・クローンウォーズ。
映画の続きはテレビシリーズで、というのは聞いてましたが、まさかこんなに早く日本でもやるとは・・・びっくりです。
実写しか見てない人はあの絵柄で引くらしいですが、フィルムアニメの洗礼を受けていると「随分カッコ良くなったじゃん」と思えてしまうという・・・(笑)
テレビシリーズながら、CGアニメというのもあるのかもしれませんが、絵のクオリティも高いし、グインとは随分違うな・・・という印象ですね(汗)さすがアメリカ、かなあ。
内容的には、映画と同じように、お子様向けSWという感じなんですが、私は結構好きです(笑)
アソーカかわいいし。なんだかんだやっぱり主人公はアナキンという感じで、アソーカの目を通して新しいアナキン像が描かれている感もあります。なんてうがちすぎかな(笑)
ただ、アナキンに重点が置かれている分、アソーカが結構優等生っぽくなっているのが映画に比べてやや物足りない気もしますが。
このシリーズ、バトルドロイドが結構おかしいんですよね。オビ=ワンの戦いぶりを見ていて「メッチャ強いっすねー」なんて言ってグリーヴァスにぶっ飛ばされたりとか(笑)
この辺の翻訳も結構好きですね。アソーカがアナキンのこと「Sky Guy」って呼ぶのを「スカぴょん」って訳したり。スカぴょんなんて言われたらさすがに怒るよなあ(笑)
クローン兵たちが主人公の話があって、声優さんが一人で何役もやってるチープ感もたまらなかったです(笑)そういやドロイドの声も一人でやってるんだった。
サントラは映画と同じ人がやってるようですが、映画ではジョン・ウィリアムズのイメージからむしろ離れて、民族音楽みたいな雰囲気でなかなか面白いサントラだったのですが、テレビシリーズでは結構普通ですねー。唯一テーマ曲のアレンジが映画そのままで面白いなーと思う程度で。やっぱりテレビシリーズだと映画ほど凝ったサントラにはできないんでしょうかね。
でも、グインよりはよっぽどいいと思うんだけど・・・比べるほうが間違ってるのかなあ?

とまあそんな訳で、当分はこの2本は観て行くつもりです。
グインはこれから果たして面白くなるのでしょうか?(爆)
クローンウォーズは、EP3にどうやってつながるのか。というかどこまでやるのかな。アソーカはなんでEP3に出てこないことになるのか、それがちょっと気になるところです。
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