トニー賞作品で気になっていつつも英語で観てもわからないだろうなあ・・・とブロードウェイでは観なかった作品、日本語で観られるとあって観てみたいかなと思いつつ、キャスト的にミュージカルとしてはどうなんだろう、と思っていたのですが、演出が勇者ヨシヒコの福田雄一氏と知って観に行くことに(笑)
観てみて、ある程度期待どおり笑えたので良かったです(笑)
おそらくブロードウェイのモノをそのまま忠実に日本人が演じるのは不可能だし、それなら笑いを優先して日本人がちゃんと(?)笑えるように笑いを優先したのは、まあ正解だったかなと。
ミュージカル出てる人で笑いを取れる人も結構いるけど、そういう人を集めてそれっぽく作っても多分違う感じになるだろうしなあ。
ただ、確かに笑えたんだけど、これがトニー賞獲った作品? と言われるとちょっと・・・かなあ。BW版は歌やダンスの場面ももっと笑えたのではないかと想像。
もともと歌でも笑わせる作りにはなってたんですが。だんだん無茶に音程が上がっていくとか。でも、技術のある人がやるからこそ笑える、というのもあるなあ、と感じましたね。
キャメロットがラスベガスみたいなとこだった、という場面のダンスも、アメリカだとウケる設定なのかも、というのはありましたが、もっと笑えても良かったんじゃないかなと。ダンスもそつなくこなしてはいましたけど。(そういう意味では冒頭のフィンランドは結構良かったかもしれない・・・(笑))
「ボイストレーナーにいくら払った?」とか、歌に慣れてないからこそのネタもありましたけど。あと、彩吹真央さんの後に同じメロディで歌うとか(笑)
でもまあ、今の日本だと「どちらか」しか取れないのかなあ。それで笑いを優先した選択にした、というのは、今の時点では正解だったのかな、と思いました。
本筋と全く関係ない、どうでも良さそうな場面が面白かったのが良かったですね(笑)特に二幕の沼地の領主と家来のしつこいやりとりがおかしかったなあ。ホント話の筋と何の関係もない(笑)
その間所在無く窓辺に立ち続けていたムロツヨシさんの領主の息子もおかしかったです。ムロツヨシさん騎士じゃなくてちょっとがっかり、と思ってたんですが、いやいやオイシイ役どころでしたね。
あと、メインの人数が限られてるので、誰か新しい人物が出てくるとその役をやってる人が演じている騎士が脈絡もなくいなかったりとか、そういういい加減なところも面白かったですね。
ところで、観ていてヨシヒコと似た場面が結構あってびっくりしたのですが、後でシアターガイドの福田雄一氏のインタビューを読んだら、そもそもヨシヒコ自体がスパマロットのオリジナルである「モンティ・パイソンのホーリーグレイル」の日本版をやりたくてやったんだ、と知ってなるほど、でした。
主が出てくる場面がヨシヒコの仏が出てくるシチュエーションと似てると思ったのは、こっちがオリジナルだったんですね。(でも声がメレブなところがなんとも(笑))
かわいい動物が実は凶暴、というのをぬいぐるみを使ってやってるところも(笑)ここはホントにヨシヒコのままだったので観ていて「えっ!?」と思いました。BW版もあんなだったんでしょうか。というよりそもそもモンティ・パイソンっぽいネタ? オリジナルを知らないのでなんともわかりませんが。
BW版で「ブロードウェイで成功するにはユダヤ人でないとダメ」だったのが日本向けに「日本で成功するにはコリアンスターじゃないとダメ」という設定に変わってたそうですが、それで「屋根の上のヴァイオリン弾き」の曲が流れてたのか~と納得。このあたりはちょっとK-POP風のフレーズを入れたりとかしたら面白かったんじゃ、と思いますが、曲は変えたらさすがにまずいんですかね。
そんな訳で、それなりに笑えて楽しかったです。おおよその話はわかったし、いつかまたBWで見る機会があったら観てみたいかな。
観てみて、ある程度期待どおり笑えたので良かったです(笑)
おそらくブロードウェイのモノをそのまま忠実に日本人が演じるのは不可能だし、それなら笑いを優先して日本人がちゃんと(?)笑えるように笑いを優先したのは、まあ正解だったかなと。
ミュージカル出てる人で笑いを取れる人も結構いるけど、そういう人を集めてそれっぽく作っても多分違う感じになるだろうしなあ。
ただ、確かに笑えたんだけど、これがトニー賞獲った作品? と言われるとちょっと・・・かなあ。BW版は歌やダンスの場面ももっと笑えたのではないかと想像。
もともと歌でも笑わせる作りにはなってたんですが。だんだん無茶に音程が上がっていくとか。でも、技術のある人がやるからこそ笑える、というのもあるなあ、と感じましたね。
キャメロットがラスベガスみたいなとこだった、という場面のダンスも、アメリカだとウケる設定なのかも、というのはありましたが、もっと笑えても良かったんじゃないかなと。ダンスもそつなくこなしてはいましたけど。(そういう意味では冒頭のフィンランドは結構良かったかもしれない・・・(笑))
「ボイストレーナーにいくら払った?」とか、歌に慣れてないからこそのネタもありましたけど。あと、彩吹真央さんの後に同じメロディで歌うとか(笑)
でもまあ、今の日本だと「どちらか」しか取れないのかなあ。それで笑いを優先した選択にした、というのは、今の時点では正解だったのかな、と思いました。
本筋と全く関係ない、どうでも良さそうな場面が面白かったのが良かったですね(笑)特に二幕の沼地の領主と家来のしつこいやりとりがおかしかったなあ。ホント話の筋と何の関係もない(笑)
その間所在無く窓辺に立ち続けていたムロツヨシさんの領主の息子もおかしかったです。ムロツヨシさん騎士じゃなくてちょっとがっかり、と思ってたんですが、いやいやオイシイ役どころでしたね。
あと、メインの人数が限られてるので、誰か新しい人物が出てくるとその役をやってる人が演じている騎士が脈絡もなくいなかったりとか、そういういい加減なところも面白かったですね。
ところで、観ていてヨシヒコと似た場面が結構あってびっくりしたのですが、後でシアターガイドの福田雄一氏のインタビューを読んだら、そもそもヨシヒコ自体がスパマロットのオリジナルである「モンティ・パイソンのホーリーグレイル」の日本版をやりたくてやったんだ、と知ってなるほど、でした。
主が出てくる場面がヨシヒコの仏が出てくるシチュエーションと似てると思ったのは、こっちがオリジナルだったんですね。(でも声がメレブなところがなんとも(笑))
かわいい動物が実は凶暴、というのをぬいぐるみを使ってやってるところも(笑)ここはホントにヨシヒコのままだったので観ていて「えっ!?」と思いました。BW版もあんなだったんでしょうか。というよりそもそもモンティ・パイソンっぽいネタ? オリジナルを知らないのでなんともわかりませんが。
BW版で「ブロードウェイで成功するにはユダヤ人でないとダメ」だったのが日本向けに「日本で成功するにはコリアンスターじゃないとダメ」という設定に変わってたそうですが、それで「屋根の上のヴァイオリン弾き」の曲が流れてたのか~と納得。このあたりはちょっとK-POP風のフレーズを入れたりとかしたら面白かったんじゃ、と思いますが、曲は変えたらさすがにまずいんですかね。
そんな訳で、それなりに笑えて楽しかったです。おおよその話はわかったし、いつかまたBWで見る機会があったら観てみたいかな。