この間のホビットDVD鑑賞会でツイッターのコメント観ていたら、「ドワーリンはトーリンがいないとくだける」と言っていた方がいて、なるほどと。
いや、袋小路屋敷のはしゃぎっぶりとその後のしかめっ面ぶりがなんか違和感あるなあと思ってたんですが、そうか、トーリンがいるところではトーリンに合わせて?るんですね・・・
そうすると色々と納得できるところが。ドワーリンのビルボへの態度についてなんですが。
ドワーリンがビルボに冷たいのは、戦えなくて足手まといだから・・・だと思ってましたが、オーリのことは結構守ってあげてるんですよね。(ビルボのことも守ってますが・・・)
ドワーリンがオーリを守ってあげてることについて、ドワーリン役のグレアム・マクタビッシュさんがツイッターでこんなことを言ってました。ドワーリンは、オーリが自分から旅に出ると思った、その気持ちを認めているんじゃないかと。
それならビルボも同じじゃん、と思うんですが・・・
しかも、終盤の見張り岩の場面で、トーリンがビルボに最初怒ったようにYou! と言うところでは、一緒になって怖い顔してるし・・・
ビルボが旅に出たことについては、まあ種族が違うし、怪しい決意だったしなあ、とは思えますが、最後はもうちょっとビルボを認めててもいいんじゃないかなあと思ったのですが。自分では助けに行くのに間に合わなかったのを、ビルボが助けてくれたんですから。
ドワーリンがトーリンに合わせてるんだとすると、このあたりも説明つくかな、と思いました。トーリンがビルボをハグした後は、涙をごまかすように上向いて笑ったりとかしてましたかから、本当はビルボのこと認めてたんじゃないかなと。でもやっぱりもう少しトーリンの態度に戸惑っても良かった気がしますが・・・
今後はドワーリンも少しはビルボと仲良くしてくれるといいのですが。(いや、ドワーリン、後はホビットに優しくなってくれたらもう完璧なんだけどな、という。私の理想のドワーフという意味でですが…)
そんなドワーリンとトーリンの関係について、eiga.comの特別映像で興味深いことを言っていました。トーリンとドワーリンは兄弟のように育った間柄だと。
ということは、ドワーリンはトーリンと同世代ってことですね。バーリンは歳の離れた兄ってことですかね。原作だと確か9歳差くらいで、フィーリとキーリの年齢差と同じような感じですが。
バーリンはトーリンの爺や的存在・・・と思ってたけど、年の離れたお兄さんくらいの感覚だったのかな(汗)
一緒に育って一番気が置けない存在(トーリンにとっては)なんでしょうね。プラス、ドワーリンにとってはトーリンを尊敬する気持ちもあるのでしょう。
裂け谷でエルフたちを前にして「油断するな」なんて二人でひそひそ話してましたしね。しかしあのシーン、何度観ても仲良し女子高生(それもちょっと意地悪な(笑))がひそひそ噂話してるような感じに見えて笑ってしまうんですが・・・(汗)
岩の巨人のあと、トーリンがビルボに怒って、「ドワーリン行くぞ」なんて言ってたところは、ガキ大将がちょっと周りから浮いてしまったのわかってて、いきがって子分を引き連れて行こうとしてるようで、あそこもちょっとトーリンかわいくて笑っちゃうんですけど(笑)トーリンも皆ビルボが好きになりつつある空気を感じていて、自分ひとりで怒っているのをわかっていて、ああいう態度になったんじゃないかなーと思って。ドワーリンすらそんなに怒ってなかったですもんねあそこ。I thought we'd lost our burglerなんて台詞、結構ビルボに親しみを持っているような感じがしましたけど。
で、なんでトーリンがビルボを信用しなかったかというと、やっぱりガンダルフの推薦だからだろうなあと・・・
トーリンはガンダルフを信頼している部分もあるけれど、どこか信用しきっていないと思うんですが、それってやっぱりガンダルフがエルフと仲良いからじゃないかなあと・・・
と思ってたら、クロニクル2でリチャード・アーミティッジさんがまさにそういうこと言ってましたね。
信用してない部分もありながらガンダルフを信頼しているのは、やはり誰も助けてくれない自分の旅に協力してくれるからでしょうが、それなのに信用し切れてないって、よっぼどエルフ嫌いですよね・・・
そんなガンダルフに紹介された忍びの者が、まあ使えそうだったらそうでもなかったのでしょうが、本当に忍びとして使えるとは思えなかったのもあって、最初は信用してなかったのでしょうね。
余談ですが、映画ではなんでまた14人目をガンダルフに探してもらったんでしょうね。原作では13人だと不吉だから、でしたが、映画はどうもそんな理由ではなさそうな気がするのですが、名言されてないしなあうーん。
しかし、ビルボへの不信感が決定打になったのは、裂け谷以降じゃないかなと。
裂け谷より前、トロルに捕まった時などは、まだそんなに怒ってなかったのに、裂け谷後の岩の巨人の時は、「そんなに怒るか?」という場面でムチャクチャ怒っていたトーリン。(さすがのドワーリンもきょとんとしてしまうほどの・・・)
多分、ビルボが裂け谷を気に入ってしまって、エルフに親しみを感じているのが気に食わなかったんでしょうね。裂け谷を発つ時、名残惜しそうに振り返るビルボのこと見張ってましたしね。(怖)
劇場版ではカットされたようですが、ビルボがエルロンドと話している場面の画像とか映像とかも出てましたし、最初の予告ではビルボがナルシルを見る場面なんかもありましたね。ドワーフたちが裂け谷の家具を燃やして焚き火していた間(汗)ビルボは裂け谷を散策して満喫?していたのでしょう。
そのビルボのエルフへの共感が、トーリンのあの行き過ぎなビルボへの不信感になっていたんだろうなあと思います。
でも、そこまでエルフが嫌いなのに、ビルボの勇気を認めてくれたというのは、もしかしたらトーリンが一歩進んだことなのかなあと思ったりします。エルフが好きな奴でも信頼できる人物はいるんだと認めたということなのではないかなと。
ただ、まだまだトーリンのエルフへの不信感は続きますからねえ・・・終盤の展開もあるし。最後にどうなるか、でしょうか。
ドワーリンも、トーリンがビルボを信頼するようになって、ビルボへの態度も変わるかなあ。そのあたりもちょっぴり期待したいですね。
いや、袋小路屋敷のはしゃぎっぶりとその後のしかめっ面ぶりがなんか違和感あるなあと思ってたんですが、そうか、トーリンがいるところではトーリンに合わせて?るんですね・・・
そうすると色々と納得できるところが。ドワーリンのビルボへの態度についてなんですが。
ドワーリンがビルボに冷たいのは、戦えなくて足手まといだから・・・だと思ってましたが、オーリのことは結構守ってあげてるんですよね。(ビルボのことも守ってますが・・・)
ドワーリンがオーリを守ってあげてることについて、ドワーリン役のグレアム・マクタビッシュさんがツイッターでこんなことを言ってました。ドワーリンは、オーリが自分から旅に出ると思った、その気持ちを認めているんじゃないかと。
それならビルボも同じじゃん、と思うんですが・・・
しかも、終盤の見張り岩の場面で、トーリンがビルボに最初怒ったようにYou! と言うところでは、一緒になって怖い顔してるし・・・
ビルボが旅に出たことについては、まあ種族が違うし、怪しい決意だったしなあ、とは思えますが、最後はもうちょっとビルボを認めててもいいんじゃないかなあと思ったのですが。自分では助けに行くのに間に合わなかったのを、ビルボが助けてくれたんですから。
ドワーリンがトーリンに合わせてるんだとすると、このあたりも説明つくかな、と思いました。トーリンがビルボをハグした後は、涙をごまかすように上向いて笑ったりとかしてましたかから、本当はビルボのこと認めてたんじゃないかなと。でもやっぱりもう少しトーリンの態度に戸惑っても良かった気がしますが・・・
今後はドワーリンも少しはビルボと仲良くしてくれるといいのですが。(いや、ドワーリン、後はホビットに優しくなってくれたらもう完璧なんだけどな、という。私の理想のドワーフという意味でですが…)
そんなドワーリンとトーリンの関係について、eiga.comの特別映像で興味深いことを言っていました。トーリンとドワーリンは兄弟のように育った間柄だと。
ということは、ドワーリンはトーリンと同世代ってことですね。バーリンは歳の離れた兄ってことですかね。原作だと確か9歳差くらいで、フィーリとキーリの年齢差と同じような感じですが。
バーリンはトーリンの爺や的存在・・・と思ってたけど、年の離れたお兄さんくらいの感覚だったのかな(汗)
一緒に育って一番気が置けない存在(トーリンにとっては)なんでしょうね。プラス、ドワーリンにとってはトーリンを尊敬する気持ちもあるのでしょう。
裂け谷でエルフたちを前にして「油断するな」なんて二人でひそひそ話してましたしね。しかしあのシーン、何度観ても仲良し女子高生(それもちょっと意地悪な(笑))がひそひそ噂話してるような感じに見えて笑ってしまうんですが・・・(汗)
岩の巨人のあと、トーリンがビルボに怒って、「ドワーリン行くぞ」なんて言ってたところは、ガキ大将がちょっと周りから浮いてしまったのわかってて、いきがって子分を引き連れて行こうとしてるようで、あそこもちょっとトーリンかわいくて笑っちゃうんですけど(笑)トーリンも皆ビルボが好きになりつつある空気を感じていて、自分ひとりで怒っているのをわかっていて、ああいう態度になったんじゃないかなーと思って。ドワーリンすらそんなに怒ってなかったですもんねあそこ。I thought we'd lost our burglerなんて台詞、結構ビルボに親しみを持っているような感じがしましたけど。
で、なんでトーリンがビルボを信用しなかったかというと、やっぱりガンダルフの推薦だからだろうなあと・・・
トーリンはガンダルフを信頼している部分もあるけれど、どこか信用しきっていないと思うんですが、それってやっぱりガンダルフがエルフと仲良いからじゃないかなあと・・・
と思ってたら、クロニクル2でリチャード・アーミティッジさんがまさにそういうこと言ってましたね。
信用してない部分もありながらガンダルフを信頼しているのは、やはり誰も助けてくれない自分の旅に協力してくれるからでしょうが、それなのに信用し切れてないって、よっぼどエルフ嫌いですよね・・・
そんなガンダルフに紹介された忍びの者が、まあ使えそうだったらそうでもなかったのでしょうが、本当に忍びとして使えるとは思えなかったのもあって、最初は信用してなかったのでしょうね。
余談ですが、映画ではなんでまた14人目をガンダルフに探してもらったんでしょうね。原作では13人だと不吉だから、でしたが、映画はどうもそんな理由ではなさそうな気がするのですが、名言されてないしなあうーん。
しかし、ビルボへの不信感が決定打になったのは、裂け谷以降じゃないかなと。
裂け谷より前、トロルに捕まった時などは、まだそんなに怒ってなかったのに、裂け谷後の岩の巨人の時は、「そんなに怒るか?」という場面でムチャクチャ怒っていたトーリン。(さすがのドワーリンもきょとんとしてしまうほどの・・・)
多分、ビルボが裂け谷を気に入ってしまって、エルフに親しみを感じているのが気に食わなかったんでしょうね。裂け谷を発つ時、名残惜しそうに振り返るビルボのこと見張ってましたしね。(怖)
劇場版ではカットされたようですが、ビルボがエルロンドと話している場面の画像とか映像とかも出てましたし、最初の予告ではビルボがナルシルを見る場面なんかもありましたね。ドワーフたちが裂け谷の家具を燃やして焚き火していた間(汗)ビルボは裂け谷を散策して満喫?していたのでしょう。
そのビルボのエルフへの共感が、トーリンのあの行き過ぎなビルボへの不信感になっていたんだろうなあと思います。
でも、そこまでエルフが嫌いなのに、ビルボの勇気を認めてくれたというのは、もしかしたらトーリンが一歩進んだことなのかなあと思ったりします。エルフが好きな奴でも信頼できる人物はいるんだと認めたということなのではないかなと。
ただ、まだまだトーリンのエルフへの不信感は続きますからねえ・・・終盤の展開もあるし。最後にどうなるか、でしょうか。
ドワーリンも、トーリンがビルボを信頼するようになって、ビルボへの態度も変わるかなあ。そのあたりもちょっぴり期待したいですね。