こちらのブログでは全く言及して来なかったですけど(^^;)アマゾンプライムのオリジナルドラマ、「ロードオブザリング 力の指輪」の配信もいよいよ9月2日と迫ってきました。
ここに来て第4弾となる予告編が公開されたのですが、ようやく話題にできるような音楽が付いてきたので、ちょっと記事にしてみようかなと思いました。
ちなみにこの「力の指輪」ですが、日本のメディアではなかなか詳細が報道されておらず、内容について誤解されている方も多いように見受けられます。
こちらの記事でわかりやすくしかも詳しく説明されていますので、ぜひ読んでいただければと思います。
軒の下さんには力の指輪関連の情報でも大変お世話になっています。記事に書く力の指輪関連の情報はたいていこちらにお世話になっています。
ドラマについてざっくり説明すると
●舞台は第二紀。LotRホビットでおなじみの登場人物としては、若き日のガラドリエルとエルロンドが出て来ます
●ドラマ化の版権がある原作は「指輪物語」「ホビット」のみなので、「シルマリルの物語」「終わらざりし物語」ではなく、指輪物語の「追補編」の内容が原作となるもよう
●オリジナルの要素もあり、ホビットの祖先、ハーフット族が登場したりもします。
というようなところです。詳しくはぜひ上記の記事を読んでくださいね。
さて「力の指輪」の音楽ですが、ハワード・ショアさんが起用されるとメディアで発表があったものの、公式には未だに発表されていなくて、本当にショアさんなの?と疑う日々…(^_^;)IMDbには名前が載ったそうですが。
また、音楽はショアさんの他にもう一人いるという話もかなり前から出ていますが、こちらも全く発表がなし…(メディア報道も含めて)
もう一人というのはウォーキングデッド、エージェントオブシールドやアウトランダーなどの音楽を手がけるベアー・マクレアリーさんだというのですが、果たして本当なのか?
というような状況下にあるという事をお伝えしておきます。
(注:7月21日時点での情報です)
さて肝心の予告第4弾がこちら。
英語版はこちら
いきなり結論から言いますと、途中から流れるヴォーカル曲がおそらく本編でも使用される本物のサントラ?で、この予告の他の部分の音楽はこのヴォーカル曲をフィーチャーした予告用の音楽だろう、というのが私の予想です。
おそらくショアさんの手によるものではないでしょう。(ヴォーカル曲については後述)
まず、音楽全体が3/4拍子です。明らかにヴォーカル曲に合わせています。
冒頭のフレーズが裂け谷のテーマと共に流れるWeakness and Redemptionというテーマに似ていて、最初聴いた時は「裂け谷⁈」と思いましたが、おそらくこれもヴォーカル曲に合わせたものだと思います。
ヴォーカル曲の前奏というか伴奏というか…このフレーズと一緒にヴォーカル曲を歌ってみるとフィットしますよ。
私はこのフレーズは偶然にWeakness and Redemptionテーマに似たのではないかと思っていますが、どうでしょうか。
それとも、あえて狙ってLotRの既存の音楽に寄せたということもあるでしょうか?
どちらにしても、LotRに出てくるWeakness and Redemptionテーマとして扱われているわけではない、というように思います。
後半に出てくる音楽も、ヴォーカル曲の最初の3音の変奏のように聞こえます。最後はかなりわかりやすくヴォーカル曲の最後のフレーズの繰り返しですね。
ヴォーカル曲以外の部分の音楽は、打楽器もコーラスも割とハイテンションで、予告用の盛り上げる音楽っぽいなあという印象です。
あと、ショアさんの曲ではないと思うのは、実はかなり直感です(^_^;)なんか違うな~、ピンと来ないな、というレベルの。
ピンと来ないと言えば、予告第一弾のタイトルロゴ作成トレイラー?の音楽がありました。
ショアさんの既存曲に似たフレーズが散りばめられていて、「これはショアさんでしょ⁈」と思いつつも、一抹の違和感というか「ピンと来ない」感じもありました。
で、蓋を開けてみればショアさんではなかったので、直感は信じてみるものだな…と思いました。
もちろん今回は直感がはずれたということもあり得ますが(^_^;)
それにしても、あそこまでショアさんっぽいフレーズを真似て曲を作るとは、一体どこの職人の技⁈と、今でも誰が作った曲なのか気になってます(笑)
話が逸れましたが、第4弾予告のヴォーカル曲についてです。
これはぱっと聴いた時から、今までの予告用の曲とは違う、本編用に作られた曲だな、と感じました。
哀愁漂う、それでいて素朴で力強くもある、素敵な曲ですね。歌詞の内容からも、場面通りホビットの祖先ハーフット族の少女エラノール(ノリ)をフィーチャーした曲に思えます。
この曲、力の指輪のテーマ曲ってことあるでしょうか?もしそうなら、ハーフットが主人公扱い⁈とホビット派としては興奮してしまうのですが(笑)
この曲がショアさんによるものかどうかは、なんとも言えません。なんとなくショアさんっぽくない気もしますが、これもただの直感なので(^_^;)
どちらかというと、もう一人の作曲家という噂のベアー・マクレアリーさんっぽい気もするのですが、アウトランダーの民謡調のサントラのイメージだけで言ってるところはあります(^_^;)
ショアさんも民族音楽や民謡っぽい音楽も手掛けているので、ショアさんだったとしても全くおかしくはないと思います。
とどっちつかずになって来ましたが、まあ事前の予想なので、ここは「ショアさんじゃない」という予想ということにしておきます。
というように予想してみましたが、さて実際のところはどうでしょうか。
諸々が明らかになる前に、こんなこと考えてたという証拠としてこの記事を上げておこうと思います。
※冒頭にも書いた通り、7月21日時点での予想です。7月22日以降に明らかになった情報については改めて書く予定です。もっと早く書いておけばよかったな…