ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

アメリカLotRお買い物情報?その2 フィギュア

2004年08月16日 | 指輪物語&トールキン
さて、アメリカで見かけたLotRフィギュアのお話です。
トレカが最大の目的だったのですが、探し回っているうちに色々なフィギュアを見ました。
トイビズの戴冠式セットも実物を見ました! エオウィンとファラミアの戴冠式衣装に興味森々だったのですが、実物を見たら顔も衣装も今ひとつだったので買うのは思いとどまりました。エオメルの鎧は良かったんだけど。トイビズのフィギュア、鎧とかはいいんだけど、普通?の服がなあ・・・バービーじゃないから仕方ないか?
同様の理由で、ホビッツ5人の灰色港バージョンも見送りました。4人の帰還の衣装だったらちょっと考えたかもしれませんが・・・
あと、かなり迷ったのが、ギムリの戴冠式の衣装フィギュアでした。戴冠式なのになぜか斧構えてるので最初わからなかったですが(汗)これは見送ったのは、衣装の色がなんだか冴えなかったからでした。映画ではロイヤルブルー(違う?(汗))のカッコイイ衣装なのに、なんだか鎧だかなんだかわからないような色なんですもん・・・
あと、日本でも売ってますが、アラゴルンとレゴラスの18インチフィギュアはさすがの精巧さですね。特にアラゴルンがよく似てる! LotR展で衣装見た後だったので、忠実に作られてるのがわかって面白かったです。
このフィギュア、ちょっと惹かれたのが精巧なミニチュアの武器なんですよね。私レゴラスファンでは全然ないのですが、レゴラスの武器はちょっと好きでして。特にあのナイフが。なんとかナイフだけ入手できないものかと考えてしまいましたよ(笑)このサイズの武器シリーズとか出たら買い集めちゃうのになあ・・・(←なくて幸いかも・・・)
あと、サム、フロド、ゴラムの滅びの山セットとかあって、そうか、フィギュアって映画の場面を再現して遊ぶものなのか、といまさら気がついたりして。どうでもいいですが、トイビズのフィギュア、サムの顔ショーン・アスティンにかなりそっくりですよね・・・
そんな私がついに手を出して(笑)しまったのがこちらのフィギュアでございます。

ARTASYLUMというところから出ているLotR minimatesというシリーズです。最初見た瞬間に「ウッ」と思いました(笑)
これ、2体ずつのセットが5種類と3体ずつのが2種類あるのですが、組み合わせが微妙です。
2体ずつのがレゴラス&ギムリ、白のガンダルフ&セオデン(私帰国するまでボロミアだと思ってました・・・セオデンなら買っとけば良かった(笑))、サルマン&グリマ、フロド&ウルク=ハイ(なぜ・・・)、アラゴルン&ウルク=ハイ(これはまだわかる)、
3体ずつのセットは白のガンダルフ、フロド、ゴラムと、アラゴルン、レゴラス、サルマン(なんでサルマン・・・これも帰国するまでガンダルフだと思ってました)という組み合わせで、3体セットには1つ隠しフィギュアが入ってます。
この妙な組み合わせのフィギュアが、なぜか皆袋小路屋敷のパッケージに入っているという理不尽さ(汗)
そして、小道具が妙に凝っててマニアックなのです。フロドにはちゃんとつらぬき丸、ガンダルフには杖とグラムドリングとかついていて、ゴラムにはちゃんとさかなが!(笑)
そして、フロドパッケージを開けたら、ちゃんと小さい指輪が紐にくっついてるのが入ってる~!(笑)一応指輪かけて写真撮ったのですが、写ってるかな?
グリマはちゃんと口の端から血を出していたりと、みょうに映画に忠実でマニアックなんですよね~(笑)
何より理不尽だなーと思ったのが、これ全種類集めようとしたら、どうしても白のガンダルフが2体になっちゃうということですね(笑)
というわけで、私はレゴラスとギムリに、ゴラムのさかなに惹かれてガンダルフ、フロド、ゴラムセットを購入してしまったのでした。隠しフィギュアはウルク=ハイでした(笑)
そのうちこれ使って遊んでデジカメで撮ろうと思っているのですが、このメンバー使って遊ぶのってかなり難しいような(汗)ガンダルフが白なのがまたむずかしさ倍増です(汗)ウルク=ハイなんか出てきちゃったからますます難しいことに・・・うーむ。
しかし、N.Y.でお買い物してきたのがこんなものだなんて、あんまり人には言えないことでした・・・(笑)
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アメリカLotRお買い物情報?その1 カードを探して・・・

2004年08月15日 | 指輪物語&トールキン
写真を取り込めたので、しばらく写真つき日記に挑戦してみようと思います。と言っても、今回はそんなに載せられるような写真ないんですが。
コンサートと展覧会はレポート書くので、レポートに載らない買い物の話などを。
今回は一人だったもので、もう好き勝手にフラフラとひたすら指輪グッズを求めてさまよいました(笑)
一番の目的はTOPPSのRotKのUPDATE EDITIONだったのですが、N.Y.なら手に入るだろう・・・と思っていたら甘かった(汗)結局N.Y.では全然買えなかったのです・・・
アメリカでは、カード類が買えるのはCOMIC SHOP、いわゆるアメコミのマンガをメインで売ってるお店ということになるみたいです。ずらーっと店内にマンガが並んでいて、(それも雑誌みたいなペラペラに薄い奴)フィギュアとか、店によってはCDやDVDも置いてある、そういうお店が多かったです。
N.Y.では、以前N.Y.在住だった方がTTTのUPDATE EDITIONをボックスで買ったというお店を教えてもらっていたのですが、そこでは売っていなかったのです。お店の人に「LotRのカードないのか」と訴えたら、「今はないみたいだね」と言われて、お店の名刺を渡されました。通販しろということなんでしょうか・・・
ちなみにここはエンパイアステートビルの南側にあるお店です。店の名前は「JIMなんとか(汗)'S UNIVERSE」という名前だったのですが、渡された名刺によるとTHE COMPLEAT STRATEGISTという店のようですが・・・ボストンにもあったんだなあ。
ここでは結局マグネットを3種類購入。馬上のレゴラスとギムリにら剣を持ったメリピピ、そしてFotRの剣を持ったホビッツ4人です。冷蔵庫に貼り付けてあります(笑)
続いて行ったのが、ロンドンでは最大級の品揃えを誇るForbidden Planet。ブロードウェイ沿いの13th Streetあたりにあるのですが、ここもアメリカらしくコミックが主体のお店でした。フィギュアとかは充実してましたが、ここでもカードは買えず。
この他「地球の歩き方」に出ていたお店が2件ほどあったのですが、なぜか辿り着けなかった私(汗)方向音痴のせいなのか、店が変わってしまったのか・・・
たまたま通りがかったトレーディングカード専門店のようなところも、スポーツものが主体で、RotKの以前出たカードのコンプリートセットなどは売ってましたが、UPDATE EDITIONはありませんでした。
途方に暮れてふらふらしていると、40th Streetと7th Avenueの角という、タイムズスクエアのすぐ近くという場所で、Midtowm Comicsという大きな店を発見。何度も通っていたのですが、2階にあったために気がついてなかったという・・・(汗)
しかしここでもTOPPSは売ってなかったのでした。しかし、ここではヒルデブラント兄弟の画集?を購入。結構ボロボロだったのですが、amazonとかで買うより安いかもなあと思って・・・
グランドセントラルステーションの近くにも支店があると知り、そこでもやはりカードはなかったのですが、ここではフィギュアを買いました。フィギュアの話はまた改めて・・・(笑)
という訳でN.Y.では全敗だったのですが、実はカードはボストンで買えました。なんとLotR展の売店に置いてあったのです(汗)
そして、ボストンでは他でもたまたま通りがかったコミックショップで買うことができました。お店の名前とかチェックしなくて悔やまれるのですが、Newberry StreetをPludential Centerのあたりから西に向かってしばらく歩いたところにありました。
ここではなんとDecipherの映画に出てこなかった人物やアイテムの画像が出ているバージョンのカードも売っていて、ためしに1袋かってみたら、なんと! メリーのマークの角笛が出てきたんですよ!!
(こういう画像載せるのまずいかな、と思いつつ、ピント合ってないからいいかなーなんて(汗))


ただ気になるのは、この角笛ひょっとしてLotR展に出てなかったか・・・?ということです・・・似たようなのはあったような気がするのですが。すでに2回目見終わった後だったのが悔やまれます。
なにやらジョッキと一緒に机に置いてあるので、ホビット庄に帰ってからの光景かな、なんて妄想してしまいます。
肝心のTOPPSの方ですが、結構モンスター中心の画像が多かったのでちょっとがっかりでした。ゴラムなんてまたコマ送りのように同じシーンの画像が続いてたりして・・・
でも、指輪棄却後の画像は少ないながらなかなか良かったです。せめてそのあたりだけでもトレードで揃えられたらなあと思っているのですが、もうちょっと時期はずれかなあ・・・
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アメリカのLotRファンの印象など

2004年08月14日 | 指輪物語&トールキン
今回アメリカでは、コンサートや展覧会などアメリカのLotRファンが集まる場所に行ったもので、アメリカのLotRファンを観察する?機会に恵まれました。Comic-conとかそういうイベントに行けばもっと熱狂的なファンにたくさん会えるのでしょうが、逆におとなしめ?のイベントなので、幅広い層のファンに会えたかなーと思います。
まず印象的だったのが、結構年配の方が多かったということです。コンサートなど特に年配の方が多かったのです。(5,60代とか、それ以上に見える人も)
コンサートに来ているだけなら普段からピッツバーグシンフォニーを聴いている人かな、とも思うのですが、開演前にハワード・ショアのQ&Aがあったのですが、質問に並んでいた人に結構年配の方が多くてびっくりしました。いや、びっくりしたというのは失礼なのですが(汗)日本だとこうはならないだろうなあ、と・・・
もしかしたら指輪ファンではなくハワード・ショアのファンという人もいるかもしれないですが、とにかく質問の内容もマニアックというか、濃い内容の質問のようで、(そして私にはさっぱり理解できませんでした(汗))アメリカのファン層の厚さにびっくりして、そしてちょっと嬉しくなりました。
これはボストンのLotR展でも感じました。親子連れや、孫を連れたおじいちゃん、おばあちゃんが結構いましたが、ちらちらと会話を聞いていると、どうも親や祖父母の方がLotRファンでは、と思われる雰囲気の人たちが多かったです。展示物をみながら「ほら、これは~だよ」とか説明してる人が多いんですもん。子供に質問されて答えてあげてたりとか。熱心に展示を見ている人が多かったですね。
これって、きっと昔から原作のファンだった人たちなんでしょうね。60年代、70年代からファンだった大人たちがこんなにたくさんいる、ということに、アメリカのファン層は厚いわけだよな、と思いました。
日本でも昔から原作ファンという方は結構いらっしゃると思いますが、ベストセラーだったアメリカとは絶対数が違いますよね。邦訳された時期もアメリカよりも10年以上遅いわけですし。日本では今の時点では映画から入った若いファンの方が圧倒的に多いでしょうね。
LotR展は日本ではないのでその点は残念ですが、今月末のコンサートではどのような年齢層の観客が集まるのでしょうか。それもちょっと楽しみだったりします。
あ、もちろんアメリカにも映画から入ったティーンエイジャーのファンもたくさんいました。コンサートはチケット代も高いし、逆に若い子は少なかったのかもしれませんが・・・
コスプレしていたのはなぜかローティーンの女の子しかみかけませんでしたね。コンサートではホビットばかり見たのですが(笑)LotR展ではアルウェンと思われるコスプレの女の子ばかり見ました。ただし、ちょっとオリジナルっぽい衣装でしたが・・・
LotR展で、フロドのところのビデオ解説の最後にちらっとビリー・ボイドが出てくるのですが、それを見て「ほら、ピピンだよ」と声をかけられた女の子が「ほんと?」とビデオのところに駆け寄るなんて場面を目撃してしまったのですが、こういうのは日本と変わらないなー、と思って微笑ましかったです。
そう言えば、ピッツバーグからボストンに飛行機で移動するとき、機内に「The Book of Lost Tales」を持って入ってきた人がいたんです。私と同じようにコンサートを見てからLotR展に移動していたのか、それともコンサートを聞きにボストンからピッツバーグに来ていたのかはわかりませんでしたけど。LotR展ではみかけなかったと思いますが・・・。ちょっと同士を見つけたような気がして嬉しかったです(笑)
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機内上映で出会ったLotRキャストたち

2004年08月13日 | 指輪物語&トールキン
欧米に旅行するときの楽しみは機内上映の映画です。まあ小さな画面で音もよく聞こえませんが、タダでいろんな映画を見られるのは得した気分になる?ので。
5月にイギリスに行った時のヴァージン・アトランティックでは50種類以上の映画から好きに選べるという素晴らしいシステムで、(システムバグも多かったけど・・・)思わず行きも帰りもRotKを見てしまったものでしたが(しかも行きは途中でシステムリセットがあったので、シェロブの洞窟まで見てからまた最初から見た)、今回は6種類(うち日本語吹き替え3種類)から選ぶというごく普通のシステムでした。で、LotRキャスト出演の作品が結構ありました。(ちなみにファーストクラスでは行きはRotKがあったようですか、帰りの8月にはなくなってました。ちょっと寂しい・・・)
行きの飛行機では、英語でヒダルゴを見ましたが・・・今ひとつ訳がわからず(汗)何であのレースに出ることになったのかとか、レース終わったと思ったらまたやってるよ、とか(汗)
が、なんと帰りの飛行機では、月が替わっていて、日本語吹き替えがあったんですよ。という訳で、なんと二回も見てしまいました(笑)
いやー、予告を見た限りではあまり面白そうじゃないなあと思ってたんですが、予想外にいい映画でした。さすがヴィゴが選んだ脚本かなあと。感想はそのうち映画カテゴリで書けたらいいなと思いますが。
あと、アラゴルンはあまりカッコ良いと思ったことがない私でしたが(汗)この映画ではヴィゴかっこいい、と思いましたね。主演の器だなあと・・・これなら映画館に観に行っても良かったなあ。
うーん、こうなってくると「マスターアンドコマンダー」見なかったのが悔やまれて来ましたね・・・そのうちどこかでリバイバル上映したら観に行こう・・・
あと、リヴ・タイラーが出ているJersey Girlもやってました。日本語版なかったので観ませんでしたが。
あ、LotRのパロディがあると聞いた「シュレック2」も見ました。パロディの場面が最初の方で良かった・・・途中で寝てしまったので(汗)しかし、このくらいの内容だと英語でもだいたい話がわかってしまうあたり、やっぱり「ヒダルゴ」とは違うなあと(汗)
しかし、一番のインパクトは帰りの飛行機で、面白くなさそうだったので一番最後に見た「First 50 Date」だったかも・・・
何気なく見ていたら、ドリュー・バリモアの弟役(吹き替えでは弟と言ってたような気がするのですが、もしかして兄?)がショーン・アスティンに見えるんですよね・・・
でもドリュー・バリモアの弟ってのも無理があるし(汗)何よりも、薬飲んでまで筋肉増強に執念を燃やすムキムキボディの役なんですよね・・・(汗)これ本当にショーン・アスティンだろうか? でもどう見てもあの顔はショーン・アスティンだよなあ・・・と悩みながら見てましたが、エンドクレジットでやはりショーン・アスティンだったことを確認。
いやー、すごい人ですねえ・・・ダイエットのついでに肉体改造までしてしまったのか(汗)出発点を考えると、プラピ以上にすごい肉体改造だと思います・・・うーん、尊敬。
結構アホな役なのですが、こんな役を引き受けたのもひょっとしてダイエットのため? なんて思っちゃいましたよ(汗)
映画の内容の方も、もっとくだらないラブコメかと思ってましたが、意外に良かったです。個人的にはセイウチが出て来て楽しかったです。セイウチ好きなんですよ!
しかし、一番残念だったのは、8月になったら行きの飛行機でイライジャ・ウッドが出ているETERNAL SUNSHINEが英語のみでしたが見られたということでした。んー、帰りの便で見られたら良かったのに・・・でもそうしたら「First 50 Date」見なかっただろうけど・・・
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RotK CEの特典映像

2004年08月11日 | 指輪物語&トールキン
時間ないよー、と言いつつ、やはり昨夜はちょこっとだけCEの特典映像を見てしまいました。最初の二つだけですが。
これ、多分アメリカで公開前に放映されたテレビ番組なはずですが、ダブってるインタビューや映像があまりに多くてびっくりしました(汗)うーん、同じディスクの特典映像でこれって・・・なんて思ってしまいました。
しかし、こういう映像を見ていると、やっぱりすごい映画を作ったんだなあ・・・という気になります。ストーリーの改変にひっかかってしまうと忘れがちなのですが、美術や映像が素晴らしいのは確かなんですよね。ボストンのLotR展でも目の当たりにして来ましたが。
そして、PJのRotKに対するコメントを聞いていて(というか字幕読んでですが)、やっぱりなあ、と思いました。PJはRotKが一番撮りたかった話だといい、そのテーマを「友情、信頼」とか何とか言っていたのですが(言葉はうろ覚えですが)、それは確かに「指輪物語」の主要なテーマではありますが、一番わかり易くて一番浅い部分でもあるよなあ、と・・・
もちろん、「指輪物語」に感動する人の多くはこの部分に一番感動するのだと思いますし、私自身もそうです。そういう意味ではもちろん間違いでもハズしているわけでもないのですが、でも「それだけじゃないよなあ」という思いがどうしてもありまして・・・だからRotKを初めて見た後、どうしても安っぽいように思えてならなかったんだなあ、と納得しました。
そして、ゴラムについてコメントされているのを見ながら、あのRotKのゴラムの改変は、ゴラムをフロドとサムの友情に亀裂を入れて試すための存在として扱ってしまったからなんだなあ、というのも感じました。ゴラム自身の悲しみが、TTTであれだけ描かれていたのにもかかわらず、あまり感じ取れなかったのもそのせいなんだろうなあ、とか・・・
こんなこと書いてますが、RotKは見るたびに泣きまくっていますから、決して嫌いなわけではありません。(素直に泣けるようになるまでちょっと時間が必要でしたが)原作の場面のアレンジの仕方も場面によっては素晴らしいと思います。昨日ちょこっと原作の滅びの山の場面を読んでいたのですが、フロドが這いながら滅びの山を登ろうとする場面や、「食べ物の味も川のせせらぎも思い出せない」と言う場面が、映画では「黒門開く」の場面でとても美しくアレンジされていたんだなあ、と感心していました。原作の淡々とした描き方もまた別の涙を誘いますが。(ただ、その後フロドを背負うサムは、映画の叫びながら背負うサムよりも、原作の優しくそっと背負ってあげるサムの方が好きですがね・・・(汗))
それにしても、灰色港のエピソードが入ってくれたのは本当に良かったと思います。解釈が原作と違っててもこの際良いんです。袋小路屋敷でのフロド、馬車の中のフロドとビルボ、そして灰色港のあの場面があったことで、ようやくFotRでも感じられた「友情と信頼」だけではない「指輪物語」の世界を最後に感じることができたのは本当に良かったと思います。
なんだか特典映像の話からかなりズレてしまいましたが(汗)そんな訳で特典映像を色々観ることはRotK映画について色々と気持ちを整理する良い機会になりそうな気がします。
あ、メリーがセオデンに忠誠を誓う場面がちらちらと流れていて嬉しい限りです。あと、期待していたサムがフライパンや鍋を捨てる場面、結構あっさり投げ捨てていたように見えたのがやや寂しいのですが(汗)これはSEEで実際に見るまではなんとも言えませんよね。

あ、話は全然違いますが、さきほど「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で幼少の頃のイライジャ・ウッドを見ました。いや、かわいい子供ですね~(笑)
マイケル・J・フォックスも久々にみたらとてもかわいかったです・・・(汗)
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アメリカ指輪旅行総括

2004年08月09日 | 指輪物語&トールキン
という訳で昨日アメリカから帰って参りました。
ピッツバーグのLotRコンサートとボストンのLotR展、そしてN.Y.でTOPPSのトレカ購入・・・の予定だったのですが、N.Y.ではなぜかTOPPSもDECIPHERも全然なかったんです。でも全然違うもので散在してしまいましたが(笑)ポスターとかフィギュアとか本とか・・・
TOPPSのRotKのUPDATE EDITIONですが、実はボストンのLotR展の売店で購入できました。バラ売りしかなかったので、コンプリートにはほど遠いですが・・・。今回結構モンスター系中心でちょっとがっかりでしたが、わずかながら戴冠式以降の画像は嬉しかったです。そして、ボストンのNEWBERRY STREETを適当に歩いていて見つけたコミック店?ではDECIPHERの映画に登場しなかった人物&アイテムの画像が入っているバージョンのを売っていたので、1袋だけ購入してみたところ、なんとメリーのローハンの角笛が出たんですよ! ちょっと狂喜乱舞(笑)
でもふと気になったことが・・・LotR展で展示されていたローハンの角笛の中にこれと同じのあったような・・・?小さな角笛じゃなかったから違うかもしれませんが、気になる・・・既に2度目も見てしまったあとだったので確認できず残念。

さてメインのLotRコンサートですが、すごく良かったです! ピッツバーグ交響楽団はかなり良いオーケストラで、技術面ではロンドンフィルにひけを取らなかったですし、何よりもホールの音響がすごく良かったので、全身でサウンドを感じられました。ロンドンのフェスティバルホールは音響悪かったので、生オーケストラの迫力を今ひとつ感じ取れなくて残念だったのですが(演奏は素晴らしかったんですよ)ピッツバーグでようやく求めていた感覚を得られてとても満足でした。
ただ、コーラスはロンドンよりは落ちるかな・・・。特にCHILDREN CHORが、中学生くらいの女の子ばかりのコーラスでびっくり。男の子は3人しか確認できませんでした。歌うと確かに子供の声なのですが、ちょっとロンドンの少年合唱の天使の歌声には及ばなかったですね。ソロも女声のソプラノの人がやっていたくらいで、レベル的には今ひとつなのでしょう。あ、でもモリアの男声の掛け声はロンドンよりは良かったかも(笑)
大人の合唱も、ソリストも含めてロンドンよりは落ちる感じでした。人数も少なかったかもしれないけど、音響が悪かったにも関わらずロンドンの合唱の方が迫力ありましたねえ。
音響が良かったために、シセルの美声を心ゆくまで堪能できたのも良かったです。マイクを使ってはいたのですが、音響が良いのでしょうね、細かなニュアンスまで全て聴き取れて、シセルが歌いだすと鳥肌&背筋ゾクゾク&涙腺が緩んだりまでしました(笑)
「ゴラムの歌」も「INTO THE WEST」もロンドンで聴いたのよりもずっと良かったです。特に「INTO THE WEST」は、シセルの表情や手振りもすごく良くて、涙倍増でした(笑)
最終日はショアの表情まで見える席だったのですが、ショアが感極まっている表情なのを見ていたら自分まで泣けてきてしまいました(汗)ああ、これでショアの指揮を観るのも最後なんだなあと思って・・・
楽器チェックも心ゆくまで(笑)できたので、もう満足です。またそのうち詳しすぎる(汗)レポートをサイトの方にUPする予定です。

LotR展ですが、そもそもこれ始まったのが第二部公開前だったと思うので、展示品も最近やってたComic-conに比べたら新鮮味もなく(汗)最初のうちは「1回で良かったかな」なんて思ってしまったんですよね(汗)
ところが、さて見終わったぞ、と思ったのですが・・・なんかこの空間から帰りたくなくなってしまって(笑)いつまでもいつまでもウロウロしていたくなってしまって困りました(笑)2日目の最後は後ろ髪引かれる思いでしたよ・・・
入場時間制限のおかげか、(一度入ったらいつまでいてもいいんですが)そんなに混み合うこともなかったのが良かったですね。なかなかいいシステムだと思いました。
一番良かった展示品は、サムのかばんです!! サムのかばんとしてではなく、スケール違いの展示で大小のかばんが展示されていたのですが、なんかじーんとしてしまいましたね・・・映画のサムには色々とひっかかりはあるものの、鍋やフライパン下げてるサムは間違いなくサムですから・・・(意味不明(汗))
あとは実物大木の鬚の顔とか、イシリアン野伏の衣装とか(ファラミアのではないんですが・・・でもカッコ良かった)はなれ山の地図とかセオデンの鎧とか色々と心惹かれる展示品がございました。LotR展の詳しすぎるレポート(汗)もまたそのうちサイトにupすると思いますが、コンサートの後になるので、いつになるやらですが・・・(汗)

そんな訳で遊びまくりのアメリカ指輪旅行でした。帰国したら帰国したで、CEのDVDは届いてるし、お台場連続上映のチケットは取れてしまったし(N.Y.から東京の妹に電話して取ってもらいました(汗))、東京のコンサートもあるし、とまだまだ指輪な日々は続くようです(笑)
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