JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

酔い癖

2005年08月26日 | d-f

以前にもちょっとお話ししましたが、酒の肴というのは、人それぞれのようで
新鮮な魚がよい方もいれば、だんぜん肉っけという方、乾きものでじゅうぶんとか、なかには甘いもので飲むなんて方までいます。

同じように、酒を飲む時の好きな雰囲気もまた人それぞれ、
若い女性(男性)をはべらせないと飲んだ気がしないやつ、
カラオケ抜きには、酒なんてというやつ、
ともかく大人数でのバカ騒ぎが好きなやつ、
1人で静かに飲むのが好きなやつ、・・・・・・・・

酔いグセだっていろいろ
怒る、笑う、泣く、暴れる、くどく、理屈をこねる、何処でも寝る・・・・
本当にきりがない。

さて、皆さんはどんな雰囲気で、どんな肴をあてにどんな酔い方をされるのでしょうか?

私の場合、静かに、肴は1品あればOK、一人っきりも寂しいのでお店のマスターやママとお話ししながら、じっくり飲むっていうのが基本的に好きですね。
私が酔っぱらうとどうなるか?
それは自分では判断しにくいのですが、友人や行きつけのマスター、ママいわく
「何処までがシラフで、どこから酔っているのか、あんまりわかんないよね」
とても、優等生ではありませんか。

しかし、本当のところは、
「普段からバカやってるから、酔っても変わんないんだよ」だそうです。

そうそう、飲んでいるときに聴きたくなるアルバムってありますよね、以前紹介したジェリー・マリガンの「NIGHT LIGHTS」なんかも、私にとってはその一枚なんですが、他にもプレステッジ時代のコルトレーンでもいいし、アート・ファーマーの「ART」なんかも良いですね。

もちろんボーカルもいい、エラとジョー・パスの共演盤「TAKE LOVE EASY」なんてどうでしょう?
「IN BERLIN」や「AT THE OPERA HOUSE」みたいな、元気なエラもいいけど、この「TAKE LOVE EASY」のようなエラを聴いていると、ついついグラスを傾けたくなってしまいます。

ギター1本でのボーカル、実際はとっても難しいんでしょうけど、さりげなくしっとりと歌いあげるエラ、なんと素敵な一枚でしょう。

TAKE LOVE EASY / ELLA FITZGERALD
1973年録音
ELLA FITZGERALD(vo) JOE PASS(g)
1.TAKE LOVE EASY
2.ONCE I LOVED
3.DON'T BE THAT WAY
4.YOU'RE BLASE
5.LUSH LIFE
6.A FOGGY DAY
7.GEE BABY, AIN'T GOOD TO YOU
8.YOU GO TO MY HEAD
9.I WANT TO TALK ABOUT YOU

追伸、
ボーカル所有の少ない私が、2日連続でボーカルの紹介、
明日は、雪が降るかもしれません。