淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「君の顔では泣けない」 君嶋 彼方

2021-12-22 07:09:25 | 棚の上の本

タイトルがの意味が分る頃 切なくなるとです。

15歳の男子「陸」と女子「まなみ」の体が
入れ替わると言う小説では良くあるお話ばってん
この物語は入れ替わったまま15年の歳月が流れるとです。

東京で暮らす「まなみ」になった男子の「陸」は結婚出産・・・
地元で暮らす「陸」になった女子の「まなみ」は30歳独身・・・・・・。

東京から「まなみ」になった男子の「陸」は
「自分」になった女子の「まなみ」に会うために年に一度地元に帰るとです。

お互いがお互いになりきりながら過ごした歳月は
お互いの家族とも離れなければいかんとです。

そんで最後に戻ったとしてもその後の二人はどうなるのだろうか?

読ませどころはあるばってん
オイには心が重たくなる本でした"(-""-)"

 


2021年度 棚の上の本 杉本章子さんを偲んで

2021-12-04 19:03:25 | 棚の上の本

ご無沙汰しておりました"(-""-)"
皆さんお元気でしたか?

ブログ空白の日々に読んでいた本です。
ほとんど内容はおぼろげです(笑)
再読に気づくのは読んだ後です・・・。

**************************************

2021/11/30 元彼の遺言状    新川帆立

2021/11/25 本が紡いだ五つの奇跡  森沢明夫

2021/11/23 星を掬う  町田 そのこ

2021/11/16 あきない世傳 金と銀(十一) 風待ち篇   高田 郁

2021/11/14 ガラスの海を渡る舟  寺地 はるな

2021/11/06 田舎のポルシェ   篠田 節子

2021/11/04 ギフト  原田 マハ

2021/10/30 残映  杉本 章子

2021/10/30 トライアウト  藤岡 陽子

2021/10/27 うしろむき夕食店  冬森 灯

2021/10/19 東京新大橋雨中図  杉本 章子

2021/10/16 神様からひと言   荻原 浩

2021/10/11 春告鳥 女占い十二か月  杉本章子

2021/10/09 the TEAM  井上夢人

2021/10/08 海とジイ  藤岡 陽子

2021/10/07 野良犬の値段  百田 尚樹

2021/10/05 いやよいやよも旅のうち 北大路 公子

2021/10/04 家族写真   荻原浩

2021/10/03 銀河祭りのふたり  杉本 章子

2021/10/02 その日 杉本 章子

2021/09/26 夜明けのすべて  瀬尾まいこ

2021/09/25夏 物語  川上 未映子

2021/09/20 晴れたらいいね (光文社文庫)藤岡 陽子

2021/09/19 怪物の木こり  倉井眉介

2021/09/18 おいべっさんと不思議な母子  喜多川 泰

2021/09/15 狐釣り 信太郎人情始末帖  杉本 章子

2021/09/12 クスノキの番人 東野 圭吾

2021/09/09 スノードロップ 島田 雅彦

2021/09/07 水雷屯 信太郎人情始末帖 杉本 章子

2021/09/04 たまごの旅人 近藤 史恵

2021/09/03 おすず  杉本 章子

2021/08/28 九度目の十八歳を迎えた君と 浅倉 秋成

2021/08/27 鬼の跫音  道尾 秀介

2021/08/24 スイム!スイム!スイム!  五十嵐貴久

2021/08/22 まだ人を殺していません  小林由香

2021/08/17 起き姫 口入れ屋のおんな 杉本 章子

2021/08/12 お誕生会クロニクル 古内一絵

2021/08/10 わたしが消える 佐野 広実

021/08/08 コロナと潜水服  奥田 英朗

2021/08/07 おれたちの歌をうたえ 呉 勝浩

2021/07/30 比例区は「悪魔」と書くのだ、人間ども 藤崎 翔

2021/07/26 エレジーは流れない 三浦しをん

2021/07/24 あなたに会えて困った  藤崎翔

2021/07/17 【第163回 直木賞受賞作】少年と犬  馳 星周

2021/07/16 夜が暗いとはかぎらない 寺地 はるな

2021/07/11 昨日がなければ明日もない  宮部 みゆき

2021/07/06 語りつづけろ、届くまで  大沢 在昌

2021/07/01 つまらない住宅地のすべての家  津村 記久子

2021/06/20 うつくしが丘の不幸の家  町田 そのこ

2021/06/17 ライオンのおやつ  小川糸

2021/06/14 高校事変 X  松岡 圭祐

2021/06/12 高校事変IX  松岡 圭祐

2021/06/11 春から夏、やがて冬 歌野 晶午

2021/06/08 ぎょらん 町田そのこ

2021/06/03 幸福な食卓  瀬尾 まいこ

2021/05/27 スイート・ダイアリーズ 須賀 しのぶ

2021/05/26 皆月 花村萬月

2021/05/22 月の光(ルナティック) 花村 萬月

2021/05/21 ワンダフル・ライフ 丸山 正樹

2021/05/20 十の輪をくぐる 辻堂ゆめ

2021/05/15 あきない世傳 金と銀(十) 合流篇  高田郁

2021/05/14 眠り猫  花村 萬月

2021/05/06 ラッシュライフ 伊坂 幸太郎

2021/05/03 夜のリフレーン  皆川 博子

2021/05/02 ラバー・ソウル  井上夢人

2021/04/30 その扉をたたく音  瀬尾まいこ

2021/04/29 殺人出産  村田沙耶香

2021/04/26 ぼくもだよ。 神楽坂の奇跡の木曜日 平岡陽明

2021/04/23 バイバイ、ブラックバード 伊坂 幸太郎

2021/04/17 大名倒産 下 浅田 次郎

2021/04/15 大名倒産 上 浅田 次郎

2021/04/09 十角館の殺人  綾辻行人

2021/04/05 西の魔女が死んだ  梨木 香歩

2021/03/31 お探し物は図書室まで 青山美智子

2021/03/27 大脱走  荒木 源

2021/03/21 あきない世傳 金と銀(九) 淵泉篇  高田郁

2021/03/20 犬がいた季節  伊吹有喜

21/03/16 ボニン浄土  宇佐美まこと

2021/03/03 アウターライズ  赤松 利市

2021/02/23 あの日の交換日記  辻堂ゆめ

2021/2/21 悪魔を殺した男 神永学

2021/02/18 羊は安らかに草を食み 宇佐美まこと

2021/02/14 ハグとナガラ  原田 マハ

2021/02/12 逆ソクラテス  伊坂幸太郎

2021/02/09 大人は泣かないと思っていた 寺地 はるな

2021/01/30 流浪の月  凪良 ゆう

2021/01/27 革命前夜  須賀 しのぶ

2021/01/21 悪玉伝  朝井 まかて

2021/01/18 スタンドアップ! 五十嵐 貴久

2021/01/17 滅びの前のシャングリラ 凪良ゆう

2021/01/15 マジカルグランマ 柚木 麻子

2021/01/09 夜のアポロン 皆川 博子

**************************************

ご覧の通り本の感想は全部は無理です!!
それでも良かった本は紹介させて頂きますので
よろしくお願いいたします。

さて久しぶりのブログで書きたかったのは直木賞受賞作家杉本章子さんとの出会いでした。

この朝刊を読んでスグに家内と車で30分の八女市まで行ったとです。

実は杉本さんの作品は「起き姫」の一冊しか読んでいなかったとです。
会場に着いて展示されている多くの作品を見ながら
何でオイは今まで杉本さんから離れていたのかと思うと悔しくなったとです。

杉本さんは20才で亡くなったオイの妹と同じ年でした。
杉本さんは生まれてすぐに松葉杖での生活と言う大変なハンディを抱えながら
ガンに侵されても執筆を続け6年前ホスピスで最期を迎えたとです。
オイは杉本さんの生き様と妹が重なって胸が詰まったとです。

杉本さんが描かれる江戸の女が好きです。
不幸になっても起き上がる強さが好きです。

だから続きの本が読めないのが残念です・・・・。
  

今日が命日の12月4日でした・・・。

     合掌

 


読 「ぎょらん」 「うつくしが丘の不幸の家」  町田そのこ

2021-08-18 08:03:41 | 棚の上の本

今年「52ヘルツのクジラたち」で本屋大賞ば受賞した作家「町田そのこ」さんは
現在、北九州にお住まいで地元のラジオ番組でのお話にガバイ好感ばもった作家さんとです。

そこで今回は
「52ヘルツのクジラたち」では無くて以前に書かれた二冊の本ば紹介いたします・・・・。
何故ならば現在「52ヘルツのクジラたち」は
予約待ちとです"(-""-)"。



人が死んだ瞬間に自分の最期の思いば込めて伝える赤い珠ば「ぎょらん」と呼ばれておるとです。
間違っても表紙ば見てイクラと呼んだらイカンとです"(-""-)"。

大学生の朱鷺は親友の「ぎょらん」ば飲み込み彼の思いに囚われ0年間引きこもり悩み苦しむとです。
物語は朱鷺の家族とそれぞれのぎょらんに関わる人々が織りなす人生模様が描かれた6編の短編集です。
   泣かされたとです。

「ぎょらん」の真相が解き明かされた時、死者の思いが繋がり、死は永遠の別れでは無くなるとです。

   よか本でした。


またもや よか本やったとです。

お話は
うつくしが丘の庭に枇杷の木が茂る1軒家は
何故か「不幸の家」と呼ばれていたとです。
その「不幸の家」に移り住んだ五つの家族の物語です。

それぞれの時代ば過ごした家族のお話が時代ば超えて繋がって行くとです。
なかなか思う通りには行かないばってん幸せば願い前向きに生きて行こうとする五つの家族の姿が・・・。

こころ温まる読後感でした。 

そんで町田そのこさんの本ば全部読みたかと思っておるとばってん
「902ヘルツのクジラたち」はまだ先になるごたるとです・・・・・(^_-)-☆。


読 「わたしが消える」 佐野 広美

2021-08-15 07:52:02 | 棚の上の本

オイ思うとです
近頃は認知症ばテーマにした本がやたら多くなってきばいと・・・
それは高齢化社会やけん時代の流れとして当然の事ではあるとばってん
問題はオイ自身にも関わるお話やけんものすごく身につまされるとです。
今回はそげな本ば紹介させてもらいます。

もと刑事の藤巻は医者から今は軽度ばってん5年後くらいには
認知症になってしまうと宣言されショックば受けるとです。

そげなある日、養護施設に実習生として通う一人娘の裕美から
施設の門前に捨てられていた身元不明の老人の身元調査ば頼まれたとです。
頼みば断る藤巻は施設の職員から「門前さん」と名付けられた老人の姿が自分に重なってしまい
不本意に終わった刑事時代の最後の仕上げとして門前さんの複雑な謎に迫るとです。
ばってん 門前さんの過去には予期せぬ黒幕が・・・・

藤巻がガバイ良かったです。
記憶が薄れる日常に怯え苦しみながらも調査ば妨害する何者かば
追い詰めて行く姿に「認知症がなんぼのもんじゃい!!」と応援ばし続けたとです。


記憶に残る本やったです。


読 (あなたに会えて困った)  (比例区は「悪魔「」と書くのだ、人間ども)  藤崎 翔

2021-08-14 17:24:29 | 棚の上の本

いつまでも降り続く雨の日に
読友さんから雨の被害ば心配されての連絡があったとです。
オイは何か
有難くなっていつまでもこのまんまじゃイカンと思い
急にブログば書きたくなったとです(笑)。

そこで約3ヶ月の間に読んだ本ば見たらあんまり多すぎて
紹介する気力が萎えてきたとです。

だからと言うてコロナやら何たらの話は気持ちが滅入るけん
あんまし書きたくなかとです。

ばってんそれでもひとつだけ言います。
オイは令和の年号が好かんとです!! 
令和になってから続く発令の
令の字がどげんしても
好きになれんとです。

すんません
やっぱ本の紹介ばさせてもらいます"(-""-)"

多分、笑って元気になれるかもしれん2冊は
もとお笑い芸人の藤崎翔さんの作品です。

 

男が泥棒に入った家は初恋の女性の家やったとです。
その女性から「私の主人を殺して」と頼まれて困ってしまう気のよか男のお話です!(^^)!
最後は いつものごとく
藤崎さんの巧みな誘導に騙されて喜ぶ読者
だからいつまでも騙されたいと願う読者でありたかとです・・・・。

 

 

表題の「悪魔党」が政界になぐり込んで政権ば狙うお話他12編の短編集とです。

風刺とユーモア作品はバサラカ(数多)あるとばってん
人間味あふれる藤崎さんの素材への切り口が痛快でありました。
それでもホロリとする場面もありその落差が作者の思う壺かも知れんとですね(笑)
 
あぁ久しぶりに感想ば書いたら小学生時代の読書感想文の宿題の辛さば思いだしたとです。
オイには面白くも何とも無か本の感想やらどげんしても書ききらんかったとです。
その証にそれが何の本やったとか今でも思い出せんとです"(-""-)"
 
では又 
          れいわ3年8月吉日   

 


読 ・あきない世傳金と銀㊈㊉ ・大名倒産 ・ボニン浄土 ・犬がいた季節 

2021-05-17 07:42:41 | 棚の上の本



幸の妹「結」は姉ば裏切って商売敵じゃった音羽屋の後妻となり
幸の店「五十鈴屋」ば窮地に追い込むとです。
幸は妹に貶められても前を向いて行くとです。
この本は3月21日に 読了したとばってん
待ちに待っていた次作ば先日読み終えたけん
続けて紹介しときます。

胸がスッとしたとです。
今回は音羽屋も妹の結も出てこんです。
呉服仲間からも外され商売が落ち込む五十鈴屋は
店に携わる皆の力で起死回生ば図るとです。
感動の結末が最近落ち込んどるオイにはガバイ心地よかったとです。

さて次作は音羽屋の逆襲が登場するとは必然ばってん
幸がどげんしてそれば受け止めるか楽しみであるとです!



読友さんからの紹介本です。
何も言う事は無かとです とにかく面白かったです!!

足軽の義父に育てられた小四郎が突然松平家の当主にさせられたとです。
真面目な小四郎は実の父である先代当主が密かに進める陰謀に
利用されておることにも気づかんで
藩の財政立て直しに奔走すると
ばってん・・・・・。

小四郎のまわりの人々が小四郎ば助け動き回ります。
七福神も貧乏神も死神までもが小四郎ば助けます。
鮭が好きで好きでたまらぬ間垣作兵衛がムチャクチャ笑わせます。

幼い日、城に上がる小四郎と義父との別れの日
故郷で城主の小四郎が義父と再会し抱き合う川辺の場面に泣かされたとです。
よか本やったです。

この本も読友さんからの紹介でした。

1840年、気仙沼から出航した観音丸は太平洋沖で嵐に遭って
ボニンアイランド(無人島)に漂着したとです。

現在の小笠原諸島が物語の舞台です。
島の住民と一緒に暮らし始めた漁師たちは
帰国の夢ば捨てきらん日々ば送るとです・・。
ある日、漁師の若者が島に住む子持ちの女と出会い恋に落ちるとです・・・。

お話は一気に現代に飛ぶとです
暮らし向きもまるで違うお互いに見知らぬ3人の登場人物たちが
実は180年前のボニンアイランドの月日と共にが繋がっていたとです。

明治維新から第二次大戦と 歴史のうねりの中で
初めて知った小笠原諸島の史実は読み応えがあったとです。


よか本やったです。


飼い主に捨てられた犬コーシローは
ある地方に在る高校の美術室で育てられることになるとです。

コーシローがいた季節と共に卒業して行く美術部の生徒たちにとって
コーシローの存在が自分たちの青春時代に今でも生き続けておるとです。

昭和から平成そして令和へと紡がれるそれぞれの卒業生たちの物語は
    あぁ これが青春たいね !(^^)!



 



 


読  10冊

2021-05-16 11:39:40 | 棚の上の本

        
内容紹介 読メより
水没したクーラーのリモコンを求めて昨日へGO!
タイムトラベラーの自覚に欠ける悪友が勝手に過去を改変して
世界は消滅の危機を迎える。
森見登美彦の初期代表作のひとつばってん  内容はもう忘れたです。


内容紹介 読メより
自分は少女誘拐監禁事件の被害者だったという驚くべき手記を残して
作家が消えた。黒く汚れた男の爪、饐えた臭い、含んだ水の鉄錆の味。
性と暴力の気配が満ちる密室で、少女が夜毎に育てた毒の夢と男の欲望とが交錯する。
誰にも明かされない真実をめぐって少女に注がれた隠微な視線、幾重にも重なり合った虚構と現実の姿を、独創的なリアリズムを駆使して描出した傑作長編。柴田錬三郎賞受賞
******************************
10歳で拉致されて1年以上犯人と暮らした少女の話ばってん
描かれておる残虐とは犯人なのか世間だったのか・・・・と言う感想だけが
記憶に残っとる本やったです。


衛生週間の標語のごたる表題ばってん
暗か話しばっかしの短編集・・・・。



飲酒運転で老女ばひき逃げした青年と被害者家族のお話です。
妻ば亡くした認知症の老人と青年が交わす言葉が切なかです。


刺繍が好きな男子高校生のほのぼの家族物語でした。



精神科病院に入院しとる男は殺人犯として逮捕されておるとです。
ばってん病室にいる男の殺人は続いて行くとです。



8代将軍吉宗の時代に実際に起きた事件「辰巳屋一件」の物語です。
大坂の大店の相続争いに巻き込まれ贈収賄の罪で捕らえられた木津屋吉兵衛が
理不尽な取り調べに対し幕府に立ち向かうお話やったです。

柚木さんの本ばってん オイは面白くなかった。

若いころ女優やった正子は引退してから75歳になって「おばあちゃん」役で
再び脚光ば浴びたばってん
すんませんマジカルグランマと言われた正子のキャラが好きになれんかったです"(-""-)"。



誘拐犯人として捕まった加害者の青年と被害者の少女が過ごした2ヶ月間ば
月日が流れても青年「文」と少女「更紗」の二人を見る世間の目は何も変わらないとです。
何となく分るとばってん それぞれの受け止めかたがあると思うとです。
本屋大賞受賞だそうばってん
オイは同じ作者の「滅びの前のシャングリラ」が好きやったです。



1987年、作者のデビュー作です。

怪しげな島の館に大学のミステリサークルの七人が探検ばしに来るとです。
そこで起こる連続殺人事件・・・・・・・
よくある設定ばってん 意外と時代ば感じらん良くできたミステリやったです。
ばってん犯人は あぁそげんですかと 意外性も驚きも無かとが残念(笑)
 

以上 3ヶ月前位に読んだ本で記憶もあやふやです。
まだ他にもあるとばってん今回はここいらで終わります。
少し疲れたとです(笑)。

 


読 「スタンド アップ!」 五十嵐 貴久

2021-03-12 07:34:49 | 棚の上の本


33歳の母親「愛」は小学1年生の娘ば連れて
DVの亭主から見知らぬ町へ逃げて来たとです。

ある日、亭主の影におびえながら暮らしていた愛は
職場の同僚のダイエットの付き添いで行ったボクシングジムで
自分の生き方ば変える何かに出会うとです・・・・・・・・・。

最後にスカッと
女性版 ロッキーでした!(^^)!


読 「逆ソクラテス」 伊坂 幸太郎

2021-03-11 07:18:56 | 棚の上の本

感受性豊かな小学生達が主人公の短編集です。

子供目線の伊坂作品は珍しかです。
いつもよりサクサク読めて少々軽めかなと思ったばってん
「僕はそう思わない。」と大人ば切り捨てる子供たちの姿と
冴えわたる言葉の応酬はいつもの伊坂ワールドやったです。

そして最後に5つのお話は見事に繋がりました!(^^)!


よか本でした。



読 「大人は泣かないと思っていた」 寺地はるな

2021-03-10 07:44:01 | 棚の上の本

九州の田舎町(どこじゃろか?)で頑固か父親と二人暮らしばしとる
誰にも優しかよか青年、時田翼と彼の周りの人々との交流と
温かい人間模様が描かれた短編集です。

派手な展開も無いお話やけん
田舎の生活が淡々と描かれた物語やけん
人の心がじんわりと伝わってきた本やったです。

大人になったら  泣けることばっかいです・・・・・"(-""-)"