淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

11月の空の下で

2013-10-31 21:43:19 | 棚の上の本

うなぎ鬼  高田 侑

じわじわと、ひたひたと押し寄せる恐怖・・・・・・・・・。
勝(まさる)と富田が社長に頼まれ運んだ荷物の中身は何だ?
暗い路地の奥にある建物には、うなぎの生け簀が・・・・・・・・
男たちがぶち込んでいるうなぎのエサは何だ?

10月最後に読んだ本でした。
著者の作品で「裂けた瞳」よりもオイはこちらが怖かったです
だからと言ってうなぎが嫌いになったりはせんとです(笑)。

**********************************

11月になりました。
昨日は消費税と法人税ば収めてきました。

ばってん
思い出すとは、ぼっちゃん官僚たちが、よかスーツ着てヘラヘラ笑いながら
消費税ば上げる会議の前にテレビに写っとる姿にムカムカした事です。
オイは2着買ったら半額のイオンのスーツだ!

そいにしても今までもこれからも税金はまともに使われておるとじゃろか?

BSの「こころ旅」で映る東北地方の進まぬ被災地の復興の風景ば観ると
官僚のお前たちヘラヘラ笑ってる場合か!

景気が上向きですよ10万円のおせちが飛ぶように売れてますなど
マスコミはウソを言うな!誰が信じるか!

税金上げてオリンピックやってる場合か!やりたいなら言い出しっぺの東京都に全部やらせろ!
よその町のカネを当てにするな!

以上     


ごまさばで茶漬けの朝に

2013-10-31 07:46:18 | 棚の上の本

刑事の骨  永瀬 隼介

連続幼児殺人事件の捜査現場で指揮をとるお管理官「不破」は
同期でダメ巡査の田村保一(ホイチ)に犯人への発砲を命じたが取り逃がしてしまう。
不破はその後、管理職から外され閑職同様で定年を迎える。
定年後のある夜、ホイチが17年前の自分の失態を詫びに家族と別れて一人暮らしの
不破のアパートを訪ねに来た。
ホイチは不破に事件の事で何かを言いに来たのだが結局何も言えずに帰ったその後
ホイチはビルの屋上から身を投げてしまった・・・・・・・・・・。

登場人物がしっかり書かれています。
若干、動機とか諸々にう~~んと思ったばってん最後まで読ませる本ではありました。

緋色からくり 田牧 大和

父親の跡を継いだ、からくり錠前師のお緋名が、姉とも慕ったお志麻の死の真相を追いかける
人情時代劇捕り物帳です。
軽くて面白い娯楽小説です・・・・・警察小説の後に読んで良かったです。

次の本はホラーに・・・・・・?


どうでもよかとばってん③

2013-10-29 07:11:10 | すらごと日記

27日のサガン鳥栖対C大阪戦は2対0で勝利したとです。
家内は原因不明の発疹が出たけん(昨日、市販の薬の副作用と分かりました)
家でテレビ観戦していたとです、ハラハラしながら観ていたそうです。
身体は痒いし心はドキドキやけん、時々、違う番組ば観ながら、わずかに聞こえる
スタジアムの音に耳ば傾けていたら「ゴール!!」の声が聞こえ観客の大歓声が
鳴り響いてきたと言っておりました。
対戦相手がC大阪やけん歓声も半端じゃなかったとです。

で、サッカーの話はこれ位にして今まで洗濯機から洗濯ものを取り出す時には
タオル類とその他の2種類のみば分けていたとですが、最近3種類に分けてみたとです。

①タオル②ハンガーで干す衣類③その他の下着、靴下類の小物

これがガバイ!快適とです。
今まではハンガーに干したり名前を知らんけど輪っかの奴に干したりして
いちいち衣類の選別ばしながら体ば移動しておったとがスムーズな流れるような
美しい朝の洗濯干しになったとです。

黒いTシャツの肩ごしの赤っぽい建物の後ろがサッカー場です。
袖下が名前が分からん輪っかの奴です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホントどうでもよか話でした。

 


枯葉が風に

2013-10-26 08:57:33 | 棚の上の本

検察側の罪人  雫井 脩介

前回の雫井氏の「殺気」は二十歳のお姉ちゃんの何たらこうたらで全然面白くなかっとたですが
今度の本は最初に読んだ「火の粉」と同じく法曹界が舞台です。
やっぱ雫井さんはこちら関係の物語が得意ではないとでしょうか。

話は本の題名通りであります。

それ以上は書きません、少しでも書いたら すべてが分かってしまうような気がするからです(笑)。

そいにしても権力やら名誉やらを持っていても悪い事ばして転落する物語は溜飲が下がるとです(半沢直樹のように)

最近も色々と転落者が出てきております。
息子の悪さで番組降板した大金持ちの司会者は貧乏だったら世間の受けが違っていたのにね・・・・・残念。

ばってん偽造問題で開き直りのホテルの幹部達、彼らはしぶとい・・・・・どうか転落してくれ!!!。

さぁ気分を変えて次の本です。

犬から聞いた素敵な話 涙あふれる14の物語    山口 花

ニコを思い出して泣けるのは覚悟していました。
正直、最初は本を開くのに少し躊躇いがありました。

読んだ場所は家内が買い物している某ショッピングセンターの
出来るだけ人の視線が少ないベンチです。

何度も、こらえられずに本を閉じました。
悲しいのでは無く、ニコとの思い出が溢れてくると、傍にニコがいて
ニコのぬくもりが温かく伝わり、もう一度会えたような懐かしさと喜びで泣けました。

読んで良かったです。


どうでもよかとばってん②

2013-10-23 09:15:45 | すらごと日記

オイの朝の体内時計は4時30分です。

・・・寝床から手を伸ばし携帯のボタンを押すと「4時30分です」の女性の声に「良し!」と心で叫ぶ。

 ばってん、すぐには起きんとです。何度も携帯の女性からの時報を聴き続けるとです。
律儀に時刻を教えてくれる女性はオイがなかなか起きらんでも怒るこもとなく声を荒げるでも無く
あきらめるでも無く同じ口調でオイの耳に教えてくれる優しい声とです。 

さて、ここまで書いて気味が悪いと思われた方、すんませんでした。
そいでダメ押しばってん、オイは今、真剣に女性の名前を考えておるとです・・・・・・・・・。

そいにしても、前にも書いた朝ドラば先日、家族が観ていたけんチョロリとのぞいたら
主人公が厨房で派手か着物ば着て立ちながら、ものば食べておる姿に、又もやムカッときたとです。

父親役のお笑いのナントカが演ずる自分の店の厨房で女学校の着物姿の娘と普通に話しておる
情景が信じられんやったとです。

明治時代に限らず人々は食べ物に対する礼儀として立ってものを食べるとは、イカン事と
教えられていたとは無いとでしょうか?

オイ娘!学校から帰ってきたら着替えろ!!厨房に入るなら手ば洗って作業着に着替えろ!!
腹が減ったら台所で座って食え!

オイ親父!お前がしっかいせんかぁ!!!

オイ脚本家!あんたは立ち食い世代かい?かぶりつきファーストフードの世代かい?

   どうでもよかとばってん  オイはいつも苛立っておる

        だけん  時報の声だけが・・・・・・・・・・・・・・・・・。


どうでもよかとばってん

2013-10-22 18:42:03 | 棚の上の本

ファミレス  重松 清

家族やら夫婦やら親子やら男の料理やら熟年の離婚等々を書かれた
三組の夫婦と家族の物語です。

予約待ちの多い人気の本であります、ウンウンそれは頷けます。
物語に出てくるウンチクのある数々の言葉に共鳴も致します。
さすがに重松作品です、ツボを押さえてあります。

三組の夫婦は、それぞれにいい味だしております。

ばってん、確かに、いい本ばってんオイの心には響いて来んとです。
それでも人気の本です。

オイだけかも知れんばってん、この夫婦達・・・・・・・・・オイは好きにならんとです。
暮らし向きには困っておらんで何か悩んでる姿の人々に苛立つとです・・・。

すんませんオイの勝手な理屈です。

共犯  深谷  史記

三歳の娘が誘拐されたとです。
誘拐された母親の父親は、昔、幼女連続誘拐殺人事件の容疑者だったとです。
途中で何となく真相が分かるとです・・・・・。

ばってん ひょっとしてどんでん返しが無いかと思い最後まで読んだとばってん
残念ながら予想通りの終わりでした。
ばってん容疑者の娘で生きていくには辛すぎる社会ば深く思わされた本ではありました。

 


殺気    雫井  脩介

時々、危険な殺気ば感じる「ましろ」は小6の時、何者かに拉致されたとです。
ばってん、その拉致事件はカウンセラーによって「ましろ」の心から封印されていたとです。

8年過ぎたある日、ひとつの事件が「ましろ」の封印ば、綻び始めさせたとです。
さぁ!!そこで「ましろ」に襲いかかるものとは・・・

軽くて退屈で途中で結末が分かる内容は雫井氏の作品とは思えません。
次に読む雫井氏の「検察側の罪人」に期待します。


沿線で

2013-10-16 11:23:53 | すらごと日記

何か最近文句ばっかり書いとる気がするとです。

その日嬉しかったことば何かひとつでも探して書かんとイカンと思うとばってん
なかなか思うようにならんとです。

オイに嬉しかった事ば書けて言うならば、そいはいつも行列が出来ているデパ地下のラスクよりも
うちの近くの野菜とか弁当とか売っている小さか店で作っているラスクが安くてものすごく美味しかとです。
もちろん行列など出来んとです。
だけん、売り場で並んでいる人々ば見ると「ご苦労さん」とつぶやき嬉しくなった事位です・・・・・。

***************************************

昨日は話題の豪華列車「ななつ星」が運行ば始めました。
博多駅ば出発して最初の停車駅は鳥栖駅でした。
幼稚園に行っている孫は園児の皆で駅のホームまで見に行ったとです。
オイも家内と二人で近くの線路沿いで待機したとです。
そのうちに近所の人やら通りすがりの人たちが集まってきたとです。

13:28分頃、ななつ星が目の前ば通り過ぎたとです。
手ば振ったら乗務員さんたちが大きく手を振ったとです。
あわててデジカメで撮ったら目の前の人達と足元の雑草しか写っていなかったとです。
そいでも目にはしっかり焼き付いていたけん、よかとです。
ばってん、ななつ星はやっぱカッコ良かです。

そいにしても、たまたま、そこに信号待ちで停車していた鈍行の電車に
「何でそこに停まるとか!ななつ星が見えんやろが!」と罵声を飛ばしたアナタ

大人になりなさい・・・・。


クレイマーくれいまー

2013-10-14 17:05:34 | 棚の上の本

真友  鏑木 蓮

中学生の隆史とノブは大の親友だった、そして二人の父親は同じ警察官であり仲の良い顔馴染みだった。
ある日、隆史の父親が射殺されたその現場から逃亡した犯人はノブの父親だった・・・。

さぁどうなるのでしょうね、読まんと分からんですね(笑)。
加害者と被害者の家族・・・友情・・・・・・親子の絆などなど
重たくもなく軽くもなく、いい感じの最後で良かったです。

**********************************

昨日は友人の娘さんの結婚披露宴に家内と二人で博多の某ホテルまで行ったとです。

日本酒の熱燗を頼んでも持ってこないとです。
イライラしていたらオイの顏が怒っていると家内が注意するとです。
そしたら
家内は自分の好きなAビールば頼んでいたら、やっぱ持って来ないとです。
オイに言うた手前、不快感ば顏に出せんとです。
ばってん目が怒っていたとです。

おしぼりも無い スタッフの愛想も無い 料理も不味いホテルの名は・・・・・・・・・・Zホテル。


忘れてはいません、思い出したくないだけです。

2013-10-08 16:33:24 | 棚の上の本

水魑(みずち)の如き沈むもの  三津田 信三

戦後間もない奈良県にある山間の村で雨乞いの儀が行われる事を教えてもらった
怪奇幻想作家「刀城(とうじょう)」と女性編集者の「偲(しの)」の二人は取材の為山村に入る
そして雨乞いの儀式の最中に刀城は殺人事件ば目撃するとです。
それから連続して起こる奇怪な殺人事件は村の絡み合う因習と不思議な現象で
真犯人が掴めないとです。

この本は探偵としていくつかの事件ば解決している「刀城」のシリーズもんやったです。
そいにしても長かったとです・・・・・・1ページ読むのに普段の倍かかった気がしたとです。

二転三転四転五転の謎解きは面白いと思うばってん、だからと言うて他のシリーズ物ば
読みたいなぁという気には、あんましならんとです・・・・スンマセン。

陽だまりの彼女   越谷オサム

今月の12日に放映される本です。
そんなこと知らんでイオンで読んでいたら目の前にあったシネマ情報のビジョンに映ったので知りました。
もちろん出演者達もそこで知ったとです。
そしたら放映前に読んでしまわんとイカンと何故か決めつけて気合入れて読み始めたとです。

中学で同級生やった浩介と真緒が10数年後、偶然再会して恋をして結ばれるとばってん
真緒には秘密があったとです・・・・・・・・・・・。

まぁ本音の感想ばここで書いても、あんたはファンタジー小説が分からん、ただのオッチャンじゃろもんと
言われてしまうのを覚悟で吠えます。

幸せな二人の物語が延々と書かれているけんオイはそのうちにどんな不幸が襲ってくるのかと
号泣の覚悟ばしながらページば進めていくと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

これはそれで見事な結末にオイはひとりでズッコケました。でオイは一体この本に
何ば期待していたのだろうか・・・そう思うと読者層の年代ば大きくはみ出したオイが悪かとでしょうか?。

最後に、ここでネタばらし出来ないもどかしさば胸に秘めて言うときます。

松潤ファンの皆様・・・・浩介役で好感度UPで良かったですなぁ(笑)。

 


ごちそうさんでした

2013-10-01 21:04:25 | 棚の上の本

 

床下仙人  原 宏一

毎度、原さんの本です。

勤めから帰ったら、床下に見知らぬ男が住み着いていた。
デザイン会社に来た派遣の社長はハッピを着た元居酒屋の社長だった 。
海外出張から帰ってきたらマンションが女性たちに占領されていた男。
路上で若い娘からいきなり靴を磨かれた男は・・・・・・・・

などなど  
あるようでないような不思議な短編集はユーモアと風刺の世界です。
最後は軽い期待感とほろ苦さと少しばかりの幸せ感は・・・・・・
人の優しさがほんわりと出てくる本でした。

**************************************

朝ドラ  あんまい 面白くなかぁ

明治時代に毎朝、子供に御馳走ば食わせる大人達は何じゃ?
レストランでは平成まで生きているオイでも食ったことの無か料理ばっかりばってん
オイが餓鬼の頃にドラマの料理ごたるとばっかい食べとったらと思うとゾッとするとです。
全然関係無かばってん「ごまさば」が好きで良かったの気分たい!

ばってん最初テレビ局は
子役の可愛さと演技の上手さとフランス料理で視聴者ば引き寄せたと思っているとじゃろか?
と、まぁ一度言いたかったついでに主役の女優・・・・・・・不思議か顏しとる・・・・・・。



少し言い過ぎたじゃろばってん、そのうちに面白くなる日ば期待して朝飯前のブログば閉じます。