淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「月人壮士」  澤田 瞳子 (凱旋プロジェクトシリーズ)

2019-08-31 11:02:05 | 棚の上の本

遂に凱旋プロジェクトシリーズ最後の本ば読み倒しました!(^^)!

お話は東大寺の大仏さまば建立した聖武天皇のお話です。
皇族の血と藤原氏の血が混じっておる聖武天皇の抱え持つ苦悩ば
藤原家と皇族ば海族と山族の対立に照らし合わせて描かれております。
そいにしても
オイはシリーズもので無かったら多分読まんかったと思います。
ばってん聖武天皇に関わる人々とその時代ば知ることが出来て良かったです。
今後、大仏様に合掌する時は以前と違う自分になっておる気がするとです"(-""-)"

では8人の作家さんで刊行された凱旋プロジェクトの本ばってん
初めて読んだ作者さんもおってそれぞれに面白かったばってん
そん中でも
井坂幸太郎さんの「スピンモンスター」
乾ルカさんの「コイコワレ」と言う
どちらもカタカナの題名の本が好みでございました(笑)。

 

 


雨の中で

2019-08-28 09:09:04 | すらごと日記

8月22日(木)
家内の買い物ば待つ間、店先にあるベンチに座りながら
見上げた空の色が秋の気配ば感じて撮った一枚とです。

ばってん それから今日まで
一度もこげな青空ば見られんごとになるとは・・・・・・。

あぁ 雨 雨 雨 いつまで続くとじゃろか?
あちこちから大雨の心配ばしてもらう人たちからの声が届くとです
本当に有難いです。

ばってん、そげな時に何でオイはいつものように
朝ご飯ば食べ過ぎたとじゃろか・・・・・・"(-""-)"



 


読 「ウナノハテノガタ」 大森兄弟 (凱旋シリーズ)

2019-08-23 07:43:04 | 棚の上の本

内容紹介 読メより

楽園ウナノハテノガタを信仰する海の民「イソベリ」は、死を知らない。
精霊を司る少年・オトガイだけは真実を知り
死を恐れ、激化する山の民「ヤマノベ」との争いを止めようとする。
しかしヤマノベ族の女・マダラコによる攪乱、神・ウナクジラの腐乱によって
「イソベリ」たちは混乱し、オトガイを追放してしまう。
果たして少年オトガイは「イソベリ」たちに死を伝え、争いを止めることができるのか。
命のはじまりとおわりに触れる、生々しい原始の詩。

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凱旋プロジェクトの年代順では最初の本です。
まぁそりゃ当たり前たい原始時代やけん・・・・・。

ばってん、いくら原始時代じゃけんと言うても言葉ば理解するとに難儀したとです。

そんでもだんだん分かってきたら何か嬉しくなってきたとです。

そこで皆様におまけです?

題名の「ウナノハテノガタ」とは「海の果ての潟」と言う憧れの地の事です!(^^)!。

 


読 「天使も怪物も眠る夜」 吉田 篤弘  (凱旋プロジェクト)

2019-08-22 17:36:03 | 棚の上の本

内容紹介 読メより

〈懐かしい未来〉を舞台に「眠り姫」大捜索が始まる
――吉田篤弘が挑む、かつてない群像劇! 2095年
東京は四半世紀前に建てられた〈壁〉で東西に分断されていた。
曖昧な不安に包まれた街は不眠の都と化し、睡眠ビジネスが隆盛を誇っている。
そんな中、眠り薬ならぬ覚醒タブレットの開発を命じられた青年・シュウは、謎の美女に出会い――。

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螺旋プロジェクト時代順では最後の本です。
近未来の東京ば舞台にした100年後の海族と山族の物語ばってん
凱旋シリーズは年代順には発刊されてはいないけん
オイは最初の原始時代から次の聖武天皇の時代の2冊ば未読のまま
このシリーズ最後の本ば先に読んでしもうたとです。

そんで実はこの本ば読み終えたとは8月1日やったとです。
だけん
あまりにも時間が経っておるけんあんまし感想と言う感想が出てこんとです"(-""-)"


ばってん、ただやたら未来すぎる設定やったせいか
これまでの海と山による怨念とか闘いとかあんまし物語には出てこんで
海と山で力ば合わせて眠り姫ちゃんば救って良かったねで終わったお話やったです。


だけん凱旋プロジェクトに思い入れがある人にとって
このラストで満足するのかどうか・・・・オイには分からんばってん
とにかくあと残り2冊読んだ順に書き込むことにします。

どげんでもよかごたる感想になると思うばってん・・・・・・!(^^)!。

 


ちいさな願い

2019-08-18 17:34:08 | すらごと日記

オイは最近流行ってるツーブロックと呼ばれとる髪型ば見ておると
どげんしても笑ってしまうとです。

やっぱオイには床屋でカットしておる途中で急に外に追い出された
お客さんの髪型にしか見えんとです。

 

まぁそげん言うても
最近オイの髪もツーブロックに似ておるとです。
ばってん違うとは頭頂部と側頭部の髪の毛の長さが
逆転しておる哀れなツーブロックになっておるとです。

だけん、その段差ば出来るだけ水平に保つべく日々努力しておるとです。

 

以上薄毛のぼやきばってん

こいからもしばらくツーブロックが主流になるとならば
ツーよりもスリーブロックと段差の数ばドンドン増やしてもらい
ついには棚田のようなタナダブロックが若者の間で流行るならば

ピアスには是非とも彼岸花でお願いしたいと思うとです・・・・・"(-""-)"。


14年

2019-08-06 08:01:31 | すらごと日記

台風8号が来ております。

今朝はひょんなことからオイのブログが
14年前の今日から始めたことば気づかせてもらたとです。

あぁあれから14年・・・・・・・・・

よう続いたと思います。
最近は本の備忘録ばっかいでムチャクチャわんぱたーん
ばってん最初の頃もある意味ウソばっかしのワンパターンやった気がするとです!(^^)!

本当は世界に向かってオイの雄たけびば発信するブログば!!と思っておるとばってん

そんで
オイが最近吠えたいとはニュース速報で何で梅雨明ごときば放送する必要があるのかぁ!!
グルメ番組で称賛する地元の店舗と料理ば地元民が笑っておる現実ば知っておるのかぁ!!

スンマセン思い当たるとはこのぐらいとです・・・・。

またしばらく棚の上の本でお付き合い願えれば幸いです"(-""-)"

14年前のブログ投稿写真です。

2年前の7月5日
豪雨被害に遭い流され無くなった 朝倉のレストランの窓辺

この場所ば通るたびに本当に悔しくなるとです。


読 「コイコワレ」 乾 ルカ   ※螺旋シリーズ

2019-08-03 07:29:26 | 棚の上の本

表紙の絵だけで乾さんらしかなぁと嬉しくなったとです。
本当に楽しみにしておりました。

物語は
太平洋戦争末期、小学6年生の清子は蒼い瞳ば持つ美しく孤独な少女やったとです。
清子たち小学生は東京から東北の田舎に集団疎開してきたとです。

ばってん疎開先のお寺には捨て子だった大きか耳と黒か瞳の小学生「リツ」がいたとです。
二人は会った瞬間お互いに相容れない空気ば感じるとです。
その日から海族と山族の逃られない運命が清子とリツば苦しめる日が始まったとです。

そげな時、リツが慕う山でひとり暮らしておる「源助」爺つぁまは
リツと清子の行くべき道を導いてくれるとです・・・・。

最後はリツと清子の切なか別ればってん
二人の遥かな未来が見えてくるようなラストに乾さんば感じたとです。
だけんリツと清子の再会ば本にしてもらいたかとです!(^^)!

思春期の少女たちにも読ませたかった本でした。
 


読 「蒼色の大地」 薬丸 岳

2019-08-02 10:50:39 | 棚の上の本

引き続き螺旋シリーズでございます。

時代と作者が変わっておっても
話の設定は決まっておるけん
最初から肩に力が入らんでスルリと読み始められるとです。

物語は19世紀末、日露戦争開戦前
ある小さな村で育った新太郎と鈴の兄妹は同じ村に住む老人から拾われた
捨て子で「灯」と名付けれた少年から新太郎の妹の鈴の命ば救われたとです。
ばってん兄の新太郎は灯の蒼い瞳に嫌悪感ば覚えたとです。

その後、話はいつもの設定通り山族の新太郎が海軍に入隊し
海族の灯は海族となって瀬戸内海ば舞台にして二人の闘いが始まったばってん
灯ば慕って鈴も瀬戸内の島に住む灯ば追いかけて来たとです。
さぁ3人の幼馴染の運命はどげんなるとか・・・・・。

刑事小説が多か薬丸さんの作風が垣間見られる
男気がにじみ出た螺旋シリーズやったです。


読 「もののふの国」 天野 純希  ※凱旋シリーズ

2019-08-01 08:07:43 | 棚の上の本

螺旋シリーズの本は年代順に読んだほうがよかとばってん
最初からつまずいたけん?何とか取り戻すために努力しておるところです(笑)

そんなわけで今回は平将門の乱から西南戦争の西郷隆盛さんまでの
「もののふ(武士)」たちの物語です。

各時代の戦国大名たちの天下取りば海族と山族の対立に絡める
螺旋シリーズの設定が面白かったです。

そんで歴史の変わり目に現れる謎の見届け役の存在が
これまでとは違う歴史観として心に残ったとです。

まぁ歴史ば好きな人たちは史実と違うばい!と言うかも知れんばってん
言わせとけばよかとです(^_-)-☆。

とにかく次は明治時代へと・・・・・。