淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

やりたいことは何ですか

2013-08-27 18:46:35 | 棚の上の本

先日、左膝の痛みが気になっていたので近くの整形外科に自転車で行ったとです。

レントゲン撮られて診察受けたら、軟骨がすり減って水が溜まっておると言うことです。
「まぁ年齢だからですね・・・・水抜いて注射しときましょうね・・・あぁ右足も注意して・・・」

帰り道・・・・・・
痛みは楽になった様な気がしたばってん自転車のペダルは何となく右足だけで漕いで帰りました。

夜、ビール飲みながら家内が言いました「やっぱ身体が動けるうちに旅行をしとかんとイカンねぇ」
本当にその通りです、家内も最近高血圧気味です。
関係ないとばってん今、家内が読んでる本は「野心のすすめ」林 真理子です・・・・。

近頃、サガン鳥栖が大宮~仙台~FC東京に連勝して調子がよかです。
昨夜の名古屋戦も家内と応援に行きました、試合は引き分けに終わりました。
帰り道、ラーメン屋さんに寄って、焼きチャンポンとラーメンを頼み、待つ間に餃子と焼き豚で
ビールをグイグイ飲みました。
身体が元気なうちに今やれる暴飲暴食です・・・。

さて本です。

カラマーゾフの妹  高野 史緒    (江戸川乱歩賞受賞作品)

あのドストエフスキーの名作「カラマーゾフの兄弟」の続きを13年後と言う設定で書いた物語です。
オイの大嫌いな外国人の名前が出てきて「あぁせからしかぁ」と何度も思いました。

正式名称で書いたり通称で書いたりするのはやめてほしい!コンガラガルとです。

おまけにロシア人の名前はやたらと長くて馴染みが無いけん、余計にイラつくとです。
スメルジャコフはスルメと読んだりしておりました。

原作者のドス氏が書いた一部の本では明かされておらやった父親殺しの真犯人ば
二部で書こうとしたとばってん亡くなってしもうたけん日本の作家が勝手に二部ば書いたとです。

原作ば読んでいない人は(オイもばってん)この本読んだらドスの本は読まんでもよかかなと思いました。

高野さんはSF作家さんらしかです。だけん最後はロシア皇帝暗殺の為のロケットや
コンピューターまで出てきます。
草葉の影でドス氏はどげな気持ちでおるやろかねぇ・・・・さぞかし複雑な気分やろうねぇ・・・。

ばってん  なかなか面白かった本ではありました。

以上

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眠たい

2013-08-23 16:59:12 | 棚の上の本

藁にもすがる獣たち  曽根 圭介

文字通り瀬戸際に立たされ運にもツキにも見放された男と女たちの物語です。
話の繋がりと登場人物の無駄のない描き方がテンポよく進められて行きます。

月と詐欺師  赤井 三尋

昭和10年の大阪・・・・・ある財閥の男の陰謀で両親を失い
姉までも自殺に追い詰められた修行僧の俊介は
復讐のために寺を捨て大阪へと向かう、そこで俊介は詐欺師「春日」に出会うのだった・・・・・・。
果たして復讐は遂げられるのか・・・・・。
映画を観ているような物語には惹きこまれました。
戦前戦後の大阪や京都の街並みや暮らしが何か良かったです。
京都の旅館「柊屋」・・・・・・懐かしかったです・・・・・(笑)

月下上海  山口 恵似子

偶然、月と詐欺師と同時代の設定でした。

財閥令嬢「多江子」の物語です。
気丈な美貌の画家「多江子」は表紙の通りです。
夫を愛人に奪われゴチャゴチャありまして多江子はまだ戦前の上海に渡ります。
そんでまたもや、新たな男たちが出てきて、ごちゃごちゃありまして、そうして戦後までの
壮大なる恋愛小説でした。

松本清張賞受賞の作者は食堂のおばちゃんの恰好で話題になったそうです。
読メでは昼メロみたいだと言うとる人もおりますばってん

食堂のおばちゃんも昼メロも大好きなオイは「だから何じゃい!」と申し上げたいです。

以上

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ドカ灰

2013-08-20 09:06:26 | すらごと日記

天国旅行  三浦しをん

心中をテーマにした七つの短編集です。

それぞれの切り口が違うお話です。

読み終えた18日は恒例の家族で鹿児島一泊旅行に来ていました。
ホテルの展望風呂には桜島が目の前に見えます。

4時過ぎモクモクと噴火の煙が湧き上がるのが見えました。
それが後でニュース速報で知った観測開始以来の最高の高さの噴煙だったのです。

夕食を終え家内と二人で夜の天文館まで出かけたばってん、ものすごい灰で
すぐに引き返しました。

ホテルの窓から桜島を撮る

家内たちは朝のバイキングからまだ帰ってこないので枕の上に「天国旅行」を置いて撮る・・・・・・・・・・。

以上 

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墓参りの後で

2013-08-15 12:26:28 | すらごと日記

尋ね人 谷村 志穂

李恵は東京での仕事と男と別れ一人暮らしの母親「美月」が住む函館に戻ってきた。
母親は癌の病だった・・・・治る見込みは無い母親は娘の李恵に最後の願いを頼む
それは昭和29年、路面電車に乗り込もうとした母親の前から急に姿を消した昔の恋人探しだった。
彼は何故消えたのか今でも生きているのだろうか・・・・・・・・・

谷村 志穂さんは「海猫」以来の本です。
海猫も好きな本でしたがこの本も函館を舞台に半世紀に渡る物語は北国の暮らしの中で
静かに書かれていていい本だったと思います。

犯人(ホシ)に願いを  森巣 博

「尋ね人」を読んだ後にこの本を読むのは如何なものかと思いましたが
オイは基本的に読書の順番はまるで違う内容を交互に読むことにしております。

シリーズ物です、警視庁の悪デカ二人が高級官僚の不正を暴き出世街道まっしぐら
抱腹絶倒の物語です。
庶民としては悪徳国家公務員達をバッサバッサ切り倒す姿に胸がスカッとする風刺小説です。

まぁ少し羽目を外しすぎる所はありますが・・・・(笑)

以上

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お盆前に

2013-08-11 08:48:53 | 棚の上の本

あん   ドリアン助川

借金返済のため一人売れないどら焼き屋{どら春」で黙々と、どら焼きを焼いていた千太郎。
ある日ひとりの老女「徳江さん」が自分を雇ってくれと「どら春」を訪れた・・・・・・・・。

二人の出会いはやがて・・・・・・・。

多くは語りません

皆さんに、おすすめしたい本です。


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早くビールを飲みたい!日本酒も冷やしてる!

2013-08-07 21:57:05 | 棚の上の本

先日の夜 酔っぱらいながらテレビを観ていたら「激流」があっていた。

本とドラマは違うと聞いていたばってん
役者さんは、それがどうしたと言うように立派に芝居をしていると思います。

原作を完璧にぶっ飛ばしても  それはそれでいいと思うし
「やっぱ 本のほうがいいよね」  と言う人がいてもいいと思うし
テレビの途中で寝てしまう人がいてもいいと思うし

観る人読む人寝る人  みんな 自由だと思います。

図書館戦争  有川 浩

いつも横目で見ながら今まで通り過ぎて行った本です。
あらすじも大体知っているし面白い本だとは分かっていたからそのうちにそのうちにでやっと読んだ本です。
近未来の話です民衆から読書の自由を奪う団体と、それを阻止する図書館員の闘争のお話です。

新人の女性図書隊員「郁」と教官の「堂上」のからみが有川浩の「ラブコメ今昔に出てくる
女性自衛隊員と男性隊員の恋物語に良く似ていました。

まぁこんなお話は無いだろうと言う設定でも郁と堂上の登場で何とか収まった感じでした・・・・。

 

舟を編む  三浦 しをん

予約したのがいつだったのか・・・・・忘れてしまうほど待っていた本でした。

辞書の編集者「馬締」まじめが多くの人たちと15年の歳月を費やし執念で編んだ辞書「大渡海」

その作業過程に見せる執念と辞書への愛情が読みながら伝わってきます。
だからと言ってすぐに辞書を買いに行こうとは思いませんが辞書を見る目が今までとは
まるで違ってきたと言う事で感想の終わりにさせていただきます。

以上

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早いもので8月

2013-08-02 22:03:54 | 棚の上の本

ビブリア古書堂の事件手帖3    三上  延

前回よりも面白かったと言うより読みやすかったのは
いつもの古書のウンチク謎解きが控え目やったかもしれません。

今回は
ビブリア古書堂の女主人「栞子」の謎の母ちゃんの存在が次回の楽しみとさせてくれとります。

文中に出てきた本、ロバート・F・ヤング著「たんぽぽ娘」読みたいです。

以上

 

 

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