先ず、先日読んだ朝井リョウさんにお詫びします。
イヤお詫びと言うより、井坂さんのこの本ば読み終えて
言葉が過ぎた事に気づき反省しとるとです。
少し説明ばします。
今回、中央公論新社が「螺旋プロジェクト」と名付けて
8名の作家さんで太古の時代から未来の日本までば繰り広げられる
海族と山族の対立と争いの物語ば描く8作品の競作小説で
最初に読んだとが朝井さんの本やったとです。
作品の内容設定は共通しとります。
海族は蒼い瞳、山族は大きか耳ば持っていて
絶えずいがみ合うとばってん
必ず、いさかいば収めてくれる人間が登場するとです。
ガバイシンプルばってん
作者と時代が変わるだけで、なかなか面白かとです。
話は最初に戻ります。
何も知らんで読んだ朝井リョウさんの「死にがいを求めて生きるの」が
面白くないと書いたばってん
その次に読んだこの井坂さんの本のせいで
少しばっかし「死にがいを求めて生きるの」が
面白く感じてしもうたとです"(-""-)"
だけん井坂幸太郎ワールドはヤッパすごかです(笑)。
お話は
1951年から2071年の物語です。
時はバブル景気の頃、女スパイの宮子と普通のサラリーマンだった直人が出会い結婚するとばってん
姑のセツと宮子の仲は険悪とです何故なら海族と山族やったけん・・・・
ある日、セツと宮子はある事件に遭遇したことがきっかけになって
衝撃の事実が明かされたとです!!・・・・
最後まで楽しませてもらいました。
では、これから残り6冊の螺旋シリーズばボチボチと紹介させていただきます。