戦争ミステリー小説です。
戦時下、ビルマの山村に駐屯した日本軍の指揮官の少尉が深夜に殺されたとです。
そんで村の村長も少尉と同じ手口で殺されたとです。
犯人は敵兵か村人か、それとも部下の誰かなのか?
時代が時代やけんそれに戦争の話やけん
やっぱ読んでいて重たかったです。
最後に犯人の告白で明かされた真実も・・・・。
戦場での犯人捜しは、それなりに読み応えはあったばってん
やっぱ・・・・・もうよかです。
戦争ミステリー小説です。
戦時下、ビルマの山村に駐屯した日本軍の指揮官の少尉が深夜に殺されたとです。
そんで村の村長も少尉と同じ手口で殺されたとです。
犯人は敵兵か村人か、それとも部下の誰かなのか?
時代が時代やけんそれに戦争の話やけん
やっぱ読んでいて重たかったです。
最後に犯人の告白で明かされた真実も・・・・。
戦場での犯人捜しは、それなりに読み応えはあったばってん
やっぱ・・・・・もうよかです。
若か人たちに読んでもらいたかと思うたとです。
勿論、ダラダラと齢だけば重ねたオイたちにも・・・・・"(-""-)"。
物語は
自分でも認めるプライドが高く嘘つきの高校生「秋月和也」は自分の嘘で
熊本の自宅から日帰りでディズニーランドへ行くはめになるとです。
ばってん帰りの飛行機に間に合わんで和也は所持金も数千円で途方に暮れるとです。
やがて時間が経ち静かになった空港ロビーに佇む和也は売店のおばちゃんから声ばかけられるとです。
その日から和也は自分の人生ば変えてもらえた多くの人々に出合いながら
成長して行く和也のお話ばってん
その人生訓物語が出来過ぎだと言われる人もおるかも知れんばってん
読まれる人にひとつでも伝わる言葉があればオイにはそれだけでよか本やったと思うとです。
表紙のイラストで想像ばしたとです。
スクープば必死に探しまわる若き女性編集社員の奮闘記じゃろと・・・・。
まぁ大体そうばってん物語は
今、何かと批判されとる週刊誌の取材の在り方に悩む入社二年目の「日向子」が
戸惑いながらも週刊誌記者として成長していくお話しでした。
読んだ後、スクープの為には手段ば選ばん週刊誌のイメージが少しばっかし変わったのは
必死に事件の真相ば求め取材に走り回る日向子の健気な姿が良かったからかも知れんです(笑)。
面白かったです。
突然の父の病死に女子高生の瑠璃は父親と再婚した若い継母が父ば殺したのだと確信するとです。
ばってん、証拠が無いけん誰も信じてはくれないとです。
継母の罪が暴かれない瑠璃は亡き両親のもとへ行こうと決意し
自殺の名所として知られとる森の中に行くとです。
ばってん瑠璃は自殺に失敗して地面に転がってしもうたとです。
その時、転がっていた瑠璃ば見下ろしとった青年は
瑠璃の目にしか見えない幽霊やったとです。
幽霊の青年に自分の自殺の原因ば話した瑠璃は
継母の犯行の証拠ば青年と一緒に探し始める事になったとです・・・・。
青春ミステリー小説です。
ばってん
風水の効能とか六曜の先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口やらのウンチクが出てくるけん
案外、生活に役立つかも知れんです(笑)。
腰の手術から一年半位経ったとです。
時々、初めての全身麻酔の事ば思いだすとです。
麻酔が効くまで個人差があるらしかと聞いておったばってん
オイの場合はアッと言う間に効いてしまったごたるとです。
麻酔科のドクターから「では今から麻酔を・・・・」」と言われた後の記憶が無いとです。
そんで4時間後にオイの名前ば呼ばれてやっと目覚めたとです。
スゴカです、全身麻酔はスゴカです。
ばってん手術前に看護師さんから聞いておった
尿道カテーテル・・・・・・・の管がやっぱあったとです。
そん時は麻酔のおかげで痛みも恥ずかしさも知らんで済んでよかったとばってん
やっぱ誰が付けてくれたのかガバイ気になってきたとです。
ひょっとしたら、ひとりでは無く複数の可能性もあると思うと
何か恥ずかしさも倍増してくるとです。
看護師さんに訊く訳にもイカンので
術後のリカバリー室のベッドから忙しく動き回る看護師さん達ば見ながら
あの人じゃろか?あの人じゃろか?と勝手に想像ばしたりもしたとです。
その後、オイの何やかんやば調べに来られた看護師さん達全員が帰り際に
クスリと笑っているような気にもなってきたとです・・・・・。
しばらくしてリカバリー室から一般病棟に移る頃
ひとりの看護師さんがやってきて「外しときますね。」と無表情で
アッと言う間に手際よく管ば外されたとです。
来た時と同じく無表情で「お大事に」と言い残し去って行く看護師さんの後ろ姿に
「ありがとうございます 貴方だったのですね・・・・・・・・・。」
オイはこうしていつも妄想ば妄想で終わらせたがるとです。
以前読んだ戌井昭人さんの「のろい男 俳優・亀岡拓次 」ばテレビで観たとです。
オイにはまったく面白くなかったです。
そんで、この映画ば観てから本ば読みたい人がいたら近くの食堂で
「かつ丼・ミニうどん・にぎり三貫サラダ付きセット」ば御馳走しながら
「何で?」とその理由ば訊きたかとです。
その返答次第では「かつ丼・ミニうどん・にぎり三貫サラダ付きセット」から
かつ丼だけにしようかとも思うとです。
ばってん人それぞれやけん、そいに自分の価値観ば押し付けるとも大人気無かけん
ミニうどんぐらいは付けてやってもよかかなぁと考えたりもしとります。
ばってん食堂で向かい合わせた相手がハイソサエティーなキャリアウーマン風のお嬢様やったら
そんで食堂の緑色のパイプ椅子に長い足ば組みながら同じく白くて細長い指に外国タバコば挟み
挑むような目で
「映像から浮かぶ亀岡のシュールな陰影が本では到底表現出来ないと思うの
だから私はご本のほうにも少し興味があるの・・・ただそれだけど何か?」と
今度はオイが返答ば促される立場になったらどげんしよう・・・。
メニューのグレードアップがオイの返答やったらオイはあまりにも情けなか・・・・。
前回の「くちなし」に引き続き今回も直木賞候補作品です。
他の3作品は読んでおらんばってんオイが選者ならこの本ば選びたかと思うとです。
物語は戦中・戦後の激動の時代ば逞しく生き抜いた女性編集者「佐倉ハツ」のお話です。
先ずプロローグからドンと惹き込まれたとです。
現在は卒寿ば越えとるハツは介護施設に入所しとるとです。
ある日、ハツのもとへ見知らん男性が面会に来たばってんハツとは会う事が出来んやったとです。
面会者の男性がハツに渡して欲しいと置いて行った紙箱は
ハツにとって生涯手にする事は無いとあきらめていた大切な思い出の紙箱やったとです。
その紙箱ば胸に抱いたとき
なつかしい人々の名前が声がハツの心に浮かんでくるとです・・・・。
戦時下、雑誌編集に情熱ば燃やしたハツと仲間たちの熱き思いと感動のラストまで
一気読みでした。
オイは、よか本に出会ってガバイ嬉しかったです。
不倫相手の男から別れば言われた女が「ほんならアンタの左腕ば私に頂戴」とお願いするとです。
女はその日から男の左腕と一緒に暮らし始めるとです・・・・。
お互いの身体から花が咲き始めるのが見えたら恋人になって結ばれるお話し・・・・。
けだものになって愛する男ば食いに行く女たち・・・。
その他7編の不思議か世界の短編集です。
今までに無かった奇妙な読後感やったばってん
こげな愛の物語もあるとたいねと感心してしまったとです。
さてと明日が選考会の直木賞候補作品ばってん、どげんなるじゃろかね?
ネットで集まった男女4人がワゴン車で集団自殺したとです。
その中に「僕」の叔父さんがいたとです。
「僕」は叔父さんの自殺が信じられんとです。
「僕」の叔母さんも叔父さんの死に疑惑ば持つとです。
真相解明の為に「僕」は叔母さんの命令で関係者ば調べ始めたとです。
その日から「僕」の周りには怪しい影が・・・・・・・・。
事件ば取材するルポライターと「僕」の視点で進む物語が良かったです。
折原作品のラストはいつも楽しみです今回も面白かったです。
インフルエンザの事やら忘れさせてくれたとです"(-""-)"。
1歳と9ヶ月の孫がインフルエンザに感染しとりました。
母親と隔離して三日目の朝、食欲はあるとばってん熱が出て来たとです。
小児科で診てもらったら母親と同じA型やったです。
お母さんと同じ部屋でもよかですよと病院の先生が言われたけん
3日ぶりに母親に会った孫は最初ニコッと笑ったばってんスグに泣き始めたとです。
我慢していたとが良く分かるとです。
オイもこっそり泣いてしもうたとです。
それから娘の部屋に孫の布団やら何やかんやで家内と中2の孫とオイが入ったとです。
ドアを開けた瞬間、家内と中2の二人がマスクば付けたとです。
マスクばしていないオイが「自分たちだけ・・・」と言うと全員何でか笑い始めたとです。
笑いの意味がよう分からんばってん
とにかく
孫の世話は娘がするけん、比較的行動は自由になる気軽さはあるとばってん
誰も口には出さんばってん今度は自分が・・・・・イヤ自分だけは大丈夫と・・・・・"(-""-)"。