先日、久しぶりに岡林信康ば聴いたとです。
そしたら、あの頃に戻ったオイは胸が熱くなってきたとです。
40数年前の青春時代、当時フォークソングの神様と呼ばれていた岡林信康の歌ば
母ちゃんから無理して買ってもらったヤマハのクラッシックギターG―60で毎日歌っておりました。
友よ、山谷ブルース、流れ者、私たちの望むものは 等々・・・・・・
苛立ちの理由もハッキリしないとに苛立ったふりばして岡林になりきって歌っていたとです。
そんなある日、岡林信康の大ファンだったオイの友人の妹Sちゃんと
その友達だった初対面の娘さんAちゃんの2人ばオイの中古のオンボロ車に乗せて
福岡まで岡林信康のコンサートに行ったとです。
帰りの車中では「ゲストの加川良が良かったねぇ」とかワイワイ皆でコンサートの話しで盛り上がり
Aちゃんに「もう遅くなったけん家まで送るよ」と言うたらガバイ喜ばれたとです。
Aちゃんに道案内してもらって行く初めての道は闇夜がいつまでも続いていたとです。
「ここでよかです、どうもありがとうございました。」
辿り着いた場所は山深い杉林の中やったとです。
Aちゃんに訊いたら家はもう少し歩いた所にあるとばってん車が通られないと言うことやったとです。
Aちゃんと別れた後、助手席に移動して来た Sちゃんが何故か無口になったとです。
話す事も無いけん仕方無く
「SちゃんはAちゃんの家ば知らんやったとね?」と訊いたら
「うん、知らんかった・・・・・」
灯りが見える国道までの長い帰り道
何でSちゃんが急に無口になったのか良く分からんばってん
今でもあの夜、後部座席から聞こえた
SちゃんとAちゃんの二人のはしゃいだ声が思い出されるとです。
そしたらオイの好きな歌です。
※注 本文と歌は何の関係も無かです"(-""-)"。
♪君に捧げるラブソング 岡林信康
悲しみにうなだれる君を前にして
そうさ何も出来ないでいるのがとてもつらい
せめて君の為に歌を書きたいけど
もどかしい想いはうまく歌にならない
今 書き止めたい歌
君に捧げるラブ・ソング
君の痛みの深さはわかるはずもない
何か二人遠くなる 目の前にいるというのに
そうさ僕は僕 君になれはしない
ひとり闘うのを ただ見つめているだけ
今 書き止めたい歌
君に捧げるラブ・ソング
二人はためされてるの君は僕の何
これで壊れてゆくなら僕は君の何だった
何も出来はしない そんなもどかしさと
のがれずに歩むのさ それがせめての証し
今 書き止めたい歌
君に捧げるラブ・ソング
今 書き止めたい歌
君に捧げるラブ・ソング
今 書き止めたい歌
君に捧げるラブ・ソング