淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

ひそやかな恥じらい

2011-05-21 09:02:32 | すらごと日記

暑くなってきたね

クールビズの季節が来たとね
クールビズと聞いたらトムクルーズば思い出すとよね。
まぁ そげん事はどげんでもよかとばってん
クールビズでどいだけ節電省エネ効果のあるとじゃろかね?

オイはさ
第2ボタンまでば外して私はクールビズやもんね環境考えとるもんね
と見たくも無か胸元ば見せとる奴見るとフンと思うとです。

そいにしても
クールビズ関連商品の価格は何であげん高いとじゃろかね?
何でもかんでもクールビズて名前ば付けたら値段ば取れると思うとる気がするとたい。

そいけん是非とも
100均ショップでクールビズコーナーば設けてもらいたいと思うとです。

例えば 「クールビズ トイレ用ブラシ」
柄が短いので手の先まで水に浸ってクールビズ・・・・・・・・・・・・・。

 



 

 


壱里島飲んで食べてひとり2千円

2011-05-19 15:11:37 | 棚の上の本

壱里島奇譚     梶尾 真治

翔一は熊本の天草諸島に浮かぶ小さな島「壱里島」へ島の売店で売られていた
不思議なタワシ「おもしろたわし」ば社命で調査に行くとばってん
その島は翔一を待っていた奇跡の島やったとです・・・・。

「黄泉がえり」の作者である梶尾さんは熊本生まれです。
そいけん作品の多くは熊本が舞台になっておるとが多いとです。
そして、精霊て言う言葉が正しいかどうか分からんばってん
とにかく優しか霊たちが出てくるとです。
読み終えたら いつも こころが温かく和んでくるとです。

以上


茶摘畑でつかまえて

2011-05-18 17:35:35 | 棚の上の本

かび   山本甲士

「とげ」に「どろ」にそして「かび」で山本さんの作品ば続けて読みました。
かびは過労がもとで倒れ左遷されそうになる夫を救うため、普通の主婦やった
「友希江」はひとりで大企業に立ち向かいぶっつぶす!!!!

ばってん 友希江   よう やるばい・・・・・。


胸さわぎのクルーズ  矢口 敦子

昭和25年寅年生まれ還暦目前にした女3人のロシア、上海豪華客船の旅・・・・・・・
久しぶりに会う大学時代の同窓生3人は
10日間のクルーズでエキサイティングな船旅の思い出ば残そうとするとばってん
男との出会いも小説みたいには行かず 
老いて行く現実に揺れ動く女ごころば書いてあったとです。

この本はオイの前に家内が先に読んだとです。
オイに本ば手渡す時「フン!よか身分たいね」と捨てるように言いました

ほんで読みながら「なるほど」と思いました。
そいだけです・・・・・・・・・・・。

オジいサン   京極 夏彦 

益子 徳一 72歳
独居老人 アパート暮らし 結婚歴無し
定年退職後、自分の老いに折り合いをつけながら、つつましく暮らす日々・・・
その生活の中で徳一が感じる社会への疑問と風刺は あまりにも的を得
オイは、そうだ そうだとうなずいたとです。

携帯は電話と言う名前 地デジで、すもうとりの尻など観たくない
あまってしまうキャベツ 試食で買わされたソーセージ
ヨーグルトの売り場は発酵製品側にあるのか?
カセットテープは不燃物か?・・・・・・・・・・・・・・
徳一がつぶやく 老人と年寄りの違い   分かるような気になったとです。

以上

 

 


借りてきた本で文句を言う5月の雨

2011-05-11 18:58:10 | 棚の上の本

臨床真理   柚月 裕子   第七回このミステリーがすごい大賞

同じ福祉施設で暮らしていた少女の死は自殺ではなく他殺だと訴える20歳の青年
藤木司は人の心が色になって見える。その彼を治療する事になった臨床心理士の
佐久間美帆は少女の死の真相を調査するが・・・・・

前半は犯人探しと一緒に福祉行政やら精神医療関連ば考えさせられたりして
読み応えがあったです・・・・・
ばってん途中で犯人が何となく見えてきたとが残念やったです。

未見坂      堀江 敏幸

オイには何も心に残らんどうでもいい本やった。
害の無か話しばっかいで・・内容ほとんど記憶に無いとです、・・・・。
かと言うて害があったほうがよかと言う事でも無いとばってん・・・。


八月の路上に捨てる    伊藤 たかみ    芥川賞受賞作品

「フラミンゴの家」と同じ作者じゃろか?と疑いたくなったこの本こそば
路上に捨てたいとオイは思ったとです。
夏やけん当たり前ばってん八月の暑い日、トラックで自販機に飲物ば収める
30歳目前のバイトの男と運転手で上司でもある年上の女との一日のお話
この本も軽くて薄かった・・・・最近の芥川賞の傾向だろうか?

雪冤    大門 剛明  第29回横溝正史ミステリ大賞

「確信犯」の大門氏の作品です。
冤罪で死刑が確定した息子を救うために元弁護士の父親は真犯人探しに立ち上がる
その父親に一本の電話がかかる、それは時効寸前の 真犯人からの電話だった。

重たい内容でありながらグイグイ引きこまれました。
死刑制度が大きな問題提起として扱われていたとですが
いくら小説の中だけの話しだとは思っても考えさせられたです。
読後感はそれぞれ違って当然だとは思います。
そいでもオイには心に残った本の一冊やったです。

以上


告白

2011-05-05 22:10:10 | すらごと日記

きょう、仏壇の皿の上に盛られていた神戸で働く甥っ子のおみやげの
せんべいが無くなっていたとです。

夕方、孫娘が家内から怒られていたとです。
「仏壇に空の皿ば、そのまんまにしとったらおかしかでしょうが!!」

孫娘はお菓子が大好きです。
だからと言って孫娘が食べたと決め付けるのは、あまりにも短絡的過ぎると思うとです。
アガサクリスティーから笑われると思うとです。

孫娘は詰問されても意味が分からんとです。
仏壇の「みたらし団子」をオイと一緒に食べながら「ひい婆ちゃんも団子好きやったけんね」
と言うていつもオイと仏壇のお菓子ば喜んで食べていたとです。

だから自分が怒られる意味が分からんでも一言も弁明しない孫娘は
オイが食べた事は分かっていたと思うとです。

明日は孫娘の好きなカロリーオフのコーラば飲ませたいと思うとです。


黄砂にかすむ

2011-05-03 17:47:01 | 棚の上の本

ピースメーカー  小路 幸也

クリーニング屋さんの壁際で読みよった本がこれです。
赤星中学の放送部に入部した良平とケンちゃんは対立し合う運動部と文化部の
和平工作に学校を駆け回る日々を過ごす・・・・・・・・・・・・。

1970年代のポップスばちりばめたテレビドラマみたいな青春小説
50歳前後のおかたには 懐かしいかもしれんです。

どろ    山本甲士

青春もんのさわやかの後は ここのところ続けて読んでいる山本さんの どろ 
市役所職員の岩室の隣に越してきたペット葬儀社に勤める手原
お互いの誤解から生まれた、おかしくもすさまじい報復合戦の結末は・・・・・・・・・。
家庭に職場にかかえる不満のはけ口が二人を爆発させてしまうとです。
哀れでもあるばってん、また笑わしてもらいました。