不幸な事故や家庭環境で心ば痛めとる12歳の少年と少女の二人が偶然に出会い
まわりの大人たちに見守られながら強く生きて行く物語です。
登場人物は皆よか人ばっかしで
お話もよか話です。
ばってん、あんまし都合よく行くと
少しばっかし出来過ぎばいとも感じます。
ばってん小路さんの本には優しさがあふれております。
だけん時々は読みたくなる時があるとです。
不幸な事故や家庭環境で心ば痛めとる12歳の少年と少女の二人が偶然に出会い
まわりの大人たちに見守られながら強く生きて行く物語です。
登場人物は皆よか人ばっかしで
お話もよか話です。
ばってん、あんまし都合よく行くと
少しばっかし出来過ぎばいとも感じます。
ばってん小路さんの本には優しさがあふれております。
だけん時々は読みたくなる時があるとです。
札幌から一目惚れした男ば東京まで追っかけてきた23歳の女「吉田」は
男の勤め先近くの喫茶店でバイトばしながらひたすら男との出会いば待つ日々は
完全に怪しか女ストーカになっとるとです。
相手の男の名は「エノマタ「」は ガバイ年上で
ボーとしとるだけの人畜無害の男・・・・・。
そいけん吉田ぁ!!
そりゃ好みはそれぞれじゃろばってん
こげな男のどこがよかとかい!
悪かことは言わんけんやめたほうがよかば~~い!!
とオイはエノマタに恋焦がれる「吉田」に毒づきながら読んだとです(笑)
吉田の北海道の女友達で文句ばかり言う「前田」、バイト先の同僚「りえぽん」達との
熱すぎる女子の本音トークがガバイ面白かったラブコメ小説やったけん
おかげで前回読んだ「未来」の読後感が吹き飛んだとです"(-""-)"。
ちなみこの本は改題されております。
最初の題名は
「とうへんぼくで、ばかったれ」でした・・・・"(-""-)"
大好きだった父親ば亡くしクラスでもいじめにあい
悲しみに暮れる10歳の章子に
30歳になった自分からの手紙が届いたとです。
手紙には
今は悲しいけれどあなたには光差す未来が待っています・・・・・
10歳章子へ30歳章子より
その日から章子は未来の自分に宛てて日々の生活ば手紙に書き続けたです・・・・。
最初、この書き出しば読んで今後の展開が楽しみばい
さすがに人気作家ばいとワクワクしたとばってん
10歳章子の手紙がかなりのページ数ばってん
それはそれで健気な章子の心情がググッと伝わってよかとばってん
周りの大人たちがあまりにも汚過ぎてムカムカするとです。
どうしょうもない腐りきった家庭環境の中でしか生きられん
章子と友達の亜里沙の二人はある決心ばするとです・・・。
果たして二人の未来は?
さすがにイヤミス作家の湊かなえさんの本です
読んでおって気持ちが重たくなる本やったです"(-""-)"。
長浦さんの三冊目で新作です。
お話は
一流商社マンの若手エースとして会社から期待されとる独身男性「清春」と
凄腕女性刑事としてバリバリ活躍しとる敦子の二人はお互い面識は無かとばってん
ある日、見知らぬ娘「玲美」から脅されたとです。
「あんたたち二人は昔、人殺しばしたろうが
とぼけても、あたしは全部知っておるとよ。
証拠も持っておるとよ。
だけんが、ばらされたくなかったらあたしの言う事ばききんしゃい!
簡単なことたい
あたしが小さか頃あたしの母親ば殺した犯人と
その事件の日から行方が分からんごとなったあたしの姉ちゃんば
探してくれる事たい!」
誰も知らんやった過去ば暴かされた「清春」と「玲美」は
仕方無かけん「玲美」の命令に従ったとばってん
事件ば追う二人の前に何者かが襲い掛かってくるとです・・・
どげんしても事件の真相ば隠したか何者かの目的は一体何じゃ?
行方不明の姉ちゃんは果たして生きているのか・・・・・?
前作の「リバルボー・リリー」「赤刃」のようなアクションシーンは
ラスト近くに出てきたばってん
今まではとは少し違う現代版と言う感じやったです。
「清春」と「玲美」コンビの続編ば期待したかです。
ここんとこハードな本が続いていたけん
今回はあえて柔らかだろうと思えるこの本ば選んだとです。
歳時記の季語ばタイトルにした24編の短編集です。
あの人にもう一度会えるならば・・・・
切ない心がもたらす優しか愛の物語です。
懐かしい人々への思いが幻想の世界で描かれた大人の童話は
一話ば読み終えたら余韻ばしばらく味わってから次の章ば開くけん
一気読みが出来んやったとです(笑)
作者の高樹のぶ子さんは福岡に住んでおられます。
だけん、お話の中には福岡近辺の場所がでてきます。
時々、クスリと笑うところもあったりして
よか本でした。
毎度毎度、読後感が何とも悪か真梨幸子ワールドやったです。
まぁオイはそいが好きやけん毎度読んでおるとばってん(笑)。
お話は
タワーマンションの部屋で惨殺された女性の遺体が発見されたとばってん
翌日にも同じタワーマンションで新たな女性の遺体が発見されたとです。
二人は偶然にも独身でキャリアウーマンだったとです・・・・・・・・。
事件真相にまだ駆け出しの女性フリーライター「野江」が迫るとばってん
彼女が突き止めたものとは・・・・。
「女ともだち」の題名がラストで明かされるとです。
読後感 最高!!!(^_-)-☆
長浦さんの「リボルバー・リリー」が面白かったけん
デビュー作やったこの本ば読んだとです。
リバルボー・リリーの舞台は大正時代やったばってん今回は江戸時代です。
戦国時代がやっと終わって徳川幕府が安定した頃の江戸の町中では
辻斬りの浪人たちが出没して侍やら町人たちの多くの血が流れる日々が続いていたとばってん
首謀者は乱世の時代に活躍した元津藩士達やったとです。
何故、彼らは江戸幕府ば恐怖に陥れるテロリストになったのか?
やがて幕府から討伐ば任命された小留間逸次郎と元藩士達が
それぞれの男の矜持ば懸けて時代のうねりの中、壮絶なる死闘が始まるとです。
やっぱ時代は違ってもリバルボー・リリーやったです(笑)。
令和元年、最初にこの本ば読んで良かったです。
初めて読んだ女優で脚本家の「中江 有里」さんの本でした。
ある結婚式場での話です。
年の差が離れとる新郎新婦は見た目もパッとせん会社社長「友之」と
友之の会社に派遣で入社していたた清楚で可愛い「早紀」やったとです。
財産目当てやら何やら色々とまわりから言われておるとばってん
二人に関わる人たちの6話の話で挙式までの真実が明かされて行くとです。
ラストは友之の言葉で物語は終わります。
「阪急電車」 「本日は、お日柄もよく」ば思い出す
読んでいて優しか心になっていくとです。
一気読みやったです。