淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「笑え、シャイロック」 中山 七里

2019-10-30 17:19:38 | 棚の上の本

お久しぶりです。

先日、知らずに賞味期限が1週間過ぎておった牛乳ば飲んだとです。
気が付いてスグに整腸剤ば飲んだとです。
規定量の倍飲んだとです。

結果は・・・・・・何とも無かったとです。

そこで思ったとです。
下剤と下痢止めば一緒に飲んだらどげんなるとじゃろか?

そしたら本です。

銀行に勤めておる新米行員「結城」は
誰も行きたがらない不良債権ば回収する部署に任命されたとです。
その部署で上司である「山賀」の債権回収方法ば学びながら
結城も成長していくとばってん
ある日、山賀は何者かに刺されて亡くなったとです。

残された結城は山賀が残した案件の債務者に犯人がいるのでは?と・・・・・。

ラストは七山さんのどんでん返しで終わるとばってん

何で金ば借りても返さんで平然としておる奴らに
銀行は金ば貸してしもうたとじゃろか?

そんで、この両者ば下剤と下痢止めとの力関係に照らし合わせてみたら
どっちもどっちと言うことで・・・・ちがうか"(-""-)"。



 


読 「インディペンデンス・デイ」 原田マハ

2019-10-16 08:07:52 | 棚の上の本

女性たちが自由になるために独立するというよくある物語です・・・・。

そんで23話という多すぎる短編集に途中で疲れたばってん
前の話で脇役だった女性が次のお話では主人公になって繋がる展開が
1話が約15ページかも知れんばってん結局最後までガンガン読み倒したとです。

最終章で見事に女性たちの独立が花開きガバイよかラストになったとです。
ありふれた物語でも、やっぱ原田マハさんが描く女性像は上手かなぁと思ったとです(^_-)-☆。



読 「総理にされた男」 中山 七里

2019-10-14 18:31:33 | 棚の上の本

読みごたえのあった本やったです。

お話は
売れない舞台役者「慎策」は総理大臣にそっくりやったとです。
だけん舞台では総理のものまねで少しは話題になっていたとです。
そげなある日
慎策は病で倒れた総理の替え玉ばさせられてしまったとです。

最初は戸惑う慎策は
周囲の期待以上に総理役ば務め上げる彼はいつしか
国政に不信と疑問ば胸に抱き
国民のために政治の世界ば変えるために闘うとです・・・。

大使館テロ発生、閣僚との軋轢
慎策が一番驚いたとは被災地には届かない義援金・・・

その他
中山さんはエンタメ小説で読者に政界のドロドロした暗部ば
これでもかと訴えているとです。

替え玉総理と言う無理のある設定ばってん
ラストで慎策が本当の総理なったとです・・・・?

読んで良かった本やったです。


読 「ねじれびと」 原 宏一

2019-10-12 07:56:52 | 棚の上の本

表紙の絵だけで伝わります
やっぱ原宏一さんの本は面白かです。

5つの短編集ばってん、まさかそげな事は無いじゃろうと思うお話が
イヤ?ひょっとしたらあるかも知れんばいとか・・・
そげな事ばアレヤコレヤ思いながら
色んな設定のお話に最後まで楽しく読ませて頂きました。


では内容紹介

1話 平凡組合
平凡ば極めるとが世の中ば変えるのだ!!と信じる人々たちは・・・・

2話  逃げろ真紀
妻がストーカーされていると思い込んどる夫の行動は・・・・・。

3話 テツコの部屋
男と女のほろ苦い駅での出会いと別れ・・・
男が名付けたテツコと列車で行った岐阜までの旅の途中
テツコの正体が明かされる・・・・。

4話  エクスキューザー 
言い訳の達人で若き女子社員「文香」が会社の危機ば救うのか!!
 
5話 ロング ロング シャワー 
合コンの帰り道、何故かもてないダメ社員の男の後について来たのは部長の娘だったとです!!

以上

オイは最後のロングロングシャワーが好いとったです。
コミック&ラブストーリー・・・・よかラストやったです。

 


 

 


読 「黙秘犯」  翔田 寛

2019-10-11 09:16:44 | 棚の上の本

  

夜の路上で大学生が殺されたとです。
容疑者として取り調べば受ける倉田は
完璧な証拠も目撃者もありながら完全黙秘ば続けるとです。

刑事たちは倉田の身辺の聞き込みばするとばってん
生真面目すぎる倉田の生活が犯行に結びつかない何かば感じるとです。

誰かをかばっているのか?

そげな疑問ば抱えておる時
捜査本部に圧力がかかるとです
早く倉田ば送検しろと・・・・。

内容自体に派手さやらはあんまし無いばってん
悲しか男の物語が周りの連中のずる賢さがより強くなって
ラストでの溜飲ば下げさせ方は上手いと思ったとです!(^^)!。

 


読 「木曜日にはココアを」 青山 美智子

2019-10-10 08:02:43 | 棚の上の本

ココアば飲んだ後のようにホッコリとさせてくれる物語やったです。

喫茶店「マーブル・カフェ」のやとわれ店長の主人公は
毎週木曜日にやって来て同じ席でココアば頼む女性ば
密かに「ココアさん」と呼んでおるとです。

ココアさんに恋する店長と「マーブル・カフェ」に携わる人々たちの
それぞれの物語が繋がっていく12編の連作短編やったです。

まわり回って最後はハッピーエンド
そげんなるとは分かっておるとばってん
やっぱ よか気持ちになるとです!(^^)!

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この写真は時計ばかりが目立つとばってん
10/5(土)にサガン鳥栖がホームゲームで
逆転勝利して腕ば突き上げ喜ぶサポーターさん達です。

願わくばこの腕時計のサポーターさんからコメント頂ければ幸いです(笑)。

 

 

 


読 「慈雨」 柚木 裕子

2019-10-09 09:37:00 | 棚の上の本

物語は
 警察官ば定年退職した元刑事の神場は
妻の香代子と二人でお遍路の旅に出たとです。
旅の途中で神場は16年前自分が捜査した少女殺害事件と同じ手口の事件が
神場の所轄で発生した事ば知るとです。

神場には今でも悔いが残っておるとです。
16年前の事件が冤罪だったと思う自分に・・・・・。

お遍路の旅先で亡くなった少女の無念の声が聞こえてきた時
神場はかつての職場の同僚に電話ばかけるとです・・・・。

冤罪ば立証とするためにばってん
それは警察の威信ば崩壊してしまう事になるとです・・・・・。


事件のトリックやら何やらより
行ったことの無か八十八ケ所のお遍路の旅の情景が心に残ったとです。

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ご無沙汰しとりました。
この本ば読み終えたのが先月の9月21日彼岸の入りで
翌日の22日は台風17号がやって来て少しばってん屋根瓦も吹き飛び
ベランダの波板はバタバタ音ば立てて吹き飛んで行ったとです。

そこで話もぶっ飛ぶばってん先月末
軽減税対応レジ補助金で経済産業省に電話ばしたら
「中小企業さんですか?」と若い娘さんから問われたけん
「零細企業です家族で細々やっとるとばってんそれが何か?」と答えたら
 使用頻度で補助金の対象にならないとのお返事に
ほんなら全紙面新聞広告の片隅にでも 対象外のそげな事ば書いとかんかい!と
吠えたかったばってん、オイも冷やかしで電話したとやけん
何も言わんで「分かりました」とだけ言って電話ば切ったとです・・・・・。

そんで増税に合わせて色々世間で連呼しとる
ペイペイやらカード決済でポイント獲得!やらは便利かとは分かるばってん
預金残高ば気にしながらの買い物はイヤばい!と言う人もおるとばい!

そげな世の中でオイの住む近くのスーパーに貼ってあった
「ポイントより現金還元!!」のポップ広告にオイは心の中で拍手したとです。

実際、昨日買った1398円の黒糖焼酎は
家内が買った化粧品に付いた割引券486円ば使って912円で買えたとです!(^^)!。

まぁそれはポイントば貯めて他店で買い物されるより
当店で買い物してもらうための販促じゃろばってん
本当に消費者の立場に立ってどこかの何かに立ち向かう雄姿に見えて来たとです。

以上
本の感想より長き駄文で失礼しました"(-""-)"。