淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

うるう年 二月の終わり 本三冊+一

2012-02-29 09:34:39 | 棚の上の本

祭り囃子がきこえる    川上健一

お祭りの囃子の音が過ぎ去った日を想いださせてくれるような
各地に残る昔も今も変わることのない祭りの余韻・・・・・・
初恋・・・別れ・・・出会い・・・・・ほんわり染みるような短編集でした。

  いつもの朝に  今邑 彩

完璧すぎる兄とダメな弟 ある日、弟は自分の出生に疑問を抱き
出生の秘密を探しに旅に出るのだが・・・・・・・・・。
物語は意外な方向に急展開して行くとです。
母親の愛の強さが最後には・・・・・やっぱグッと来たとです。

完盗オンサイト    玖村まゆみ

今年の江戸川乱歩賞受賞作品です。
別れた恋人の窮地ば救うために皇居に忍び込んで
3代将軍の盆栽ば盗む青年のお話です。
ページ数も少なく、一気に読めます。

ばってん
選考委員の偉い先生方がこの作品ばボロクソ言っていました。
マンガの原作だとか選考委員が違っていたら落ちていた・・・とか
まぁ何もそこまでと言わんでもよかとに思いました。

お金を払って読んでいる人たちに失礼かと思うとです 
ばってん
オイは借りてきて読んだとばってん・・・・・・(*^_^*)。

鬼         今邑 彩

このブログをアップして一時間後に読み終えました。
そいで、+一冊と言う事で再び書き込んでおるとです。
お話はホラーサスペンスの短編集です。
今邑さんの独特の作風は人の悲しみが根底にあるごたる気がするとです。
それは弱いがゆえに優しさにも通じるごたる気もするとです。

話変わるばってん
スカイツリーが完成してもオイは見に行きたいとも思いません。
あげな高いもんのどこが良かとかオイ分からんとです。

あんなもんに何で莫大な金かけて建てるとかオイ分からんとです。
ツリーでそげん生活が豊になるとですか?  そいけん
全国民が喜んでいると思っていたら大間違いばい!!倒れたら誰が責任取るとか!!
どう見ても格好は不細工ばい!!
その証拠に同じものば佐賀に建ててごらんなさい
さがスカイツリーやら言うても 誰も見に来ないけん・・・・・近所のもんしか・・・。

 


病は気から

2012-02-22 15:52:45 | すらごと日記

実は家内がインフルエンザで1週間寝ていました。
家族にうつったらイカンと言う事で寝る時は一人で寝ていました。

今のところ誰にも感染していません・・・・・・
家内はきっとその内に誰かが発病すると言い続けていました。

誰かが咳をすると「ほら、やっぱり!」と言う目つきになるとです。
何だかこの際家族の一人でいいから風邪になってもらいたい気分です。

今日も診察で完璧に治癒していると言われても納得していない様子です。

それで昼ご飯は久しぶりに車で長浜ラーメンを食べに行ったとですが
家内が結構麺を残したのでオイはその残りの麺を取ろうとしたら
家内が「食べ物からの感染率が一番高いとよ」と言ってオイには
食べさせんでした。

昨夜の明太子、しめさば、その他・・・・・・・一緒に食べたとに


本③

2012-02-21 09:34:37 | 棚の上の本

最近、読書メーターとか言うものに参加したところ、案外便利なものだと思いました。
先ず、本の写真が簡単に保存出来、同じ本を読んだ人達の感想が面白いとです。
自分だけの本棚を作成して記録として残せるから便利かとです。

http://book.akahoshitakuya.com/home

ほんなら近頃読んだ本ば紹介します。

 

 

おもしろくない
今年初の途中で放棄。

 

だれかの木琴   井上 荒野

普通の中年の主婦が若い美容師の男ばストーカーすると言う話です
俗に言う「追っかけ」とは違うストーカーになるまでの心の描写・・・・・・追いかけられる恐怖・・・
面白かったです木琴は出てきませんでしたが・・・。

オイアウエ漂流記 荻原 浩

飛行機が南の島に墜落してからの物語です。
登場人物のキャラクターががばい面白いとです。
醤油の有難さが心にしみるサバイバル物語です。

逃げる  永井するみ

諸々説明せんですが、何も家族まで捨てて逃げんでもいいと思うばってん
幼い日に受けた母親からの虐待がトラウマとは分かるばってん
そりゃぁ 少し無理のあるごたる気がしたとです。


二月のスープで読書②

2012-02-14 07:33:15 | 棚の上の本

昨日、郊外店で家内が買い物をしとる間、パン屋さんの
230円ドリンクバーば頼んで本を読んだ。

本を読みながら最初にアメリカンば飲んだ、次にコーンポタージュ
次にオニオンスープもう一度オニオンスープを飲み終えたら
家内が戻ってきて更に家内がオニオンスープを飲んだ。
その頃には紙コップはフニャフニャ状態になっていた。

フニャフニャのコップを潰れないように用心しながら持ちあげ
家内が買ってきた焼きたてのカレーパンを食べていたら
カレーがズボンにポタリと落ちた。
慌てて店のお絞りを水で濡らし拭いても黄色い染みは取れなかった。

その時オイが読んでいた本は
2009年ノーベル文学賞受賞作家ヘルタ・ミュラーの新刊
下記で述べた「息のブランコ」だった。

戦後ロシアの収容所に家族から引き離され強制連行された17歳の少年の
過酷な労働の実話に基づいた壮絶な物語です。

ひもじさに飢えて死ぬ人々・・・・・・・・・・・・

読みながら、こんな所でオイはスープとカレーパンを食べていることに
すまない気持ちで心が痛んだとです。
オイの気持ちば知らない家内はコーンポタージュを持ち帰ろうとしました。

そして、今朝やっと読み終えました。

「息のブランコ」   ヘルタ・ミュラー
ルーマニア生まれで母語はドイツ語現在ベルリン在住の女性作家。
山本浩司さんの翻訳が素晴らしかったです。 

追記
その前によんだ本は、朝倉かすみさんの「夫婦一年生」ばってん
文字通り新婚夫婦のお話しばってん こりゃぁ
較べるとは酷ばってん、あまりにも違いすぎて作者の名前のように
かすんでしまうとです、ばってん朝倉ちゃんの「田村はまだか」は
オイはよかったと思うとるけんこれからもノーベル賞ば目指して
頑張ってくださいと衷心から願っております(笑)。


 

 


熱燗ほてる

2012-02-13 08:51:02 | すらごと日記

先週の土曜日は博多のホテルで甥っ子の結婚式やったばってん
洒落た造りの控え室でビールばガンガン飲だらトイレが近くなって
それで式に遅れたので二人用の椅子に家内と孫との三人で座ったとです。
それから少し酔い始め
カタカナの名前は覚える気がしないからホテルの名前は今でも知らないままです・・・・・。
それで段々諸々洋風が気にくわんから熱燗ばかり飲んでしもうたとです。

カタカナと言えば、今、外国の本ば読んでいます。
1945年~終戦時ルーマニアの少年がロシアの収容所で強制労働の日々ばってん
カタカナの名前が出る外国小説は好かんとばってん、この本は引き込まれるとです。
まだ途中やけん題名は読み終わってから書きます。

「息のブランコ」です。

 


読書2月①

2012-02-08 20:50:15 | 棚の上の本

・腕貫探偵   西澤 保彦

腕貫(うでぬき)が黒か腕カバーて言う事とは知らんやったとです。
その腕貫ばしとる謎の男は市役所の市民サービス課の職員です。
サービス行政の一環でアチコチの場所に移動して市民の相談ば受けるとです。
犯人捜しのヒントばサラリと言うた後の態度も所作も無表情とです。
それは、絵に描いたような対応の公務員の姿とです。
謎解きはディナーの後でズッコケた人は読んでみたらいいかなぁと思います。

・僕は秋子に借りがある    森 博嗣

自選短編集です。小鳥の恩返しが 面白かったです。
秋子とは金銭関係の貸し借りでは無いです、念のため。

・居酒屋女将の事件簿     吉村 幸夫

佐賀県出身の作家 です。
佐賀とか博多が舞台です。
他所の人が読んだらあんまし面白くないと思います。

・線の波紋    長岡 弘樹

二歳の娘が目を離した隙に自宅前で何者かに誘拐されるとです。
犯人の目的が分からず数ヶ月経つとです。
その事件は、周りの人々にさまざまな波紋を呼ぶとです。
幼児は無事保護されます。そして犯人は意外にも・・・・・・・・・。

・眼鏡屋は消えた  山田 彩人

高校2年生の女の子千絵は演劇部部室で何者かに殴られ倒れていた
目覚めると千恵は母校の英語教師になっていた。
千恵は8年間の記憶を失っていた。

驚く千絵、慌てる千絵、とまどう千絵、混乱する千絵、悲しむ千絵、翻弄する千絵
現在の演劇部の顧問になっている千絵も、かつては演劇部に所属していた。
当時の友人の創作劇で「眼鏡屋は消えた」の練習中に、その親友が亡くなっていた事を
知る。

千絵の記憶探しが親友の死の真相そして「眼鏡屋は消えた」のモデルになった
眼鏡屋とあだ名された男子生徒の事故死の不自然さが浮かび上がる・・・・・。
さぁ次はどうなると、どんどん読んでしまいました。
最後はう~~~ん・・・やっぱ言われんです(笑)。

・おれたちの青空    佐川 光晴

札幌の児童養護施設に暮らしとる少年少女たちの旅たち編です。
「おれのおばさん」の続編です。
当たり前ばってん
この本は「おれのおばさん」から読んだほうがよかです。
すんません、やっぱ当たり前すぎました。

・銀河不動産の超越    森 博嗣

偶然にも森 博嗣さんの本が続きました。
前の本は図書館で題名が面白かったけん借りたとばってん
この本は新聞の文庫紹介でやっぱ題名が面白かったけん予約したとです。
内容は高橋と言う気のいい青年が銀河不動産に就職してから色んな人に出会い
やがて運命の女性とも・・・・・・ばってんその女性との出会いにそんな馬鹿なと
思うとばってん、もしそんな事あったらよかなぁと少し羨ましくもあり、そいでも
高橋青年に頑張れ!よかったな!!と祝福ば送りたくなる本でした。

 


球春に酔う

2012-02-08 08:29:20 | すらごと日記

宮崎まで4時間の道のり二時間で缶ビール6本と日本酒一升を飲み干し
球場に着いてすぐに売店で酒を求めるがアルコール類は販売していないとの事
仕方がないの教えられた近くのコンビニまで行くことにする。

静か過ぎるキャンプ場付近の景色
老婆がゆったり歩き我々に「こんにちは」と挨拶で微笑まれた
心が和んだ 先ほど酒が切れ苛立っていた自分がイヤに思えた。

地鶏と酒を昼食がわりにして本来の目的である応援の為グランドまで足を運ぶ
ネット越しに長野選手を見ていた二人の若い娘さんに連れの一人が双眼鏡を貸す
娘さんたち多いに喜ぶ、私は何も貸してやれないので憮然とする。
そこで
「何処から来たのですか?」と問う「東京からです」と答える二人の笑顔に
そこには遠くから応援に来たんだと言う強い思いが見えるようだった。

私は「うわ~東京からですかぁすごいですなぁ」と言いながら
考えてみれば何処から来たのか自分から他人言う機会は無いのだから
彼女達はきっと喜んでいると勝手に思いました。

次に会ったのは、やはり女性の二人連れで長野からだった。
「安曇野ですか?」と訊いたらイヤな顔をされた何でだろう・・・?
それでも帰りのバスの窓から二人に手を振ったら彼女たちも手を振ってくれた
前の席に座っている長野君のお母さんが「知り合いですか?」と訊かれた。
「ハイ」と答えた。

小学生の息子さんと「うどん」をすすっていたお父さんは宮崎出身で所沢在住。
この日の為に二人で帰郷したとの事・・・・・・・・・・。
美しい親子の昼食に私は感動する。

ホークスのユニフォームを着て場内を睨んで歩くヒゲをはやした少し恐い男性は
生目の杜まで行ったが休みだったので仕方ないからここに来たと力なく私に漏らす。
私もホークスのファンなので、しばしフォークス談義に花咲かす。
問えば鹿児島から来たと言うので立ち話は鹿児島の酒場情報に移る
高見馬場付近の某スナック・・・・・・最後は「たんかん」と安納芋まで盛り上がる。
彼は見かけと違い優しい男だった。

宮崎サンマリンスタジアムは素晴らしい青空と、いい人達との出会いがありました。

帰りの車中はコンビニで買った日本酒とビールを飲み
売店で買った「宮崎ういろう」を味わいながら我が家に着きました。


 


片道4時間、自由時間4時間=半日の旅

2012-02-02 05:25:08 | すらごと日記

明日、宮崎に行くとです。
昨年のセリーグ首位打者で隣町出身の長野久義君の応援ツアーで行くとです。

朝7時30分出発です。近所の男性と二人です。
バスの中での飲み物は最初はビール次は日本酒
つまみは朝食を兼ねて当日の朝、駅前のコンビニでサンドイッチか細巻
もしくは今日スーパーで練り物(ちくわ・天ぷら・魚肉ソーセージ等)を購入
乾き物はサキイカと柿の種
他に、紙おしぼり、割り箸、紙コップ、串代わりの爪楊枝数本
下痢止め、保険証、車中スリッパ
車中の読書は定番の文庫本に決める
デジカメは充電OK(写すことは殆ど無いばってん)
Vネックのベージュのセーターの毛玉は取った。

明日の朝、5時55分自宅出発予定
逆算して4時起床予定・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

久しぶりに明日は忙しくなりそうだ。
日帰り応援ツアーは本当に忙しい。

忘れ物が無いようにもう一度確認しよう。
本当に忙しい・・・・・。