戌井さんの本は薄い いぬいはうすい。
だから短時間で読めるとです。
前作の「どろにやいと」続いて「すっぽん心中」も
小心で善人でおバカで可笑しく哀れでゆるい男の話です。
それでも芥川賞候補作品です。
分厚い大長編小説ばかり書く作家さん、さぞかしムッとするやろな(笑)。
戌井さんの本は薄い いぬいはうすい。
だから短時間で読めるとです。
前作の「どろにやいと」続いて「すっぽん心中」も
小心で善人でおバカで可笑しく哀れでゆるい男の話です。
それでも芥川賞候補作品です。
分厚い大長編小説ばかり書く作家さん、さぞかしムッとするやろな(笑)。
200mでオリンピックば目指していた沙良が自動車事故に巻き込まれ片足を失います。
事故を起こしたのは隣に住む幼馴染の泰輔でした。
その彼が何者かに自室で殺されたとです・・・・・・
アスリート作品とミステリーが絡み最後まで一気に読ませてもろいました。
200m走ば見る目も変わりました。
もうすぐ三十路の真美はフリーマーケットで偶然購入した青色のスーツケースで、
旦那の反対を押し切って初めての海外旅行ニューヨークへ青色のスーツケースでひとり旅経つとです・・・・・
そのスーツケースは真美の友人たちから友人たちへと手渡されて行くとです。
やがて青いスーツケースは皆から「幸運のスーツケース」と呼ばれるようになったとです。
某所である本ば男子向き書かれておったばってん(^_-)-☆
この本は女子向きの本だと思ったとばってん
スンマセン介護保険料ば年金から搾取されとるオイが読んでしもうたとです。
そこで、この本は幸せば繋いで行く物語と言うことでどなたにもオススメです(笑)。
ガラリと変わって初めての作家さんの本です。
オイ好きです、こげな物語 どろに やいと(灸)。
亡き父の後ば継いでお灸の行商に出た男のお話です。
父の残した顧客名簿ば頼りに、ある村ば訪れた男は地崩れで村から出られなくなりました。
村人たちと男だけが登場する物語ばってん、静かに笑えてオイは気にいりました。
ばってん、この本は3年近くも経っておるとに読まれた気配が無いとです。
本があまりにもきれいすぎるとです・・・・・だけん見つけて良かったと思ったとです。
戌井昭人作品これからも読ませていただきます。
物語は題名のまんまです。
夜明け前、交番勤務で部下のミニバイクが路上に放置され本人は行方不明の謎 。
そして、その日は地元出身でアイドルの一日署長のイベントの日
やがてマスコミが殺到し追っかけ達のどんちゃん騒ぎの中
アイドルに薬物疑惑発生の謎!
署内の派閥抗争で操作が妨害されたと思える数年前の事件の謎。
脇坂副署長は謎の連続に走り回ります。
脇坂副署長がとにかくカッコよかし
スピード感溢れる展開は読み応えがあったです。
久しぶりの真保さんの本はやっぱ面白かったです。
以前、作曲家「船村 徹」さんが弾き語りで歌った自身の曲「♪別れの一本杉」を聴いた時の衝撃が
今でも蘇ります。
切々と歌われる歌詞の風景がメロディーのせられ胸に伝わって来た事を思い浮かぶのです。
歌は私たちの生き方に寄り添いながら糧となり生き続けていくのだと思います。
それが流行歌の力だとも思います。
船村さんが残した唄はこれからも歌われていきます。
心よりご冥福をお祈りいたします。
帯に書かれていた
「私、学校教育が太陽としたら、塾は月のような存在になると思うのです」の理念を胸に
昭和36年学習塾を立ちげた夫婦と親子三世代の家族物語です。
感動の涙が何回も・・・・・・・。
2017年 本屋大賞ノミネート作品だそうです。
納得です。
1年ぐらい前かいな
図書館近くのスーパーの前の駐輪場で分厚いダウンば着こみ自転車に乗って来た御婦人お二人が
大きな声で立ち話しをされていたとです。
ギャハハハとお互いの肩を叩いて笑われるお二人はどこのスーパーでも見られる光景ばってん
おひとりの自転車の前のかごには図書館で借りて来たと思われる本が
数冊、無造作に積み上げられていたとです。
その本の一番上にこの本があったとです。
「刑事のまなざし」薬丸 岳が・・・・・。
別に誰が何を読もうとその方の自由であり他人がそれについて何も言う事は無いとばってん
あまりにも会話の内容と本のタイトルの組み合わせが違い過ぎて印象に残っていた本です。
幼い時、暴漢に襲われ植物人間になった娘さんを持つ刑事の短編集です。
その刑事のまなざしが切なすぎる犯行の動機を見つけるのです。
何かを守る為に犯してしまった犯罪を人の弱さとだけで済ましていいのだろうか・・・・。
そして読み終えた今、一年前にスーパーでお会いした、かつては静かな学校の図書館の片隅で
目立たぬように伏し目がちで静かに本を読んでいただろうと思う厚着のダウンで自転車のご婦人は
どんな気持ちでこの本を読まれたのだろうかと気にはなるところです。
あなたのブログと関連するかも?とgooさんが紹介されていたけん
そりゃご親切にそげな事ならとクリックして覗いたらそこにはひょっとしたら
♪さんがさらばブログ村したあのブログじゃ無かろうかとオイは推察したとです。
何故ならそのブログのコメント欄には75もの書き込みがあるとです。
その内容は言うた!言わん!まぁまぁ冷静に・・・・・
スンマセン読みよってオイ面白かったです。
そして今更ながらばってん分かったとです、オイのブログに足らないもんが。
先ず、オイのブログは読んだ本が殆どやし
家内がリサイクルショップ巡りが大好きな事とか
これ幾らだと思う?と必ず訊いてニヤリと笑う事とか
着付けの謝礼金を貯金している事とか
イワシが大好きで不漁の時は不機嫌になるとか
孫娘が部活の先輩に贈るクッキーば焼いて意外と美味かったとか
一年以上も乗らない自転車のビニールカバーの破れが気になるとか
味噌汁ば鍋ぎりぎりに作るのは如何なものかとか
こぼれたら勿体無いと言えない事とか
スタバに一度も入った事が無いとか
食べかけのお菓子類ば見つけたらスグにポケットに隠してしまうとか
高価だった買い物のレシートば何故かスグには捨てられないとか
本屋で本の値段ばスグ見てしまうとか・・・・・他
こんな事ばかりの日常やけん
ブログの記事には弱すぎるとです。
ばってんオイにはそれで良かと思うとです。
何故ならコメント欄がば75もある人は返信するのも大変じゃろと思うけんです( 一一)。
父ちゃんがアメリカ人で母ちゃんが日本人の夫婦に
シリア人の赤ちゃん「アイ」は養女としてアメリカで育てられるとです。
そして高校一年生の時、父ちゃんの仕事の事情で日本に来るとです。
アイは初めての日本で生涯の友と出会い・・・・・
最初、特殊な生い立ちで育った幼児期のアイのあまりにも繊細すぎる言葉が胸に響き
思春期を迎えた健気なアイの生き方に感動もするとばってん
時々「そこまで考え込まんでもよかろうもん」とアイに同情し応援したくなったとです。
ウ~~~ンそいにしても
何か前作の「サラバ」に似とった気がする ばってん・・・・・(笑)。
前回読んだ「奇跡の人」からガラリと変わり奥田さんのこの本です。
小さな町に噂の女がおります。
名前は糸井美幸です。
悪い噂は本当か嘘か・・・・・・・。
ばってん、そげな事よりもオイは糸井美幸ば取り囲む人々が面白かったです。
いつも奥田さんの本に出てくる多くの人物設定には感心してしまうとばってん
今回も笑ってしまう程、その登場人物の個性が見事に描かれていたとです。