淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

本・・・・何番目か忘れました二月の雨

2013-01-31 08:00:56 | 棚の上の本

もう一度、逢いたい  鳴海 章

航空機関係の小説で才を放つ鳴海氏には珍しいホラー短編集でした。
妻の霊に自分の死を家族が誰おも気付いてくれないとこぼす爺さん・・・
等  他にも色々・・・少し可笑しく悲しく・・・軽く読めます。

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潜伏者  折原 一

女子児童連続失踪事件が発生する・・・・・・・・。
女子達は発見されないまま犯人と思われる堀田が別の容疑で逮捕された
その事件がある応募小説の中に書かれていたのを
偶然審査員となっていたノンフィクション作家 笹尾の目に留まる。

やがて8年の刑を終えた堀田は獄中結婚した相手の女が住む部屋で暮らし始める。
依然として発見されない3人の少女達は果たして生きているのか・・・・・・
そして堀田の妻となった女は何者か・・・・・・・・・・・。
まぁ 素性が分からない人物が多すぎてメモしたりして(笑)謎解きをしてません。

本を読んだら分かりますが
本当の親になりきれない半端な大人たち  どうにかならんのか!!

以上


 

 

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ベランダで

2013-01-29 21:19:14 | すらごと日記

昨日も今日もポカポカ陽気です。
今、布団を干してきました。(自分のだけ・・・・。)

昨日初めてヒートテックなる下着を買いました。(特売で・・・・。)
半袖か長袖かサイズはLかLLで迷い丸首かVネックで考え込みんでいたら家内から「帰るよ」の電話
気が付いたらシャツ一枚で10分近くも悩んでいたのかと思うとまわりの視線が気になった。

***********

夕食の時観ていた昨夜のテレビ、歴代の首相官邸やらオエライサンとこの料理人が作る
なんとかかんとかの料理にタレントたちが歓声を上げていた。

くだらん  実にくだらん
家内はスグにチャンネルを変えた
NHK歌謡コンサートが始まっていた・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

*************

車の運転席のドアだけが開かなくなった。
助手席から乗り込んで移動する。
車内で足がもつれ息が上がる。

車のドアが普通に開く事がこんなに大切なものだとは・・・・
当たり前とか普通とかが本当は素晴らしい事だと気付かされました。

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本⑦冬の脱水は気持ち長めにネ。

2013-01-28 08:11:37 | 棚の上の本

 

終わらない歌  宮下 奈都

1作目の「よろこびの歌」で17歳だった女子高校生が20歳になりました。

今回も「うどん屋」の千夏ちゃんがよか味出しとります。
オイみたいなオッチャが読んでも感動したとです。
良かったね本当に良かった千夏ちゃん玲ちゃん!!
そして二年B組の娘さんたち!

歌  歌  歌   歌が力を作る 作るのは自分 歌うのは自分
誰かに歌いたい 自分が 歌う 歌は終わらない・・・・。

よか本やったです。

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本⑥・・・それ以上も、それ以下のタイトルはありません。

2013-01-27 08:14:39 | 棚の上の本

福音の少年  あさの あつこ

高2の彼女が住んでいるアパートがガス爆発、アパートの住民9人が死亡
彼女は殺されたのではと疑問を抱く男子高校生の二人とフリーライターの男が
火災現場で遭遇・・・・・・

最初は面白くなりそうだなぁと思ったとです、ばってん途中から二人の高校生のガキの
物言いにイライラと不快感がたまり最後は殺し屋まで出てきてオイオイオ何じゃこりゃ!

そして読み終わった今は図書館で借りてきた本で良かったなぁと・・・・・・・
しみじみとしみじみと思うとです。
もし本屋で金を払って買った本1,400円(税別)だったなら・・・・焼酎が買えたのにと
多分悔しがったと思うとです。だから新年早々ラッキーだった本です。

また  ぶつぶつ言うてすんません。

以上

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今朝、冷蔵庫のおはぎをチンする時間に神経を使った。
 

 

 

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本⑤  

2013-01-23 17:15:14 | 棚の上の本

笑い三年 泣き三月 木内 昇

いい本やったです。
オイの村の例の小さな図書館で無差別に選んだ本です。
こんないい本にめぐり会えて本当に良かったです。

戦後の浅草が舞台です、自分の笑いの道を花咲かせようと
仲間を捨て上京してきた三河万歳師の善造(九州出身)。

その善造を上野駅で見つけカモにしようと道案内する戦災孤児の武雄と善造の二人は
浅草六区を目指し歩き始める・・・・・。

途中
まわりに当り散らすだけの元映画監督志望現在屑拾いの復員兵「みっちゃん」と出会い
みっちゃんの知人で「たもっちゃん」が立ち上げた小屋ミリオン座で働く事になる。

そのミリオン座の募集で踊り子になった自称元華族のお嬢様「ふうこ」が住むアパートで
3人+ふうこの4人の生活が始まり戦後の混乱期を支えあいながら生きて行く。
やがて家族を失い心をがすさんでいた武雄の胸に善造がいつしか父親の姿に・・・

すんません何かあんまし 上手に言えんとばってん
善造の言葉のひとつひとつに心が浄化され失われていた大事なものが見えてくるとです。 

良かなら 読んで下さい 。

以上。

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本④だけのタイトルでいいのだろうか。

2013-01-20 17:32:17 | 棚の上の本

REPAIR  リペア 吉永 南央(よしなが なお)

透子の父親は革製品の修理職人だった。
父の死後、跡を継いだ透子は、毎日一人、黙々と仕事をこなす。

10年前、母親の愛人、堤が起こした詐欺事件の被害者のひとりは
当時、透子の婚約者であった恋人ケイの家だった。
お互いの家族は崩壊し透子はケイと別れてしまった・・・・・・・・・。

そして10年後、透子の店の前のマンションにケイの妻と子が移り住んで来た。
ケイとの再会に揺れ動く透子・・・

そんなある日、逃亡中の堤の遺体の一部が近くの川原で発見されたが
行方が分からない母親の免許証も一緒にそこに埋まっていた・・・・・・・・。

いや~~~おもしろかったです。
先ず革製品の修理(リペア)職人の透子がよか味出しとったです。
ケイの息子との偶然の出会い、自分を慕う江波が教えてくれた
母親かも知れない謎の
女性・・・・・・・・。

新聞見出し風で言うたなら「今夜の愛とサスペンス劇場!歳月の流れは再び二人を引き離すのか!憎しみの果てにたどり着くものは誰もが望まないものなのか
非情の決断に揺らぐ透子の心は果たしてリペア出来るのだろうか・・・・。」

以上。

 

 

 

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タイトルは本③だ   これはこれで楽だ。

2013-01-17 17:26:10 | 棚の上の本

冥土めぐり 鹿島田 真希

去年の芥川賞受賞作品です。
「冥土めぐり」と「99の接吻」の二つのお話です。
どちらも家族の物語です。

どちらかと言えば冥土めぐりが好みでした。
自己中心の母親と弟を養っている奈津子。
その奈津子の夫になった太一は母親と弟の餌食になる前に
病に倒れ身体と精神が不自由になったとです。

ひさしぶりに言葉が心に伝わってくるような文章は凄いと思いました。

ばってん読み終えて しばらくしたら   
奈津子 あんたは  やっぱ考えすぎばい!!と
相変わらず素直に良か本やったと最後に言いたがらないオイです。

それでも一夜明けて考えてみると
やっぱ母親と弟のキャラの描き方は秀逸で見事です。
こんな奴ら大好きです(笑)。

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本②がタイトルとは芸が無い

2013-01-16 14:57:13 | 棚の上の本

逸脱  堂場 瞬一

10年前 自分の不覚で少女を救えなかった澤村はその負い目を償うには
最高の刑事になる事だけだと信じていた・・・・・・・。
ある日、警察に挑戦するかのような連続殺人事件が発生した。
その犯人を逮捕する事が澤村の過去への贖罪に火をつけた。

まぁ途中で犯人も分かってしまって、だれてきました。
それなりにスピード感もありましたが期待するようなドンデン返しも無、く
予想通りの終わり方でした。すんません それだけです。

嫁の遺言  加藤 元

短編集です。
最初の関西弁で語る「嫁の遺言」号泣でした。

すべての話の根底に別れがあります。
別れは人を切なく優しく、そして強く変えてくれるのでしょうか・・・・・。
そんな本でした。

 

 

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今年も本でよろしく洗濯日和。

2013-01-15 10:18:14 | 棚の上の本

たまゆらり   高橋 克彦

今年最初の本でした。
ある小説家の暮らしに潜むホラー短編集
この小説の底辺には淋しい人間の心があふれているとです。
さらりと読めた本でした。

死に花  太田 蘭三

老人ホームで余生を送る個性あふれる老人達のお話です。
ホームの中での恋愛 、葬式の予行練習 、銀行強盗を計画する老人達・・・・・。
題名だけで共感できるものを感じ手に取った本でした。
取り戻せない今の時間を大事にする人たちに拍手です・・・・。

悶絶スパイラル  三浦しをん

あの三浦しをんちゃんのエッセイ集です。
三浦しをんちゃんが大好きになる本です。

いつも下痢気味の「しをんちゃん」が罵倒する世の中あれこれ
笑えます・・・・・・・・。

以上


 

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成人の君達へ

2013-01-13 12:47:46 | 棚の上の本

去年、オイの心に残った本です。
順番は読んだ順です。

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曼荼羅道   坂東 真砂子

下流の宴   林 真理子

女神記    新・世界の神話   桐野 夏生

息のブランコ    ヘルタ・ミュラー

オイアウエ漂流記   荻原 浩

いつもの朝に  今邑 彩

黄金の王 白銀の王  沢村 凜

ふがいない僕は空を見た   窪 美澄

くちびるに歌を  中田 永一(乙一)

右岸  辻 仁成  
左岸  江國 香織

和菓子のアン  坂木 司

地の底のヤマ  西村 健

最後の証人    柚月 裕子

震える牛      相場 英雄

シャッター通りの死にぞこない   福澤 徹三

窓の灯り  青山 七恵

日御子    帚木 蓬生

暗室     小林 紀晴

てふてふ荘へようこそ   乾 ルカ

少年H    妹尾  河童

共喰い   田中 慎弥

殺人鬼フジコの衝動 シリーズ  真梨 幸子

147ヘルツの警鐘   川瀬 七緒

よろこびの歌    宮下 奈都

海賊と呼ばれた男  百田 尚樹     ・・・・でした。

黄色い字の本の意味は特にありませんが自由に解釈してもらえば幸いです。

最近
物忘れがひどくなっています。
それでも、回転寿司屋さんに行く時は、バッグに即席の吸い物とか赤出汁を
忘れずに入れています・・・・・・と言うよりいつも持参しています。

紅茶にコーヒー、旅館から持ち帰った煎茶とせんべい
サキイカにピーナッツ類のカワキ物一式とわさびは勿論
ポケットティシュとカットバン 正露丸とミトメの印鑑他

これらがイザという時の必需品だと勝手に決め込み
およそ中身が想像できないであろう購入後10年ぐらいの
擦り切れた革のビジネスバッグに詰め込んでいます。

そして 本
オイは茶色のビジネスバッグからおもむろに本を取り出す時必ずまわりの目を見ます。
「趣味が読書なのね」と思われている自分に酔うとです。

まさか、バッグに上記のものがギッシリ詰め込まれているとは
誰もが考えもしないだろうと思うと、つい笑みがこぼれてくるとです。

だから出来るだけ人が多いところで今年も本を開くとです。

オイは 変でしょうか?


 

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