激流 柴田よしき
この本は読み終えるのにムチャクチャ時間がかかったとです。
つまり今月の後半はアチコチ何だかんだやっとりました(笑)
読み始めた日の7月22日の土用丑の日は孫3人と息子の嫁さんに 娘二人と家内を連れて
筑後川沿いにある鰻屋さんに行きました。
セイロ蒸しを食べながら「いつもより味が薄い、鰻が小さくなっている」と 言い合うとです。
前日の参議院選挙の結果云々やら景気回復やらよりも鰻の量の回復を何とかせいアベノミクス!
翌日の23日は嬉野温泉で開催された毎日新聞社論説委員「与良 正男」氏の講演会に
泊まりで行ったとです。
写真は旅館の部屋の中に置いた本「激流」・・・・・結局、読まなかったばってん
そして翌日の24日の夜8時キックオフのデル・ピエロ率いるシドニーFCとサガン鳥栖の試合ば
孫と娘と家内の4人で観に行きました。
試合は2対1で勝ったとです。
とまぁ こんなわけ?で日々の出来事の後で本の感想が遅くなりましたばってん
何でもこの本はドラマでやっていたと家内が教えてくれました。
ばってん本とドラマはだいぶ違うようです。
さて話は20年前の修学旅行の日、姿を消したひとりの女子生徒が
昔のクラスメート達にメールを送ってきたとです。
「わたしを覚えていますか?」・・・・・と
彼女は生きていたのか?それとも誰かのいたずらなのか・・・・・・・
20年の歳月が経ちあの日のクラスの仲間達と大人達は再び巡り合い
意外な真実と驚くべき結末が・・・・・。
本は激流の題名通り長くて体力が入りました、ばってん最後まで読んで良かったです。
ゆうじょこう 村田 喜代子
昨日読み終えました。
明治時代、鹿児島の硫黄島から熊本へ遊女として売られてきたイチの物語です。
遊郭と言う特殊な世界の中でイチの純粋さとひたむきさが心に響きます。
そのイチが通う娼婦達の学校「女紅場」の先生「赤江 鐡子(てつこ)」がとてもよかとです。
福沢諭吉の本性を暴き憤る鐡子の姿にオイも諭吉に腹が立ってきたとです。
九州弁が分かりずらいかもしれんばってんこの物語はやっぱ九州弁が合っとります。
以上。