斃れ者に水を 渡辺 容子
13年前の本です。
FAXが事件に頻繁に出ています。
最後には当時珍しい携帯が鍵になると言う昔の本です。
シナリオライターの彼女は一人暮らしです。
彼女には糖尿病で入院する彼がいます。
調子のいいウソツキの彼です。
一途な彼女は彼のために身を隠し病院の付添婦になります。
彼と同室の患者が急性アルコール中毒で亡くなります。
病死では無く殺人です。
色々あって
彼女は犯人かもしれない彼を守ろうと思います。
渡辺容子さんが描く女性には はかなげでひたむきさが狂気に変わる人が多いと思います。
ひょんな事からパチンコに狂った普通の主婦の話です。
パチンコ店にたむろする人々の
繋がりもんです。
私は パチンコとか ギャンブル関係 まるで興味ありません。
イチカバチカよりも 我が家の洗濯機の機能とかが気になります。
襟首と袖口のカッターの汚れが驚く程に落ちた瞬間ひとりで小さく歓声をあげました。
世の中で、これだけの事に歓声を上げる男は私しかいないと思います。