赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



ギドが正式に今季限りでの勇退を表明した。これまでの報道のとおりだし、昨日の「やべっちFC」で闘莉王がぽろっと喋っていたwこともあり、驚きはなく、淡々とニュースに接することはできた。

正直、監督としてのギドには、サッカー素人の自分が誠に僭越なのだが、用兵やら戦術やらの面でまったく疑問がなかったけと言えば嘘になる。しかし、(1)何より「結果」を残したこと、(2)強固な守備ラインを形成したこと、(3)代表級の選手がひしめくなか、出場機会に恵まれない選手の不平らしいものがほとんど聞こえてこないなど、人身掌握に長け、トップチーム全体をうまくマネージしたこと、そして(4)歴代監督が右サイドで使い続けてきた山田暢久をトップ下に据え、我慢強く起用し、ついにものにしてしまったこと、など、彼の功績を挙げれば枚挙に暇がない。そして何より、そもそもやっぱりギドのことが大好きなんだ。フットサルの背番号も#6にしたしな・・・。

だから、クラブ初の挑戦であるACLを彼と闘いたい気持ちも少なからずあった。他方で、今のサッカーではACL制覇はおろか、静岡の両クラブなどの躍進が予想される来期のJ1連覇も危ういと思うむきもあったりするわけで、気持ちは複雑。はっきりわかることは「寂しい」ということだけ。

ただし、決まったことは決まったこと。残る天皇杯について、昨シーズンからゆっくり休むことなく闘い続け、来期もハードな日程が待ち受ける浦和の選手たちに少しでも休息を与える意味でも「早めの敗退もありかなぁ」なんてヌルいことを思っていたが(すいません勝者のメンタリティが足りません)、こうなった以上、貪欲にもう1度勝ってギドを送り出したい。そんなことを思うわけで。


ま、ピッタの言葉を借りれば「サッカーに別れはない」っつーことだよな
とりあえず「ありがとう」は天皇杯が終わってからにしよう




そういえば、テレビでやってたギドの記者会見、既にエンブレムの上の星が2つになってて萌え

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