あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

樹木の冬芽 @野川公園自然観察園

2016-02-09 | 花木
7日の日曜日に樹木の冬芽の観察会がありました。
観察会ボランティアの方の実際に拡大鏡を使っての詳しい説明と、
資料を見ながらの観察は楽しいものでした。

「冬芽(ふゆめ・とうが)とは、
樹木が冬季寒くて生育に適さない季節、
自衛策として葉や枝、
花などが一時成長を休んで休眠するとき、
次の成長に備えて準備された芽のこと。
樹木は春に伸びる生命力の全てを小さい冬芽に託しています。
冬芽の大敵は低温・乾燥・凍結です。
野鳥は暖かい南方へ移動し、
野草は種子になって又根だけ地中に残して、
寒さから逃れることが出来るが、
樹木はじっと我慢して寒風に晒され耐え忍ぶしかありません。
一見受動的とも見える樹木ですが、
実は動物にも負けない位のさまざまな工夫を凝らして、
厳しい冬をたくましく乗り切っているのです。」
観察会資料より掲載させていただきました。

冬芽色々
コブシ

ハンノキ

オニグルミ



マンサク

ミズキ

芽鱗:冬芽が重なり合うように包んで保護している鱗状のもの

覆瓦状:タケノコの皮のような感じのもの

葉痕:葉柄の落ちたあと

維管束痕:葉と枝との間で、水や養分の通っていた管のあと

芽鱗痕:前年に頂芽を包んでいた芽鱗の落ちたあと
枝を一周していることが多い



花も咲いていました
マンサク

ヤブツバキ

ジョウビタキが遊んでいました