あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

百段雛まつり@目黒雅叙園

2016-02-24 | 展示会
目黒雅叙園にて3月6日まで開催されている百段雛まつり、
「みちのく雛紀行」でみちのくに伝わる時代雛を鑑賞してきました。
21日、日曜日でのこともあり目黒駅から雅叙園へ向かう人の流れが多く、
会場内の込みようが想像できました。
案の定各展示部屋は見学者で満室状態でした。

東京都指定有形文化財「百段階段」とは通称で、
かつての目黒雅叙園3号館にあたり、
雅叙園で現存する唯一の木造建築とのことです。
7部屋ある展示場には99段の階段を上っていきます。
階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣が異なり、
主に装飾を担当した画家の名前が付けられていました。
撮影は禁止されていましたのでその豪華な模様は伝えれられませんが、
各部屋では秋田杉の欄間、格天井には四季草花絵など描かれ、
それは素晴らしいものでした。

岩手・花巻市、宮城・白石市・仙台市、福島・須賀川市・会津若松市、など、
それぞれの部屋に飾られたお雛様は、優雅さの中に特徴あるものでした。

ただ残念なことに花粉アレルギーのため人混みの中での見学は、
古い建物のせいも相まって鼻水や涙が出っぱなしで息苦しくなってしまいました。
百段階段を後にし、園内のつるし雛を見て回りました。
さすがに結婚式や宴会の予約でその賑わいも活気にあふれています。
かつて次女が結婚披露宴をしたことなどが思い出されました。

パンフレット表紙です

ロビーに飾れているつるし雛と雛飾り

両側につるし雛



ついウサギに目がいってしまいます