波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

二俣一夜城へ行かまいか

2009-11-18 00:04:24 | お城
こんばんは、箔ですワン。
おれっちが以前に連れていってもらった(浜松市天竜区の)二俣城に、最近お城ができたみたいなのだ。



どんなものなのか、さっそく見に行きたいのだ。

こんばんは、白黒茶々です。
新聞によると、秋のイベントに際して、あの二俣城の天守台の上に仮設のお城が造られたとのことです。 平成初期ぐらいまでは、全国各地のお城に地域起こし名目のもと、かつて存在したものとは関係ない鉄筋コンクリート製などの建物が建てられたりしたのですけど、最近では、昔と同じものを正確な図面に則り、その当時と同じ材料と工法で復元するという風潮になりつつあります。 今回のネタに取り挙げられた二俣城の場合は、どのような建物が存在したのかはわかっておらず、さらにその土台となる天守台でさえもいつ頃造られたのか不明なほどなのです。
そのようなワケで今回できたものは、期間限定で簡単に撤去できる仮設の建物ということで認められたのだと思います。しかもそのお城は、地元の有志がたった五日ほどで完成させた一夜城………いや、正確には五夜城ということに。 そうすると、次に気になるのはその出来栄えですよ。仮設とはいっても、あまりにハリボテ感が強すぎたら、実際に見に行った時の疲労感が増してしまいます。ちなみに新聞の写真では微妙で、判定が難しいです。そうしたら、やはり直接自分の目で確かめるしかありません。

そして、二俣城一夜城の展示の最終日となる11月8日に、いよいよそちらに行くことになりました。 その日は箔母さんが仕事で、さらに私のスケジュールが押しているということもあって、小回りが効くように箔には留守番をしてもらい、私とたつぴだけが特派員の役を担うことにしました。 自宅を出てから、天竜川の堤防道路を上っていき、約1時間で目的地の麓にたどりつきました。



二俣城は、天竜川と二俣川に囲まれた高台の上という天険の要害の地に築かれています。お城のイベントののぼりなんかも立てられていて、自然と気分が高まってきますね  ハアハア………ただ、こちらの天険の要害はけっこうヒザにきます。



前回来たときには箔と一緒にその天守台の上にも登り、私のあとを追って彼がそこから飛び降りようとしたことも。果たして、そのお城がどのように様変わりしたのか………さあ、見えてきましたよ。



おおっ 私が想像していたよりも本格的ですよ。 しかも、一夜城に惹かれて来たたくさんの人で賑わっていますし。仮設とはいえ、お城効果は恐るべしです。では、もっと近付いて一夜城の質感を確かめてみることにしましょう。



金のシャチホコはちょっと行き過ぎですけど、近くで見ても見劣りするようなことは決してないですよ。 嗚呼、気分が高まったところで、このお城をバックにして記念撮影をすることにしましょう じゃあたつぴ、お父さんと並んで………って、そのたつぴがいつの間にかいなくなっているではありませんか いったいどこに行ってしまったのでしょうか?そこで、私がまわりを見回してみたら………



なんと、一夜城の中に侵入しようとしているではありませんか。 たつぴ、それはやめておきなさい。内部はスッカラカンで、ハリボテ感を激しく味わわされることになるだろうから。
「錠前がガッチリと掛かっていて、開かなかった」そりゃそうでしょうね。では、気を取り直して記念撮影に取り掛かることにしましょう。カメラのほうをちゃんと見て、はいチーズ   パシャッ



………なんて撮っていたら、「おおっ 」今度は向こうのほうにお殿様とお姫様の顔抜きの書き割りがあるのを発見してしまいました。 「せっかくだから、あっちでも撮ろうよ 」「え~、やだよ 」こういうものはほとんどの場合、子供が乗り気で親が恥ずかしがるものなのですけど、こちらではその逆でした。私が殿でたつぴが姫の配役には、不満なのでしょうか?「じゃあ、私が姫をやって、たつぴが殿だったらいいら?その代わり、笑うなよ~」



しかし、言っている傍からたつぴは大笑い。 同時に、近くにいたおばちゃんにまで笑われるとは……… 姫………というよりは、大御台所の役をやらされたのは、二川宿本陣で着せ替えごっこをやって以来でした。恥ずかしいから早くセルフタイマー終わってくれ~  パシャッ  ふひゅ~

一通りの用事が済んだので、私たちはさっさと二俣城をあとにしました。 そしてその後、私が残りのスケジュールを終えて帰宅したら、箔母さんが気を利かせて別腹を買っておいてくれました。



しかも、二俣城の近くのお店のものを遠鉄ストアで数量限定で特別に取り扱ったという二俣城最中ではありませんか ちょうどこいつが食べたかったのだ。 「気の利く奴よのう、今日から最子(もなこ)と名乗るがいい」「モナコって、F1グランプリがおこなわれるあの公国の………」しかし、箔母さんは私の提案にはあまり乗り気ではありませんでした。



話のほうが少々脱線してしまいましたけど、二俣城最中のほうに戻りますね。 こちらはサクサクの皮の中は、屋根のてっぺんから天守台の下まであんこが詰まっていて、たいへん美味しうございました。



今回の話が私の女装、いや、姫役と、箔母さんの改名失敗ではあまりに後味が悪いので、このタイミングで皆さんからたくさんのリクエストをいただいた「11年前に小田原城に登場した殿(私)と姫(箔母さん)と、ウメ子さん(アジアゾウ)」の写真を載せておきます。 これらの他にも、若大将(子供用の甲冑)も取り揃えられていてるのですけど、小田原城さん、できたらワンコ用の衣装も追加しておいてくださいね。


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コメント (18)
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