波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

だんごだんごだんご

2009-11-21 00:03:18 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
厄よけだんごで有名な静岡県袋井市にある法多山(はったさん)で、今月の3日に全国の著名なだんごを集めて「だんごまつり」をやるそうな。



そんな美味しそうなイベントに、箔母さんが「行きたい」と言い出しました。 まさか、そんなにだんご好きだったとは………実は私も気になっていたので、3日はだんご三昧の一日にすることにしました。

そして、その日はやってきました。 晴天に恵まれたとはいっても少し肌寒く、だんごの温もりがよりいっそう恋しくなってしまいました。 
地元の厄よけだんごに加えて、熊本で食べたいきなり団子も来ていて、さらに犬や猿や雉も服従させるほどの美味しさの岡山のきびだんごもいいですね~ 新潟の兼続だんごとは、大河ドラマ「天地人」とのコラボ商品でしょうか?え、兼続じゃなくて継続だんごですって たいへん失礼しました。 その他にも、山形のずんだだんご、伊予松山の坊ちゃんだんご、東京柴又の草だんごなど、気になるものを挙げていったら胃袋が追い付かないほどの量になってしまいますよ。
とかなんとか言っているうちに、目的地にたどり着きました。よぉ~し、今日はたらふく喰うぞ~



法多山とは、県内でも有名な名刹の尊永寺を含めた名称のことで、江戸時代初期に建立された山門は国の重要文化財に指定されています。 そこから続く参道は多くの人で賑わっていて、ちょっとした冷え込み効果もあって、あたかも初詣でのようでした。ほとんどの方はだんごに導かれて来たのでしょうか?
だんごまつりの会場は、その参道の先にある厄除けだんご茶屋の周辺に設けられています。以前、私たちが初詣でで本堂に参拝した時には、さらに天まで繋がっていそうなほど長い階段を登らされたのですけど、今回は失礼してだんごだけにさせていただきました。



会場入口にはこのような看板が設置されていて、そのおかげで士気がますます高まりました。 さらに、その先には全国各地から集まっただんごの露店と、大勢の観衆が集まっていてとても賑わっているではありませんか さて、どこのだんごからいただきましょうか。私たちのだんご欲は自然と高まっていきました。



ところが、会場の露店を見て回ったら、ことごとく「売り切れ」の札が掛かっているではありませんか。 しかも、一軒も残らずに………「そ、そんな……… 」そのような中、露店の後方で仕事を終えたスタッフがどこかのだんごを美味しそうに頬張っているのが見えました。彼は、打ちひしがれている私と目線が合うと、すかさずに「すんません、もう売り切れなので」と断りだしたのです。「そんなの、見ればわかるよ 」さすがに食べているものをよこせとまでは言いませんけど、私の怒りの炎に油を注ぐ結果に。 だんごの怨みは恐ろしい………いや、あくまでもちょっとムッとしただけですよ~ 後に聞いた話では、9時30分のまつり開催時から多くの人が押しかけ、1時間ほどで売り切れが続出したそうです。 午後一番に駆け付けて、いい気になっていた私たちはだんご以上に甘かったということに………



そのような状況の中でも、本家本元の厄除けだんごは充分過ぎるほど用意されていたので、私たちはそいつを食べていくことにしました。 5個束になっている小さめのだんごにアンコが乗っているのは定番のスタイルですね。 1個ずつ剥がして食べるもよし、何個かまとめてイッキにいくのもよし。それらに地元産の袋井茶も添えてお召し上がりくださいませ~

厄除けだんごだけでも心もお腹も満たされるのですけど、まさか私たち以上のだんご好きがこれほどまでいるとは思ってもいませんでした。 来年は朝早くから法多山詣でをするか、それとも日本全国だんごめぐりの旅に出かけるかしなければなりませんね。



そして、だんごの余韻を味わいつつ帰宅したら、なんとこちらにも丸くて白くて美味しそうなだんごがあるではありませんか しかし、そいつをよく見てみたら、なんと箔でした。


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コメント (19)
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