波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

岡崎五万石藤

2010-05-22 00:01:08 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
もうすでに旬の時季は過ぎてしまいましたけど、今回はGW前半に白黒茶々家が見に行った藤の様子をレポートしようと思います。
そういうワケで、話は先月の末までさかのぼります。今回の目的地は愛知県にある岡崎城。その公園内にある五万石藤は、そろそろいい具合に咲いている頃(※当時の心境)でしょうか?そして、自宅から車を走らせること1時間半ほどで目的地にたどり着きました。 ここからは私が、そのお城をご案内しますね。
「こ、これは………」
そんな私たちの目に、いきなり飛び込んできたものは………



二の丸東隅櫓です。 二年ほど前にそこを訪れた時にはまだなかったのに、思いも寄らない登場に、私は驚かされてしまいました。。現在、岡崎城に存在するほとんどの建物は、かつてのものとは仕様が少し違っていたり、材質が現代風だったりするのですけど、この櫓は史実に基づいて木造で、しかもほんの一ヶ月ほど前に完成したばかりとのことです。



なんか、箔の上に箔母さんが乗っかる形になってしまいましたね。 そんな彼らの前にそびえ立っているのは、お城公園の正門となっている大手門です。決してケチをつけるつもりはないのですけど、この建物は鉄筋コンクリート製で、かつてのものとは位置も変わっています。
「こ、これは………」
そこでも私たちはさらなるサプライズに直面したのです。それは何かといいますと………



サモエドの蘭丸君です。 地元サモだと思われるのですけど、これから彼らも五万石藤を見に行くそうです。それにしても、最近の私はサモエド運がいいですね。



こうして並べてみると、大きさがかなり違いますね。 優しいお顔をしていて、スピッツを大盛りにしたようなサモエド。皆さま、そんなワンコに心の浮気をしてしまった私をお許しくださいませ。



大手門を潜った先の二の丸跡には、このようなからくり時計があります。からくりというだけあって、楽しい仕掛けがあるので、そいつを観ていくことにしましょう。 そして待つこと数分、長いほうの針が垂直になると………



時計の部分が開き、何かが舞い始めました。 それは何かといいますと………



家康人形です。 「よぉ~はぁっ………」という能の掛け声や鼓の音に合わせて軽やかに動く姿に、道行く人達は思わず足を止めて注目している様子です。そしてその人形は「人の一生は重荷を負いて遠き道を行くが如しぃ~」の決めゼリフで演目を締めています。 そういえば、幼少の頃のたつぴにこのからくり時計を見せたら、ビビって逃げたということもあったような。
おおっと、あちらには………



武将、若君、姫の書き割りがありましたよ やはりここは顔を突っ込んでおかなければなりませんね。 しかし今回は距離的にも体力的にも苦しいものがあり、箔を支えながら私が顔を出すことはできませんでした。



岡崎城に来たからにはやはり、天守も仰いでおかなければなりませんね。かつて存在した天守を模して建てられたこの建物は築51年にもなり、すっかりまわりの風景の中に溶け込んでいます。



せっかくなので、そんなお城をバックにして箔と記念撮影をしておきましょう。 では箔母さん、カメラ係をお願いします。



岡崎城は、徳川家康が誕生したところでもあります。それを象徴するものとして、このような「東照公産湯」なるものがあり、家康公が生まれた時にこの井戸から汲んだ水を産湯に使ったと伝えられています。 しかし、豊田市の山奥の松平氏発祥の地にも産湯の井戸があって、彼の父親の松平広忠公は妻於大の方の出産の場面で「松平の水をもて」と言ったらしいのですけど。 二つの産湯の井戸の主張をうまくまとめるためでしょうか?近年では双方の井戸の水を混ぜて使用したということで話を落ち着かせているみたいです。
それにしても、岡崎から松平郷まではあまりに遠く、出産時にそこまで水を汲みに行くのはちょっと苦しいのでは。 なので私は、家臣たちが城内で汲んだ水を松平郷のものと偽って差し出したと読んでいます。



そういえば、その日のメインは藤棚でしたね。 そろそろそちらのほうに向かうことにしましょう。お堀に架かる橋を渡って、さらに堤防沿いを歩いていったところに………



五万石藤がありました。 それにしても見事な咲きっぷりで、花の甘い香りも漂っていました。 ちなみに五万石とは、岡崎藩の石高を表したものです。



やはりここは、箔と一緒に撮っておきましょう。 おおっ、いい感じでカメラ目線になっているではありませんか この調子で藤棚の下で家族写真も撮ってしまいましょう。箔さん、そちらのほうも同じような表情でお願いしますよ。 では、三脚にカメラをセットして………



ところが、こちらのほうは私の思惑通りにはいきませんでした。 箔はどこかのほうを向いていますし。それだけではなく、その場所では暗影がまばらで、私たちの顔が「うらめしや~」って感じになってしまっているではありませんか。
これでも、いちおうタイマーで何枚か撮ったものの中で1番マシなものなのですよ。

今回、五万石藤を目当てに久しぶりに行った岡崎城。新たな発見や出逢いなどがあって楽しむことができました。また皆さんにオススメできるようなところがありましたら、紹介していく所存にござります。


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コメント (14)
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