波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

恐怖の狂犬病予防注射

2010-05-29 00:01:01 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
ワンコにとってはツラい責務を果たさなければならない時季がやって参りました。 ワンコを飼っている方ならそれだけでわかると思いますけど………そうです、狂犬病の予防注射なのです。

まずは市のほうから我が家に、狂犬病予防注射の案内が届きました。 ウチでは毎年、地域ごとにまとめて行われているものに、箔を連れていくようにしています。そして今回の接種は、今月中旬におこなわれることになりました。
その日は平日で、私は仕事を抜けられないので、例年通りに、箔母さんに箔を引き連れていく役をお願いしました。 
「できたら、その時の様子を携帯にでも撮っておいてくれないかな」
しかし、箔のリードを持つのに慣れていないからでしょうか?
「とてもじゃないけど、そんな余裕はないよ 」
と断られてしまいました。写メールがダメなら、イメージをまとめてイラストに………って、もっと厳しいか。

とにかく必要なことを箔母さんに託して、狂犬病予防注射の日を迎えました。果たして、今回はその会場でどのようなヒューワンドラマが起こるのでしょうか?



当初、写真は期待できなかったのですけど、このようなものが残されていました。 どうやら、早めに学校が終わったたつぴが助っ人に加わってくれたおかげで、写真撮影することができたみたいです。 これはまさに家を出るところですね。その後の様子を、彼らの証言をもとにして再現してみると………

いつもの散歩時間とは違う時間帯に、しかもいつもとは役者の違う箔母さんとたつぴが連れ出しても、箔は何の疑いもなく意気揚々と家から飛び出していきました。
「こんな時間に散歩に行けるなんて、ラッキー♪なのだ」とでも言っているみたいですね。
しかし、予防注射の会場となる集会所に差し掛かったところで、彼は何かを察したのでしょうか?これまでの軽快な足取りが突然止まってしまいました。
「さあ、あともう少しで着くからガンバレ 」
しかし、箔はその場でイヤイヤをやり出し、動こうとしません。
「このイヤな感じは………去年やられたアレではないのかワン 」
そうです、箔が察した通りのまさにアレなのです。それでも、このままでは目的地にたどり着けないので「こうなったら仕方がない」箔母さんは彼をヨイショッと持ち上げ、そのまま会場へ引きずっていくことにしました。

その集会所には、要請を受けた獣医の先生が待ち構えていました。 それに加えて、他のワンコが見当たらないので、箔の緊張を紛らわせることはできそうもありません。そこで箔母さんは、秘密兵器を取り出しました。



「箔、おやつだぞぉ~ホレホレ」彼がそのおやつに気を取られているスキに、獣医さんが注射をブスッと。そのおかげで、今回の接種は箔に「ヒャン」と泣かれることもなく、すんなりと終わらせることができました。
この写真は、まさに注射をされている瞬間を写したものですけど、おやつに喜んでいるのか、痛みを堪えているのか、なんとも複雑な表情がたまらないでしょ?
そのあと、獣医さんは「いや~、白くてきれいなワンコだねぇ 」と言いながら箔のことをモフッと抱きしめ、それをもってすべての行程は終わりました。



そして注射に耐えたすべてのワンコには、このような注射済票が発行されます。 この地域のものは従来通りの四角くシンプルなのですけど、なかには骨型や肉球型などのおしゃれなものも出回っているみたいです。

お箔さん、年に一度の飼い犬のお勤め、お疲れ様でした。 しかし、これで終わったと思っていてはいけませんよ。この後には任意のフィラリア対策とワクチン接種が控えているので、今度はそれらに心してお取り組みくださいませ~ それから、今度は動物病院でやる予定なので、くれぐれも泣いたりしないように。


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コメント (10)
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