波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

早川のお買い物観音(鎌倉湘南オフその1)

2012-11-28 00:01:23 | お出かけ
こんばんは、箔ですワン。
カカ公園お散歩オフから一週間後のある日の未明に、お父さんは起きて何やらゴソゴソとやり始めたのだ。 この動きはひょっとして、どこかにお出掛け 気の早いおれっちは、その段階からテンションが上がっていたのだ
そして、期待通りに日の出前の散歩があり、電車用のキャリーが登場 この流れは間違いなく、電車での遠出なのだ。



今回はたつぴ君も付いてくるからでしょうか?お母さんが車で、浜松駅まで送ってくれました。 この時間帯からすると、そこから始発列車に乗ることになりそうです。



再びおれっちはキャリーにinして、さらにそれに手回り品のお札を付けられ、いよいよ列車へ。 あとは途中下車があるまで、その中でじっとしているだけなのだ。そして、最初に立ち寄ったところは………



熱海駅でした。 こちらの駅は、電車の会社(JR)の境界線になっていることもあって、必ずといっていいほど乗り換えがあるみたいですね。その電車待ちの時間の間に、お父さんはいったん駅の外に出てから、おれっちをキャリーの中から解放。 「熱海温泉」の看板の前で写真を撮ってから、たつぴ君と一緒になって温泉の足湯に手を突っ込み、声をそろえて「手湯 」と言い、そのまま改札を通り抜け、東に向かう列車に乗り込んでいったのだ。
※あのときは、ゆっくりと足湯に浸かる時間がなかったので、そこで手だけ温めてヨシとしておきました。(白黒茶々注)



熱海駅から列車に揺られること19分あまりで、早川駅に到着。今回お父さんは、あるものに逢うためにこちらで降りたみたいなのだ。それにしても、こちらは小田原駅の一歩手前だというのに、かなりレトロな駅舎ですね。 それに加えて、ポストまでもが赤くて丸い、昔ながらのスタイルだったのだ。
そこは小田原征伐の際に、豊臣秀吉が築いた一夜城こと石垣山城の最寄り駅でもあるのですけど、今回はそのお城目当てではないみたいですね。
※石垣山城は小田原城を見下ろす標高200m以上の山の上に築かれたお城です。とてもちょっと気軽に寄り道できるようなところではありません。(またまた白黒茶々注)



電車の高架下をくぐり、住宅地を突っ切っていったら、このような案内看板が見えてきたのだ。 やくよけぎょらんかんのん?とにかく、そいつがどのようなものなのか、楽しみにしながら向かうことにするのだ。 そして間もなくして、おれっちたちの前に現れたものは………



東善院という、何の変鉄もない普通のお寺………
※失礼ですよ!(※編集部注)
………でした。ただし、それだけで終わりだと思っていたら、大間違いですワン。 そのお寺の裏手には………



で、出た~~~!巨大な観音様が。



しかもよく見ると、買い物カゴを提げていて、その中から魚のシッポがはみ出しているときたもんだ お父さんの説明によると、こちらのものは魚籃観音といって、漁業や海を司る仏様とのこと。 つまりは、漁師さんの大漁祈願や船乗りの航行の安全の霊験があるみたいです。



そういうこともあって、相模湾を見下ろす高台に立っているのですよ。 ちなみにこちらの観音様は、東海道本線からは北側に、新幹線からは南側に一瞬だけ見えますワン。



さらにそこからは、先月お父さんとおれっちが行った小田原城が見えたのだ。



昭和57年(1982年)11月建立ということは、今からちょうど30年前じゃないですか ちなみにこちらの観音様は、白く塗られた鉄筋コンクリート製。せっかく胎内巡りか台座の内部巡りの入口らしきものがあるのに、カギがかかっていて中に入ることができなかったのだ。



最近、大仏様や観音様巡りが、お父さんのマイブームになっているみたいですね。 あなたの街にそれらの類いで珍しいものがあったら、お父さんが引き寄せられ来るかも知れないのだ。

さらにおれっちたちは、早川駅から列車を乗り継ぎ、東に向かいましたワン。
実はその日は、HALママさん主催の鎌倉湘南オフが鎌倉があって、同市内の長谷駅前に10時45分に集合することになっていたのです。それにしても、鎌倉方面に向かうこの(横須賀線の)電車は、やけに混んでいるような。 その間に、お父さんは「鎌倉駅に着いたら、3分後にそこを出発する江ノ電に乗り換えたい。その列車に乗り遅れたら、集合時間に遅刻しちゃうから」のようなことを言っていました。 3分って……… その間にホームを移動するだけではなく、切符の料金も精算しなければならないのですよっ 果たして、間に合うのか とはいっても、おれっちはキャリーの中で成功を祈ることしかできませんけど。
「いいかいたつぴ、江ノ電のホームは鎌倉駅の西側にあるから、今乗っている電車を降りていったら、階段を下ったところを左に曲がって………」さらにお父さんは、彼に事前に切符と追加料金の190円を握らせていました。「ただし、駆け込み乗車は危険だから、早歩き程度に抑えておきなさいよ~ 」おれっち入りのキャリーも担いでいることだし、ぬかりはないみたいです。 これだけ綿密に下調べしてあるなら、ぶっつけ本番でもうまくいくハズなのだ。そして、おれっちたちを乗せた電車は、鎌倉駅に到着しました。

「それっ、急げ 」列車のドアが開いたら、猛ダッシュ ………って、すでにその段階から通路が人で詰まっていて、猛ダッシュできない。 階段もノロノロ歩きですし。そこを突破したら、切符と追加料金を精算機に投入して………って、すでに人が並んでおるがや それだけではなく、お父さんたちの番になっても、どういうワケか精算ができませんでした。



「こうなったら、いったん駅の外に出て、そこで江ノ電の切符を買うようにしよう 」作戦を変更したら、そちらのほうへ急ぐのだ このようにして、切符を手にして改札をくぐった先には………

いいところで申し訳ないのですけど、今回はここで終わらせていただきますのだ。 3分といえば、カップ麺ができる時間であり、ウルトラマンが地球上にいられる時間でもあります。 果たして、おれっちたちは目当ての10時36分鎌倉発の江ノ電に間に合ったのか 気になる方は、次の日記のほうにもお付き合いくださいませ~なのだ。


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コメント (4)
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