波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

浜松城とゆるキャラと私

2014-07-19 00:06:29 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
波がウチに来てから、ちょうど3週間になった日のことです。 その日は日曜日で、私は箔母さんやたつぴより一足先に起きて、箔や波のお世話をしていました。ちなみに私たちが二階で就寝している間は、彼らは一階のケージに入っていてもらうことになっています。



しかし、波ちゃはその中で○んこをして、さらにそいつを踏み散らかしたりするので、特に発見が遅れたときは処理が大変なのですよ。 私がその作業に徹している間は、波はそこらへんでうろちょろしていなさい。それでも、大丈夫ですよ。彼女はまだ階段を上れないので、行動圏は一階のみということになります。 また、彼女は階段のところに行くたびに「上れないじゃないのなの 」と、ひと泣きするのですけど、その日に限ってはやけに静かなような。ついに観念したか………

………と思っていたら、箔母さんが彼女を抱えて降りてきました。 「おはよう、やけに早くからのお目覚めだね」しかし、彼女はスッキリしない様子でした。「………波、二階に上がってきたに 」「えっ 」それだけではなく、そこで気持ちよく寝ていた箔母さんを、舐めたり冷たい鼻を押し付けたりして起こしたみたいです。そこで私は「ワンコに(舌べろや鼻ぷちで)起こされるのは、とても幸せなことなんだよ」と言おうとしたのですけど、なんか怒られそうな空気だったので、やめておきました。 それでも、本当に波が階段を上ったのか気になるので、さっそく検証してみることにしました。



そうしたら、彼女は勢いよく階段を駆け上がっていき………



たった今まで安全地帯だったところでくつろいでいた銀姉さんに、ロックオン 彼女は普段は決して見せるようなことのない険しい表情で、波を威嚇しました。

今度は、波の起こし方のほうも検証してみたくなりましたよ ちょうどいいところにもう一人、実験材料、いや、まだ寝ている人がいますし。 いうまでもなく、たつぴのことです。彼は、掛け布団だけではなく敷き布団を剥がしても、起きないほどなのですよ。そんな彼のところに、波を投入 果たして、結果は………

彼女はとても嬉しそうに、たつぴの顔を舐めまわしていました。 また、ときどき鼻ぷちも見受けられましたよ。そうしているうちに、たつぴは「う~ん………」と言いながら目を覚ましました。波ちゃ、見事な起こしっぷりですよ それにしても、ワンコはなぜ寝ている人の顔を舐めたがるのでしょうか?

そうそう、ここはあの決めゼリフを言うところですよ。「ワンコに起こされるのは、とても幸せな………」そうしたら、彼は「確かにそうだけど………」腑に落ちない様子でしたけど、いちおう納得してくれました。



前フリが長くなってしまいましたけど、ここからが本題です。 その日、浜松城ではあるイベントがおこなわれることになっていました。その浜松市のマスコットキャラクターこと出世大名家康くんが、毎週日曜日に浜松城公園に登場するようになってから1年経つのを記念して、近隣のご当地キャラも含めてその公園に集まるそうです。 それだけではなく、赤ふんどしの白い霊犬ことしっぺいや、昨年の全国ゆるキャラグランプリで優勝したさのまるも、そのお祝いに駆け付けるというではありませんか これは、箔と波を連れてぜひ行かなければ。そうだ せっかくなので、ゆるキャラやしっぺいがお好きななつみかんさんにも声を掛けておきましょう

しかし、その日の午前中はたつぴは部活が入っていました。地元とはいっても、まだ息が合っていない2ワンを私1人で連れ出すのは大変なので、できることなら彼にも手伝ってもらいたいです。なので浜松城のゆるキャライベントは、彼の部活が終わり次第ということにしました。

そして13時ちょっと前に、ようやく浜松城に向かえるようになりました。そこに向かう道中は順調だったのですけど、最終段階で駐車待ちの車の列に引っ掛かってしまいました。 とかなんとかやっているうちに、私たちより先に会場入りしているなつみかんさんから「浜松城なう。13時25分からステージショー、14時40分からお友だちのキャラと遊ぼう というイベントがあるそうです。………(中略)気をつけておいでくださいね 」というメールが来ました。 う~む……… ステージショーのほうは間に合いそうにないですね。それでも、途中からでも観たいので、気の済んだ方は早く帰って、駐車スペースを空けてくれ~

………という私の願いが通じたのでしょうか?それからしばらくしてようやく移動手段が車から自分たちの足に変わりました。 またその頃には、公園内にはステージからのものと思われる音が響いていました。しかし、そのステージがどこに設けられているのか、私は知りません。なので、探しながら頂上部の天守曲輪(くるわ)を目指すことにしましょう。 ちなみにそのときは私が箔を、たつぴが波を引っ張っていきました。



元城プール跡の芝生広場には、ステージのスの字もありませんね。 そうしたら、その先にある市役所横の広場に家康くん型のふわふわ風船が設置されているので、そのあたりでは?いや、ないみたいですよ。 おおっ、そのあたりを、出世大名家康くんがスタッフやお供たちを従えて、歩いているではありませんか しかも、「ふぅ~、このあたりで一息入れようかの」とか言って、腰を下ろしだしましたし。ちなみに家康くんは、兜をかぶった「やらまいかバージョン」のときだけ、目玉おやじのでき損ないのような(失礼 )声で、しゃべることができるのですよ。

彼がそこにいるということは、ステージショーはすでに終わってしまったみたいですね。 それでも、彼の横に並んで記念撮影はできそうです。ところが、家康くんは「よし、休憩は終わりじゃ 」とか言って、急接近する私たちを振り切って、スタコラさサッサと立ち去ってしまったのです。 「あ、あ………」あまりに急展開だったので、私は彼の後ろ姿を撮る余裕もありませんでした。 やらまいかバージョンとはいえ、この日の家康くんはゆるくないですよ



それでも、私たちはメインとなるステージを目指しました。 こちらの本丸跡にはないみたいですけど………



そちらでは、無料配布されている家康くん缶バッチや、簡単なクイズに答えるともれなくもらえる家康くんのシールシートなどを手に入れることができました。 さらに、シベリアンハスキーやラブラドールレトリバー、トイプードルなどを連れた方たちとも行き逢い、ワンコをご対面させたりお話をしたりして、有意義な時間を過ごすことができました。



はっ、いかんいかん。 バニラちゃんたちがいるであろうステージに向かわなければ ここまで来ても見当たらないということは、たぶんそいつはこの先の天守曲輪にあるでしょう。 そこに続く石段を上がっていき、今年4月に木造で復元された天守門をくぐっていったら………



模擬天守の真下に、たくさんの人が集まっていました。彼らの見つめる先に、ステージがあるみたいですね。ま ずは、その様子を見てみましょう。



ステージとはいっても、赤い絨毯を敷いただけのフラットなものでしたけど、その上にはなんと、さのまるがいましたよ 説明するまでもないとは思うのですけど、そのキャラはつぶらな瞳の白い仔犬をベースにしていて、頭には名物の佐野ラーメンのどんぶりをかぶり、麺の前髪をたらし、侍ということで袴をはき、腰にはこれもまた佐野名物のいもフライの刀を差しています。



実際に見るさのまるは、その大きさに反して動きは機敏かつコミカルで、私の心をグッとつかんでいきました。 家康くんには申し訳ないのですけど、彼のほうがゆるキャラGPの覇者にふさわしいですよ。ただし、お腰のいもフライソードは自分ではその位置を探ることも抜くこともできないみたいで、スタッフの方に手伝ってもらっていました。

そうそう、こちらにはバニラちゃんたちを探しに来たのでした。観衆の中に、白ふわのスピは……… おお、いましたよ



サラサラの毛にきれいな瞳で、相変わらずカワイイですね。



では、波との初めてのご対面 その波が、けいママさん家以外のところで他のスピッツと逢うのは、これが初めてということになります。その記念すべき相手がバニラちゃんというのは、とても光栄なことです。それから彼女がお城に行くのも、今回が初めてということになりますね。



さらに、箔との3ショットも撮ってみました。 こうして見ると、体の大きさの差といい毛吹きの量といい、波ちゃはまだまだお子ちゃまですね。



ふとステージのほうに目をやったら、すでにさのまるは退散していて、代わりに浜松のご当地アイドルのH&A.が立っていました。そういえば、今春に雨の都田総合公園でおこなわれた「北区 de まつり」にも、彼女たちは来ていましたね。また、そんな彼女らを取り巻く親衛隊のお兄さんたちも、浜松城で一緒に踊ったり熱い声援を送ったりしていました。

今回は、バニラちゃんとゆるキャラが目当てだったのに、後者はほとんど見かけていないような。 家康くんはいたものの、画像に残すことはできませんでしたし。それに、私が勝手に白い犬仲間として意識しているしっぺいとも逢っていませんし。

それでも、心配要りません。私たちはその後、それらのゆるキャラたちと逢うことができたので。しかもそれだけではなく、そんな彼らと一戦交えたのですよ その様子については次回、できるだけ生々しくお伝えします。


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コメント (10)
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