波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

はじめてのいせき

2015-01-28 00:01:04 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
今回のタイトルに「いせき」とありますけど、決してプロ野球のフリーエージェント(FA)とかの移籍の話ではありません。 今回はとある遺跡の話をさせていただきます。

豊橋市の中心地から豊川をまたぎ、車で国道1号線を西に進んでいくと、「瓜郷遺跡」なるものの案内看板が視界に飛び込んできます。 それはどのようなところなのか、私はずっと気にはしていたのですけど、なかなか確かめる機会がない……… というよりは、忘れていた時期もありましたけど、とにかく今回思い切ってそこを訪れることにしました。 もちろん、箔と波も連れていきますよ。そういえば、波にとっては遺跡の類いは今回が初めてということになります。
瓜郷遺跡のことを事前に調べたら、「復元住居アリ、駐車場ナシ」とありました。なんか、不動産の物件みたいな表記となってしまいましたけど、規模のほうはあまり大きくないのでしょうか? とにかく、現地に向かってみます。国道1号線から細い道に入っていったら………



住宅街の中に、いきなりありましたよ 確かに駐車場のスペースはありません。それでも、立派な石碑がその存在感を表しています。



こちらの看板の説明によると………
瓜郷遺跡は、今から2000年ほど前の弥生時代中期から存在していた村の跡だそうです。 昭和11年(1936年)に道路拡張工事の際に発見され、昭和22年から27年にかけて発掘調査がおこなわれ、現在史跡公園となっているところやその周辺から、教科書に出てくるような弥生土器や磨製石器、銅鐸の破片などが発見されました。 それらの出土品は、豊橋公園内にある豊橋市美術博物館に収蔵・展示されています。
それからこちらの遺跡は、静岡県の登呂遺跡とともに弥生時代研究のきっかけとなる貴重な資料がたくさん出たことから、昭和28年(1953年)に国の史跡に指定されました。



ネズミ返しのある高床式の倉庫も、教科書に載っていましたね。 立派な建物が復元されたと思いきや………



この倉庫、やけに小さいではありませんか 人間はもちろんのこと、箔や波でさえも中に入るのはムリそうです。 それなら、ネズミくらいなら……… いや、入れてはいけませんよっ とにかくその正体は、高床式倉庫を型どったパンフレット入れでした。



瓜郷遺跡では、住居跡も確認されました。 その発掘調査の結果をもとにして………



現在では、竪穴式住居が一棟だけ復元されています。気になるその内部は……… って、扉が厳重に閉められていて、入れませんよ。 そこに勝手に住む人がいたり、火の不始末で燃える恐れがあるので、そのようにしているのでしょうか?



それでも、外から中の様子を覗くことはできました。茅で覆われていることもあって、夏は涼しくて冬は暖かそうですね。



せっかくなのでその復元住居をモチーフにして、箔と波に弥生犬になってもらいましょう。 弥生時代には犬も飼われていたそうですけど、彼らのような白ふわはなんか浮いているような。



そんなことはお構いなしに、箔は五穀豊穣の祷りの儀式……… ではなく、ブンブンをやっていました。



その瓜郷遺跡の全体像は、このような感じです。とてもコンパクトなので、あまり時間を要さずに見学することができます。それでも、小さなトイレも設置されているので、急転直下な事態に陥っても、心配する必要はありません。 その遺跡そのものはこのあたり一帯を含んでいて、すぐそばを流れる川底にまで及んでいるのですよ。
さらに私たちはその足で、同じ豊橋市内でももう少し時代が下った名所旧跡に向かいました。 箔は一度だけいったことのあるその場所は……… 言ってしまうと、吉田城であります。ということで、次回は箔波日記では今年初となるお城レポートをさせていただきます。


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コメント (2)
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