波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

箔12歳の誕生日

2016-02-24 00:15:57 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
2月18日はの誕生日で、彼はその日12歳となりました。 ワンコのその年齢は、ヒトの64歳に相当するので、もう「御老公」と呼んでも差し支えないでしょう。 そう思うと、元気いっぱいな旅の老人の水戸黄門には、今まで以上に親しみを感じてしまいます。身分を伏せて市井の人が抱えている問題に介入し、悪代官をボコボコにして、最終的には印籠という小道具を使い、国家権力を誇示して善人も悪人も引っくるめてねじ伏せる………
なんか、話が脱線してしまいましたけど、今回は箔の誕生日ということで、当日のお祝いの様子に加えて、そこに至るまでの経緯も改めてお伝えします。

今から12年前の2月18日に、箔は福島県のブリーダーのもとで生まれた、6きょうだいのうちの1頭でした。 ちなみにその際につけられた登録名は、キノ・オブ・カシコウゲンハウス その後、彼は長野県の諏訪湖のほうのペットショップの店頭に並べられたのですけど、なかなか引き取ってくれる人がいませんでした。生後4ヶ月になり、かなり値下げされた頃になって、不憫に思ったKさんが購入することに。そして、そのとき白い長毛が銀箔の輝きのようだったことから「箔」と名付けられました。



しかし、諸々の事情からKさんはやむ無く箔を手離すこととなり、そのとき彼の里親になることを希望していた私のもとにやって来ました。 それは、彼が1歳3ヶ月の頃のことでした。ちなみにこれはウチに来た直後の姿で、かなり毛並みが乱れて汚れているのですけど、飼育環境が劣悪だったりとかいうことは決してありません。 Kさんが、引き渡し直前に予約してあったトリマーさんからドタキャンを喰らい、最も汚れた状態となっていたのです。
あれから10年以上の時を経て………



12歳のこの日を迎えることができました。



そんな箔に、ささやかではあるのですけどワンコ用の「かぼちゃと豆乳のショートケーキ」を用意しましたよ。 こちらのケーキはペットショップで買ってきたのですけど、説明には「ワンちゃんとも一緒に食べられます」とありました。「ワンコ専用」の縛りはなくて、甘さは控え目ながらも人間も美味しく食べることができるみたいですね。



とはいっても、このケーキは小さくて箔の分け前が少なくなってはいけないので、私がおつまみしたりしないで、まるまる差し上げますよ。 そうしたら、彼はすっかりテンションが上がり、歓喜のブンブンをし始めしました。



それでも、すぐにあげてしまったら誕生日のネタがもたない……… いやいや、食べる前にケーキの匂いや造形をご堪能くださいませ
おおっと、そういえば誕生日のあの歌を危うく忘れるところでした。 そうしたら、パソコンやスマホなどの前の皆さんもご一緒にご唱和くださいませ
♪はっぴば~すでぃ、つぅ~ゆ~………
もうそろそろいいでしょう、助さん格さん……… じゃなくて、とにかく「よし」です。



その直後、箔は勢いよくケーキに喰らい付きました。 それにしても、撮り直しがきかないほどの速さで喰う 喰う 喰う おかげでケーキは一瞬で彼の胃袋の中に消えていってしまいました。



親しくさせてもらったスピのお仲間が相次いで亡くなったこともあって、最近は特に命ついて考えさせられるようになりました。また、油断してはいけないのですけど、箔がこの歳になっても元気で、いつも美味しそうにご飯を食べてくれることに感謝しています。これからも、できるだけ長く彼や波と一緒にいられることを願っています。


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コメント (16)
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