こんばんは、白黒茶々です。
我、当(まさ)ニ波狛ト金華山ヲ登ラント欲ス。前回からの流れはざっとこんな感じです。 標高329mの頂上に岐阜城が聳える金華山は岐阜市の観光名所で、初心者から上級者までの登山愛好家にも人気のスポットとなっています。
7年前に、私はたつぴと箔(当時9歳9ヶ月)を伴って金華山の登山に挑んだのですけど、うっかり険しいほうの水の手登山道(めい想の小路)に入ってしまい、大変な思いをしました。
それに加えて、そのメンバーの中で私が最もバテていたのも不本意でした。
そういうこともあって、今回はじっくりと下調べをしておいて、金華山の登山道の中では最も緩やかで初心者向けの、七曲り登山道を辿っていくことにしました。 情報によると、こちらの道は遠足に来た幼稚園児でも容易に登れるとのこと。
また、こちらの入口は岐阜公園から外れていてわかりにくいところにあるのですけど、一度そこに乗ってしまえば難なく上れるハズ
………という私の思惑通り、その登山道は緩やかな上り坂がクランク状となって続いていました。これなら体力に自信のない私でもいけそうです。
ところが、途中から状況が一変し、緩やかにいき過ぎてしまったツケを返すかのように、途中から階段がずっと続いていたのです
ハアハア……… 波と狛に疲れた様子はなかったのですけど、私はバテてしまい、何回か休ませてもらいました。
もう幼稚園児以下でいいです。
………なんて言っていたら、山頂部にある金華山リス村が見えてきましたよ ここまで来たら、目的地に着いたも同然です
「天下第一の門」という名の冠木門を潜っていったら………
かつて下台所があったという、伝ニノ門に到着。 こちらには石垣が残っていて、お城の雰囲気がより出ています。
その曲輪跡に入っていくと………
岐阜城の模擬天守を正面から見ることができるのですよ ここからでも見応えがあるのですけど………
さらにその先には、私からもオススメしたいビュースポットがあるのですよ ちなみにこの模擬天守は昭和31年(1956年)に建てられました。
せっかくなので、波と狛もこのフレーム内にお入りなさい 7年前に私が訪れた時には、木々が茂りまくって山頂の視界と模擬天守を覆っていたのですけど、それらは伐採されたのでしょうか?スッキリさっぱりしていました。
今回は波と狛を連れているうえに交代要員もいないので、模擬天守に上ることはできませんでした。 それでも、その足元からでも天空からの風景を眺めることができました。
「金華山を制するものは美濃を制す」いや、「美濃を制するものは天下を制す」でしたっけ?いずれにしても、金華山を登頂することができて、なんとなく優越感にひたっていました。
こちらは櫓の形をした資料館ですね。 しばらく山頂部をブラブラしていたら、通りかかった子供に「あっ、白くてふわふわの犬
」と声をかけられました。それだけではなく、彼の親は「さっき会ったのは1匹だけだったから、違う子かな?」と言っていたので、波狛以外の白ふわが来ているということに
スピマジックなら万々歳なのですけど、とにかくその目撃情報をもとにして探しますよ
その結果………
七曲り登山道で、下山しかけていた白ふわ連れを発見 スピッツと見まがうほどの大きさですけど、ちょっと茶色がかっているので、私は「ポメラニアンでしょうか?」と踏んでみました。結果は見事正解で、巨ポメの彼はカカ君という名前でした。
私たちも行きで使ったその道を降りていき………
難なく山麓へ。 大河ドラマ館となっている岐阜市歴史博物館の近くには、戦国武将グッズなどを取り揃えているみやげもん処や、郷土のグルメが味わえる屋台村が特設されていました。
時代衣装の案内人が通り過ぎる中で………
お昼が近かったので、私は高山ラーメン(税込み600円)を購入しました。 波と狛はニオイだけ味わってくださいませ。
そのあと、私たちは岐阜市内にあるもう1つの国指定史跡のお城に向かいました。
失礼ながら岐阜城よりは存在感は薄いのですけど、次回の日記でそのお城の実態に迫ります。
「カカ君のパーティーからしたら、『スピッツの2頭連れに回り込まれてしまった!』の心境では」と、ドラクエに例えられた方は、こちらに投票してやってください。