こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私・波・狛の白黒茶々家の1人と2頭は、古墳や鍾乳洞などの洞穴を求めて、浜松市浜北区の北部に来ています。 前回は、私が以前に行ったことのある古墳だったので、経路に多少の困難はあったものの、順調にたどり着くことができました。
その勢いに乗って、私たちが3ヶ所目に訪れたのは………
浜北森林公園の片隅にある、田村神社でした。 こちらは歴史上で初めて征夷大将軍となった坂上田村麻呂を祀った神社で………
その関連なのでしょうか?戦時中に造られたと思われる、谷口重治将校の像もありました。
さらに、この神社から下ったところにはその名もズバリ、将軍塚古墳というのがあるのですよ といったトコで、さっそくそちらに向かいます。
そこに至るまでの経路として神社の参道を通っていくのですけど、この段階から生い茂った草に覆われていますね。 それでも冬枯れで、ある程度カサが減っているので、進んでいけないこともない
頑張れ、波ちゃ&狛ちゃ
なんとか次のチェックポイントまで来ることができました。 ここからは参道から外れて、山の斜面に沿って歩いていけば………
あった、ありましたよ 将軍塚古墳が。
こちらの古墳は直径14m高さ3mの円墳で、7世紀頃に造られたと推測されます。
無事にたどり着いたことを記念して、まずは石室の入口で記念撮影をば その開口部はご覧のように土砂で埋まっていて狭くなっているので、私も4足歩行、いや、その下をいく匍匐(ほふく)前進で入っていきます。
わっ!むじ………
さすがにこれを2話続けて言ったら、読者の皆さんからお叱りを受けてしまうので、寸止めしておきます。 波も狛も目から見事なビームを発しておりますね。
いや、それよりも石室内は広くて、立って歩ける程でした。
調査が終わったら、外に出るのですけど………
毎度のことながら、この光景から違う世界に行ってしまいそうな錯覚に陥ってしまいます。 無事に現世(?)に戻った私たちが、次に向かったところは………
岩山に囲まれていて、戦隊ヒーローもののロケに使えそうなところですけど、採石場の跡にございます。 その作業中に、1万8千年前の旧石器時代の人骨が出土したことから………
この一帯は根堅遺跡と呼ばれています。 その岩壁には、根堅鍾乳洞と呼ばれる穴が開いていて、私は以前にその中に入っていったことがあるのですけど、崩落する恐れでもあるのでしょうか?現在はそのかなり手前に進入禁止のロープが張られていて、近付くことができませんでした。
この地方の名刹・岩水寺の外に露座している岩水寺大仏を仰ぎつつ、次に私たちが向かったところは………
岩水寺奥の院の片隅にある、その名もズバリ岩水寺鍾乳洞でした。 入口が鉄柵で塞がれているのは………
こちらはかつては観光鍾乳洞だったのですけど、昭和49年(1974年)の七夕豪雨で崩落。 それ以降、封鎖されています。
そんな岩水寺鍾乳洞をやり過ごしつつ、私たちがさらに目指したところは………
六所神社でした。 こちらの神社の裏山には、人形山古墳というのがあるのですよ
私たちは今回が初めてなのですけど、この後に寄っておきたい洞穴があるので、手早く攻略してしまいましょう。
とはいっても、その古墳は案内看板のようなものはなく、道なき山の中にポツンとあるというので、GPSだけを頼りにして、攻めていくようにしました。
そうしているうちに………
かなり近付いてきましたよ 実はこれが最接近ではなく、地図上の「形」と「山」の間まで迫ったのですよ
そこまで来たら古墳の気配を感じ、ゴールも間近だと思われたのですけど、動けば動くほど遠ざかってしまったりして、なぜかなかなか近付くことができませんでした。 そのようなことを1時間半ほど繰り返し、気付いたら日が暮れてきたので、泣く泣く断念することにしました。
波と狛には、険しい山の中を長々と付き合わせてしまって、申し訳なかったです。
日没も迫っていたので、今回の洞穴めぐりはここで打ち切り。 スッキリしない終わり方となってしまいました。なんか、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編で、煉獄杏寿郎が瀕死の状態になりながら猗窩座(あかざ)を首の皮一枚まで斬りつけながらも、仕留められなかったのが思い浮かんできました。
それでも、劇場版のほうは煉獄さんの最期の言葉が心に響きましたし。その続編は、テレビのほうでやりそうな流れですし。
なんか、話のほうも脱線気味になってしまいましたけど、人形山古墳はまたの機会に挑戦し、その先にある小堀谷鍾乳洞なども訪れるようにしたいです。