こんばんは、白黒茶々です。
東京オリンピック2020の開催には賛否両論あるというか、反対派のほうが圧倒的に多いように思えます。 日本国内でも特に東京圏内ではコロナが猛威を振るっていて、そのような中で多くの国との行き来きがあったら、目も当てられない惨劇になるのでは?それだけではなく、今回の大会は商業主義や金権主義が今まで以上に見えてしまい、オリンピックの存在意義までも問われています。
それから、ほとんどの競技会場は無観客となりそうで、選手や来日客との交流もなく、経済効果も見込まれないこともあって「日本で開催する意味はあるのか?」とも。これほど国民に歓迎されないオリンピックは、今までにあったでしょうか? ゆるい話を自負している波狛日記にしては少しキツい出だしとなってしまいましたけど………
そんな東京オリンピック2020の開幕まで、あと2日となりました。 そのちょうど1ヵ月前となる6月23日に、私がいる静岡県湖西市に聖火リレーが来ることになりました。
ということで、今回は「オリンピック直前スペシャル」と銘打って、そのプレイベントの様子をお伝えします。
私も今回のオリンピックの開催に対してはいろいろと思うところがあるのですけど、聖火リレーをおこなったことは私の地元の歴史に刻まれると思ったら、どうしてもその様子を見に行きたくなりました。 湖西市は静岡県の最西端に位置していることもあって、県内で最初に聖火が入ることになります。
なので、それと合わせて新居関所前で出発式がおこなわれることに
これはますます見逃せません
聖火の出発式は&リレーは、平日となる23日の水曜日の8時24分に予定されていました。 その日は私は仕事なのですけど、時間的にも地理的にも通勤の途中で寄れないこともない。
また、朝からその周辺は交通規制が敷かれるのですけど、私には土地勘があるので、それらをうまく避けて会場に近付くことができます。
ちょっと離れたところに車を止められそうな場所も見つけましたし、あとはその日が来るのを待つだけです。
そして、いよいよその当日の朝となりました。
私はいつもより少し早めに起き、波と狛の朝散歩やお世話も早めに済ませ、彼女らの「ソワソワしてどこに行くの?」という視線を感じつつも、聖火の出発式&リレーに余裕で間に合うように家を出ました。 まずは国道42号線の、浜名バイパス大倉戸IC入口をちょっと過ぎたところまで行ったところを左折して……… って、その手前から通行止めになっていて、誘導係に弾き返されてしまいましたよ
そんなこと聞いていません
そもそも、こんなに離れたところから交通制限する必要はあるのでしょうか
私が事前に立てた「聖火の出発式&リレー会場接近マニュアル」は、早くも打ち砕かれてしまいました。
こうなったらやむを得ない かなり遠回りになるのですけど、通れる道を走っていくしかありません。
ところが、そちらの道も私と同じように通行止めで弾かれたと思われる車で渋滞しているではありませんか
「これでは間に合わない……… 」
と言いつつも私は慎重に急いでいき、事前に調べてあった駐車スペースに車を止め、そこから猛ダッシュしました。 データによると、目的地までは徒歩10分となっていますけど、聖火の出発まではあと5分しかありません。果たして、間に合うのか
全国で唯一関所の建物が現存し、国の特別史跡に指定されている新居関所。 面番所は国の重要文化財で、湖西市で随一の観光名所にもなっています。
聖火の出発式&リレーの会場は、その一角にある駐車場のスペースに設けられました。 その式典には、ほんの3日前に選挙に当選して4期目に入ったばかりの川勝平太静岡県知事と、影山剛士湖西市長が来ていました。
そして予定通りの時間に、県内で最初の走者となる、静岡県で育ったモデルの當間ローズさんが、川勝知事と影山市長に見送られながら、スタートしていきました。
さらに関所の上空には多数のヘリコプターが飛んでいて、物々しい空気を出しまくっていました。 そのような状況の中で、私が目にしたのは………
聖火を手にした第1走者が一瞬見え、
その直後に後続車が覆いかぶさりました。
嗚呼、聖火が遠ざかっていく(見えないですけど )………
あっという間の出来事でしたけど、これは間に合ったことになるのでしょうか?とにかく、私にとっては忘れられない聖火となりました。
あれから今回のオリンピックのことでさらに考えてみたのですけど、参加する選手たちには何の罪もないのですよね。 コロナ禍に加えて真夏の炎天下という厳しい状況の中での競技となるのですけど、彼らがベストを尽くし、無事に大会が終わることを願っています。
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