こんばんは、白黒茶々です。
前回の予告通り、私・波・狛の白黒茶々家の1人と2頭は、子安弘法大師の巨像に見送られながら、蒲郡市の竹島に向かいました。 竹島といえば………
竹島水族館が有名ですよね こちらの水族館は古くて小規模ながらも、その不利な条件を逆手に取って、スタッフが面白くて人気のある施設に再生しました。
具体的には、思わず吹き出してしまうようなユーモアのある手書きの説明書きや、グソクムシなどの海の生物に直接触れられるコーナー、間近で観られるアシカショー、………などがあります。
しかも、入場料はワンコインの500円ときたもんだ
しかし、今年に入ってから増築を伴った大改築が始まるので、見学することはできません。
………と思っていたのですけど、実はこの日までやっていました。
私はスケジュールを決める段階から早々と諦めていて、この日のコースには入れていませんでした。
急遽組み込みたいところですけど、そのようにしたら後に予定しているところに行けなくなってしまうので、後ろ髪を引かれながらも断念しました。
とにかくリニューアルされて、より魅力的な水族館になることを願っています。
そんな竹島水族館を通り過ぎて、三河湾の海側に歩いていったら………
藤原俊成(としなり or しゅんぜい)卿の銅像がありました。 俊成卿は平安時代後期から鎌倉時代前期に活躍した歌人で、「千載和歌集」の選者としても知られています。
さらに三河国司を務めた際には、荒れ地となっていた竹谷荘や蒲形荘を開発し、「蒲郡開発の祖」となりました。
そんな俊成卿の像が見つめる先には………
竹島が浮かんでいました 私がその島を見たのは3年1ヶ月ぶりで、波と狛にとっては初めてとなるので………
この景勝地をバックにして、記念写真を撮っておきましょう すでに気付いている方もいらっしゃると思いますけど、こちらの岸壁と竹島は橋で繋がっているので、歩いて渡ることができるのですよ
前回の私はまさに島を見ただけなので、今回は久しぶりにそちらを目指します。かつては、船でしか渡ることができなかった竹島。
その橋は歩行者専用で、道幅が広くて安定感もあるのですけど、冷たい海風が強くて寒い さらに、橋のフェンスに吹き込んで「ヒュ~」とか「フヨヨヨ………」とかいう音楽を奏でていました。
タイトルをつけるとしたら「海風のハーモニー」ってトコでしょうか?
とにかく、風と音楽(歌?)のダブル効果で寒さは倍増しました。
そんな過酷な状況の中で、387mもの距離を歩いていったら………
途中で、先ほど行ってきた弘法山の上の子安弘法大師像を臨むことができました。 存在感アリアリで、大いに目立っていますね。
そんな巨像に見守られながら………
ようやく竹島に上陸することができました すでに案内板やのぼりに名前が出ているのですけど、さらに石段を上ったその先には、八百富神社があります。
………ということで、その境内に行き着きました。 こちらの神社は、安徳天皇の養和元年(1181年)に創建したと云われています。
その頃に三河国司だった藤原俊成卿が、琵琶湖の竹生島弁天を勧請したとされています。御祭神は市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)で、開運・縁結び・安産にご利益があるそうです。
神域となっている竹島はパワースポットとしても知られています。
その島内には八百富神社も含めて5つの神社があり、すべてをお詣りすると、なおよろしい
その一方で………
八百富神社の狛犬と、私たちにとっては今年初となる「狛(犬)と狛」をやっておきました これで、私たちの運気も上昇するでしょう
………たぶん、きっと。
そのあとは、「ようやく竹島に上陸することが………」の地点から、竹島の外側を時計回りに歩いて一周することに。 まずは、出発地点から近い岩場の上で、写真を撮っておきました。
ちなみに対岸の丘の上に見える建物は、蒲郡クラシックホテルにございます。
それよりも、私の記憶が修正されていたのでしょうか?
そこから先は難なく歩けると思っていたのですけど、歩道のようなものはなく、島の東側は岩をよじ登ったりと、道なき道を行くハメに。
それでも、八百富神社の境内から階段を降りて行ける竜神岬から先は、歩道が整備されていました。
この島は全体が天然記念物に指定されているということもあって、自然が豊かで景色もいい なので時々海辺に降り立って、写真を撮りたくなります。
そうしているうちに、ゴール地点が見えてきました。 歩道の先に見える、蒲郡クラシックホテルの眺めもいいですね
島の西側は、島自体が風よけになって穏やかだったのですけど、帰りの歩道では再び凍えながら海風の歌を聴かされることに。
それでも10分後には………
もとの陸地に戻ってくることができましたよ そこには、ちょっと人馴れしたユリカモメが飛来していました。
そんな彼らに、興味津々の波と狛。
同じ飛来地の浜名湖佐久米駅のホームでは「ワンコはダメ
」と言われたので、こちらでは驚かさない程度に眺めていてくださいませ。
さらに、竹島は縁結びのスポットにもなっているみたいですね。 想い人と一緒に海風が歌う歩道を1度も振り返らずに渡ると、結ばれるとも。
竹島を渡ってから、竹島水族館でデートして、弘法山のラバーズヒルで愛の鐘を鳴らせば、恋愛成就コースが成立しますよ
そんなカップルの姿を想像してから、私たちは西尾市の歴史散策コースに突入していきました。