こんばんは、白黒茶々です。
鳥山明先生の代表作で、日本だけではなく世界でも人気の漫画「DRAGON BALL 超(ドラゴンボール スーパー)」の映画の最新作が6月11日から公開されています。 そのタイトルはズバリ「SUPER HERO(スーパーヒーロー)」。
孫悟空がかつて壊滅させた悪の組織のレッドリボン軍が密かに復活し、人造人間のガンマ1号と2号を誕生させ、さらに強力な生命体も造り出したというのですけど……… そこからどのようなストーリーが展開していって、激しい闘いがおこなわれるのか、気になります。
その映画の公開に先立って、前作の「ブロリー」が地上波で放送されました。 これはもう、新作が出る前の恒例行事といってもいいでしょう。
私は「ブロリー」は観ていなかったのですけど、せっかく手の届くところでやってくれるので、テレビのほうで追っていくことにしました。
そうしたら、アクションシーンの比率がやや多めだったのですけど、ハマりました。
ついつい引き込まれていって、最後まで目が離せませんでした。
それだけではなく、新作のほうも観に行きたくなってしまいました。
興行主の策略にまんまと乗せられてしまったのですけど、もう迷いません
ということで、私にとって今年3つ目の映画観賞はDRAGON BALL 超「SUPER HERO」に決まりました。
………という経緯で、県境を越えた豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18にやって来ましたよ ちなみにこの日は6月15日で、映画「きさらぎ駅」からわずか1週間後となります。
せっかくなので………
今回の本命の映画に入り込む前に、オススメの作品を紹介しておきましょう。 まずは映画おそ松さん「ヒピポ族と輝く果実」です。
「おそ松さん」といえば、3月にSnow Manをメインキャストとした実写映画が公開されました。
私はその作品は観ていないのですけど、おそ松さんは6つ子なのに、宣伝用のポスターではなぜか9人がシェー
をしていました。
一方のこちらの作品は、従来のアニメなのでその世界観がそのまま反映されていると思われます。 ある日、6つ子たちはダラダラと続く冴えない日常に終止符を打つために、食べるとどんな願いでも叶という伝説の果実・キラキラフルーツを探す旅に出かけました。
偶然たどり着いた島で、彼らは奇妙な姿のヒピポ族と出逢います。
彼らが大切に育てていた果実は、6つ子が追い求めていたキラキラフルーツなのでしょうか?この「おそ松さん」史上最大のスケールで描かれ、欲望と波乱が渦巻く大冒険の映画は、7月8日から公開されています。
もう1つは、私が早くから「観に行く 」宣言をしている、映画「ゆるキャン△」です。
戦略かも知れませんけど、公開されるまではこの作品の情報は小出しというか、少なめでした。
野外活動サークル(野クル)を取りまく5人のメンバーが大人になってからの話みたいですけど、彼女らが再び集まって「キャンプ場をつくろう
」という流れになりそうです。
この映画「ゆるキャン△」は、7月1日から上映が始まっています。
平日の夜ということもあって、私が入った300人規模のスクリーンには、6~7人ぐらいが座っていました。 それから間もなくして、お約束の「ノーモア映画泥棒」の映像が流れたら、いよいよお待ちかねの映画DRAGON BALL 超「SUPER HERO」が始まります。
その予告編から、私はこの映画が次のような展開になると予想していました。 悪の組織のレッドリボン軍が密かに復活し、その傘下にいる天才科学者のドクターヘドが人造人間のガンマ1号と2号を造り出しました。
彼らは孫悟空やベジータの前に現れ、闘いを挑みます。
あまりに強力な相手に、苦戦する悟空とベジータ。
さらに孫悟飯の娘で悟空の孫でもあるパンがレッドリボン軍に誘拐されるという事態に
悟空たちは悟飯やピッコロと力を合わせてレッドリボン軍に乗り込むのですけど、その組織はさらに恐ろしい生命体を開発していて、しまいにはそいつを解き放ったのです 果たして、悟空たちに勝ち目はあるのか
先に結果を言うと、ほとんどハズれていました。 あまり公表するとネタバレになってしまうのですけど、今回の主役は孫悟飯とピッコロだったのです
彼らの覚醒と戦闘シーンは見応えがあったのですけど………
孫悟飯は戦闘民族のサイヤ人の血を受け継ぎながらも、闘うことを好まずに研究に没頭していました。 あまりに熱中し過ぎて、娘のパンを幼稚園に送迎することを疎かにしていて、ピッコロに叱られる場面も。
そのピッコロは闘いに備えて体を鍛える日々を送っていました。 見ての通り厳つい系なのですけど、悟飯や彼の妻のビーデルに譲られたペネンコという可愛いキャラクターのスマホケースを扱ったり、そのぬいぐるみを住み処に飾ったり。
「いつオレが欲しいと言った
」なんて拒絶しながらも、捨てずに置いておくところがたまりません。
それだけではなく、ピッコロがレッドリボン軍に侵入する手段にもグッときました。 そのアジトに近づき、軍の兵士の1人を気絶させ、彼の服や装備に身を包んで見事にその兵士になりすましたのですよ
DRAGON BALL 超では新たなキャラクターとなる、ドクターヘドもハズせません。 人造人間17号や18号を世に送り出し、自らも人造人間20号となったドクターゲロの孫で、天才科学者。
さらに、医師免許も持っているというではありませんか
ドクターヘドはレッドリボン軍にスカウトされ、人造人間のガンマ1号と2号を開発しました。
スーパーヒーローに憧れているからでしょうか?いきなり全身スーツを被ったりもしました。
それと、彼がオレオを食べるシーンがやたらと映し出されたおかげで、私も無性に食べたくなってしまいました。
そのドクターヘドが造り出したガンマ1号と2号も、独特な姿をしていますね。 ちなみにトサカ(?)が1枚のほうが1号で、2枚は2号であります。
冷静沈着で忠誠心のある1号に対して、2号はノリが軽い。
ちなみに彼らの声は、イケボの神谷浩史さんと宮野真守さんが担当しています。
そういえば、マントも色分けされていますね。
彼らのデザインはやや古めなのですけど、これに対して作者の鳥山明先生は「僕が子供の頃に憧れていたヒーロー像をイメージしたもの」と仰っています。
私はモデルとなったそのアニメを観たことがあるのですけど、皆さまはおわかりでしょうか?
あと、ドクターヘドが扱いに細心の注意を払っていたのに、マゼンタによって解き放たれ、大暴走したセルマックスのことも忘れてはいけません セリフが「うおぉぉ~!」とか「ぐわぁぁ~!」ぐらいしかなくて、声優さんが気の毒ですけど、かえって恐ろしさが伝わってきます。
そんなセルマックスに、覚醒しパワーアップした悟飯とピッコロが立ち向かっていくのですけど、その際の悟飯の髪型とピッコロの口元がインパクトありありでした。
私が予想していたのとは違う展開になったのですけど、話の流れはわかりやすく、それに激しいアクションやキャラクターどうしの関わりが入り、さらにギャグ要素も散りばめられていて、満足することができました。 まさに「鳥山明ワールド全開」の作品でした。
この映画DRAGON BALL 超「SUPER HERO」は、7月12日現在でも公開されています。
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