受難節に入っています。
今日はレント第一主日。
日々十字架の主イエスに心を向け、悔い改めとやがて来る春に希望を抱いて歩みましょう。
ある教会の巻頭言、心が止まりコピー(一部抜粋)しました。
巻頭言 レント・回心の時
厳しい寒さが少し和らぎ、日中は暖かさを感じるようになりました。クリスマス〜正月から続く「寒い季節」が終わりを告げ、レント〜イースターへと向かう「暖かな季節」を迎えようとしています。
今年のイースターは3月31日です。そしてイースター前の備えの時、復活祭前の40日を過ごすレント(受難節)が2月14日の灰の水曜日から始まりました。英語のLentは日が長くなる季節(=春)を意味するLengtenが変化した語とされています。
この期間が40日とされたのには諸説あり、モーセがシナイ山で40日間行った断食(出エジプト34:28)、エリヤがホレブ山で40日間飲み食いせずに過ごしたこと(列王記上19:8)、イエス・キリストが荒野で断食して過ごした40日間(マタイ4:2など)などが考えられますが、三番目のキリストの断食が最も影響が強いと思われます。いずれにせよ「断食」が大きなテーマとなっていますから、この期間は節制の期間と考えられます。
カトリック教会ではこの期間は主を讃えるアレルヤやグロリアは歌わないそうです。むしろ主の痛みに寄り添うような賛美をするのです。信仰者それぞれの生活においてはどのような節制と回心がなされるでしょうか。
形だけのものは意味がありませんが、形を通して信仰を表すことで、受難節本来の意味を捉えながら過ごすことはできるでしょう。
戦争が続くこの時、何より私たち一人一人のために十字架において罪を負い、血を流してくださった主イエスに心を向けて過ごしましょう
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