写真は2008年9月15日の安達太良山頂。ジム友の有志5人で登る。
安達太良には何度も登っているが、沼尻からは初めて。土湯峠を越え、沼尻温泉街を抜け、沼尻スキー場の管理用道路を車で登る。悪路のため、スピードを抑え、腹をこすらぬ様に慎重に進む。登山口の駐車場は広い。数十台停められそう。準備運動をしてから7時58分に出発。天気は曇り。山頂は見えない。温泉の送湯管に沿って歩き始める。湯本着8時28分。有毒ガスのため立ち入り禁止の看板を見て、休憩せずに歩き続ける。
湯本を過ぎるとガレ場続く。急斜面で足元は滑りやすい砂地。滑ったら止まらない!!まさに命がけ。慎重に歩みを進め、皆無事に進む。ガレ場や岩場を登り切ると、やっとまっとうな(笑)登山道へ。9時51分には胎内潜りという岩場へ到着。ザックを下ろして向こう側へを置き、体だけやっと抜ける。しばらくして稜線へ出る。ほどなくセスナ機が墜落した慰霊碑に到着(10:23)。10時27分、鉄山避難小屋に到着。コーヒーを淹れ、小休止。11時15分には鉄山山頂へ。あいにくのガスで真っ白。記念写真を撮って安達太良山頂を目指す。ガスの中、12時2分に山頂に到着。山頂付近で昼食。Sさんが網でベーコンを焼く。山で食べるのものは非常においしい。昼食後は船明神山への分岐点まで引き返す。13時9分、霧の中を目印の岩を頼りに船明神山を目指す。13時36分、山頂に到着。火口を巻いて登山口に戻る。途中でガスも晴れ、写真を撮りながらゆっくり下りても16時5分には登山口に到着。当日は、平成9年に有毒ガスの犠牲になった登山者の命日だった。登山口の慰霊碑でご冥福をお祈りし、帰途に就いた。