プロ・アスリート羽生結弦 公式・広報サイト(Yuzuru Hanyu' s Official Site)花を咲かせよう!

フィギュアスケートのプロでプロ・アスリート、
表現者・羽生結弦監修の公式・広報サイト 
teamSirius広報

大震災の悲劇をも乗り越えて成長する「炎の男」、羽生結弦

2014-01-22 | 羽生選手の素晴らしさ

羽生選手は、よくそのメンタル面の強さを多くの人から指摘されます。

しかし、その感受性の鋭さ、素直さ故に、沢山の涙も流してきたことが解ります。
現在の羽生選手を語るのに、避けて通れないのが、2011年、シニアデビューの翌年に起きた、
東日本大震災です。

既に有名なことですが、羽生選手の出身地・練習拠点は、震源地に一番近く、津波の大被害をも被った「仙台」でした。

その前後の羽生選手の心境・彼の身に一体何が起きていたかなどは、以下の本「蒼い炎」に詳しく書かれています。

羽生ファンなら、一度は読んでみる価値がある、必見の本だと思います。

「蒼い炎」 羽生結弦 扶桑社出版 


この「蒼い炎」は、インタビューに応えた形で述べられた羽生結弦さんの言葉を集めたものです。
写真も沢山あります。

幼少期から、2012年の世界選手権に出場する直前までの羽生選手の思いや経歴、心境が詳細に書かれています。
彼が幼少期から、明確な目標をもって突き進んできたこと、数度の試練に見舞われていることなどが解ります。

特に、震災後の状況・心情の変化や苦しみ、乗り越えた彼の考え方には、非常に胸打たれ、考えさせられました。
そして、2011年以降、苦しんだ経験のある人なら多分、とても勇気付けられ、励まされます。



ちなみに、この本の売り上げの印税(羽生選手本人がもらえるはずの収入部分)は、
全て、被災したアイスリンク仙台へ寄付されることになっており、
わずか17歳にしてそういう決断と行動の出来る羽生選手は、本当に天から選ばれた、
正真正銘の天才なのだなと私は思いました。

私利私欲に走ることなく、与えられているものを感謝し、必ず恩返しをしようと考え、
自分の使命を全うしようとする徹底的な姿勢…

その熱い思いを受けて、私も、寄付の意味も込めて、この本を買いました。
絶えず自分や状況を分析出来る冷静さと、炎のような情熱を併せ持っている羽生選手。
この「蒼い炎」というタイトルは、なるほど、ピッタリだと思わされます。


羽生選手の2011年の大躍進の秘密は、これを読めば大体解ります。
そして、その年の集大成となり、彼の名を世界中に知らしめた、2012年3月の世界選手権での、
「ロミオとジュリエット」の奇跡的な名演技がなぜできたのか解りますし、
それを知った上で動画を見ると、羽生選手が演技後に流した涙の意味も、よく解ります。


最近のニュースで、早速、アイスリンク仙台専門のバスが、このお金で寄付されたとの報道を見ました。
スゴイですね…
被災して落ち込んでいる子供達に、どれほどの夢と希望を与えていることか…!!
まさに、日本の希望の星ですね。

しみじみ、10代のこの若者を尊敬します。

                                      写真: 日本スケート連盟公式HPより


最高おススメ演技 その3 ~エキシビション 「Somebody to love」

2014-01-22 | プロアスリート羽生結弦・羽生結弦選手・最高おススメ演技集

おススメ演技 その3 は、羽生選手が東日本大震災で被災して苦労していた年、同時にものすごい
大躍進を遂げた印象的な年:2011年に エキシビション(EX)ナンバーとして踊ってくれた、
「Somebody to love(サムバディ・トゥー・ラブ)」です。

特に良いと思われる、二つの動画をご紹介します。

一つ目は、ロステレコムカップ(グランプリシリーズ・ロシア大会)で優勝した時のエキシビション。  
こちらです。 ↓ 
Rostelecom Cup Yuzuru Hanyu EX 2011



衣装もかっこよく、とても似合っていて、羽生選手が非常にノリノリで、最初から最後まですごいキレ味で魅せてくれます。

試合でのプログラムとあわせてみていくと、この少年がどれほど凄い才能を持っているのか、嫌というほど解ります。
素晴らしいハイドロ、ビールマンスピン、ドーナツスピン、ジャンプ、レイバックイナバウアー等、サービス精神満点、リズム感とダンス能力が抜群です。
羽生選手は、曲そのものに本人がなってしまっているのではないかと思うほど、いつも音楽に没頭して踊ってくれますね。
リンク外や、別のプログラムを踊っている時との、その別人のようなスゴイ表情の違いにも注目です。

「氷上で、ここまで踊れるものなのか!」と驚愕するほど、ずっとピョンピョン飛び跳ねていて、
高校生らしい、年相応の若者らしい元気で溌剌としたエネルギーに満ち溢れていて、羽生選手の長所が詰め込まれています。

下手に背伸びしたプログラムなどよりも、こういう等身大のもののほうが、魅力的だと私は思います。
きっと優勝したのも嬉しかったのだろうし、氷の上で踊りたくて仕方がないのだな~というのがよく解る、渾身の演技です。

見ている人たちをも、思わず笑顔にしてくれるような、羽生選手特有のパワーと魅力に溢れた、
本当に素敵なエキシビションです。

後半に、2011年版のロミオとジュリエットの、ラストのステップ部分を、Tシャツとジーンズ姿でアンコールで披露してくれていて、そういう意味でも見ごたえのある、お得な動画です。




もう一つは、2012年初頭の名古屋フィギュアスケートフェスティバルの時の演技。
こちらはショーだから、さらに楽しそうに、どちらかというとさわやかに踊っている羽生選手の姿を見ることが出来ます。
Tシャツのみのバージョン。

終わった後の、スローモーションとアップで、羽生選手の動きの良さを見ることが出来ます。
非常にカッコイイですね。

Yuzuru Hanyu 2012 0105 somebody to love





                                                                                                        

   

                                                                                                 D   4   14


最高おススメ演技 その2 ジュニア時代の「ミッション・インポッシブル」

2014-01-22 | プロアスリート羽生結弦・羽生結弦選手・最高おススメ演技集

おススメ演技 その2は、ジュニア時代の最後、世界ジュニア選手権大会で優勝した時のショートプログラム、
「ミッション・インポッシブル」です。

この時、羽生選手は、まだ中学3年生です。(信じられない!)

まだまだ中性的なイメージの強かった時代の羽生選手ですが、この演技の時は、かなりの男っぽさ・大人っぽさを発揮しています。
既に観客を惹きつける力の強さは、シニアの大半の選手をも上回っていると思います。
衣装の評判も、ファンの間でも高いようですし、ご本人も気に入っているそうです。

とてもジュニアとは思えない キレ味、力強さ、レベルの高さです。
振り付けも印象的です。
そりゃ~優勝もするわ、シニアに移行させようと周囲も思うわ…、という凄い才能を感じさせます。
知らないで「シニアの選手ですよ」と言われても、問題なく信じてしまうレベルです。

今の羽生選手で、ジャンプ等をグレードアップさせて、もう一度このプログラムを見てみたいとも思います。


Yuzuru Hanyu 2010 World Juniors short program




この後に行われる、フリープログラムで魅せる優雅さや女の子っぽさとは、本当に対称的で、
多才さ、ギャップの凄さが印象的です。

 

そして次のものは、その前年の2009年に、アイスショーで滑っている時の羽生選手の演技です。

ショーだから試合とは違った雰囲気の中、そしてこのチカチカするみにくいはずの真っ赤な照明の中を、すごい情熱と爆発的なエネルギーで

スケートリンクを疾走しながら、激しい動きで演技していく羽生選手。

これだけ上半身を激しく動かしても、バランスを崩さないスケート技術と驚異の柔軟性、力強さ・情熱が凄いです。

これを、恐ろしいほどの「才能の塊」と呼ばずして、なんと言えば良いのか、私にはわかりません。(笑)

それでまだ中学生なのですから、もう、ただただ驚愕。

アイスショーでここまで魅せることが出来る天性の表現者・その胆の据わり方、思わず息を呑むような演技です。

 

 

解説についている、伊藤みどりさん(女子で初のトリプル・アクセルを跳んだ、1992年アルベールビル五輪の銀メダリスト)

が、驚いているほどです。(笑)

 


羽生結弦選手・最高おススメ演技 その1 「白鳥の湖」

2014-01-22 | プロアスリート羽生結弦・羽生結弦選手・最高おススメ演技集

追加情報 : 2016年8月28日 24時間テレビ39での演技を、追加しました! (羽生選手21歳)

**********************************************

 

羽生選手の、最高といえる数々の演技のうちでも、特におススメの動画を紹介していきます。

まず最初は、シニアデビュー年(2010年:羽生選手高校1年生、15~16歳時)のショートプログラム(SP)、「白鳥の湖 ~White legend~」からです。

特に素晴らしいのが、12月の全日本選手権の時の、この演技です。
私は本当にこれが大好きです。
本当に鳥肌ものです!

ショートである、この演技では4回転は跳んでいませんが、既にトリプルアクセル(3回転半)の、流れるような優雅さ、尋常でない素晴らしさがハッキリと解ります。スピンの美しさにも目を見張ります。
もう、才能が光り輝きすぎていて、眩しいほどです。

姿勢の美しさ、凛とした姿が印象的。
目つきも気迫も、他の選手たちを圧倒していました。
テレビの前でも、スタンディングオベーションを思わずしてしまいました。(笑)

最後のインタビューの受け答えも非常にしっかりとしており、冷静さと賢さもうかがえて、色々な意味で感動します。

下のHPをクリックして見て下さい。

Yuzuru HANYU All-Japan championship 2010 SP

 

 

もう一つ、同じ「白鳥の湖」を、エキシビションにしたものも紹介します。

こちらは、上の動画の約1年後、東日本大震災後の(2011年の)全日本選手権の時のものなので、より、羽生選手の様々な感情が深く込められてアレンジされており、一つの芸術的作品としての完成度も高く、秀逸です。

この独特の澄んだ感じ、誰にも真似できないのではないかと思います。

素晴らしい才能です。

途中のドーナツスピンの時、まるで月光に照らされている本当の白鳥のようにさえ見えます。

最後の長いツイヅル、深く沈みこんだ氷の上スレスレのシットスピン、

ラストに見せるビールマン・スピンからラスト・ポーズまでの一連がまた、本当に息を呑むように素晴らしいです。

試合として臨んでいる時(上の動画)との違いを、楽しんで下さい。 (ニコニコ動画)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm16536575

 

 

2014年、ソチ五輪で金メダルを取得し、世界選手権王者にもなって3冠王となった後に、名古屋フィギュアスケートフェスティバルで披露してくれた「白鳥の湖」は、本当に本当に素晴らしかったです!!  指の先まで神経の行き届いており、ため息しか出ません。

まさに王者の舞。 19歳の時の演技。

この歳でなお、この白鳥のような演技を維持できる羽生選手は、やはりタダモノではありません。

 

デイリーモーションでの動画 ↓

http://www.dailymotion.com/video/x1t36w8_2014%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B-yuzuru-hanyu_sport

 

 
2016年の夏、24時間テレビ39で、羽生選手が、「被災地へ愛を込めて」 熊本の復興シンボルくまモンと、熊本のスケート少女さんたちと氷上コラボショーをやって下さいました。 

その中で、羽生選手が一人で滑ったプログラムとして、またこの「白鳥の湖 ホワイト・レジェンド」が披露されました!

21歳の男性になった羽生選手、五輪金メダリストとしてだけでなく、SP/FS/総合の全てで、最高得点でギネス記録を更新したギネス記録保持者として臨んだ、この演技。

以前と比べれば体格の差は明らかですけれども、繊細かつ力強く、とても丁寧に深い思いを込めて、美しく滑って下さいました!

デイリーモーション動画 → http://www.dailymotion.com/video/x4qn1we_whitelegend_sport

レイバック・イナバウアーが入り、ラストのビールマン・スピンが取りやめて変更されています。

ラストの、大きな希望に満ちたような、清らかな羽生選手の表情が、とても印象的な演技でした!!

15歳の頃から、21歳まで、年齢や状況と共に徐々に変わる羽生選手の技や表現の違いを、楽しんで下さい。

 

 

  ソチ五輪で、見事金メダルになった羽生選手! 本当におめでとうございます!! 金メダルを記念して発売されることになった、羽生選手の初DVD及びブルーレイが、2014年7月に発売になりますが、 この中に、私のこの最高にお気に入りの「全日本選手権の時の 白鳥の湖」 が、収録される予定となっています。 著作権の関係で、どうやら上の動画は「音なし」になってしまっているようですが、音楽つきだと本当に素晴らしい演技です。 買える方は、おススメです。 ご参考までに。↓ DVD版

羽生結弦「覚醒の時」 (初回限定豪華版) [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン
羽生結弦「覚醒の時」 (通常版) [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

ブルーレイ版

羽生結弦「覚醒の時」 (通常版) [Blu-ray]
羽生結弦
ポニーキャニオン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             1     0             1                   3


天才・羽生結弦 対 伝説の皇帝・プルシェンコ の対決がついに実現決定!

2014-01-22 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

早速ですが、史上稀な天才である羽生結弦選手と、羽生選手がひたすら尊敬し、憧れてきたフィギュアスケート界の「元祖絶対王者」、誰もが認める天才プルシェンコ(ロシア)の対決が、ソチ五輪で実現することが確定したニュースが入ってきました!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140122-00000001-jij-spo

ロシアの代表を巡っては情報が錯綜したり、迷走したりしていたようですが、
やはり、というか、結局は私の当初からの予想通りでした…

本当に楽しみになってきました!

二人の超天才による、歴史に残る、最初で最後の大会となるか?!

10歳以上歳の離れた、憧れの存在を前に、羽生選手がどんな演技を見せてくれるのか、すごく楽しみです。
さすがに少しは緊張するだろうけれども、そこは大舞台ほど力を出し、大勢が見ているほどやる気が出てくるという、
まさにフィギュアスケート向きの、普通じゃない羽生選手のことだから、
何か凄いことが起こるような気もします。

私個人は、羽生結弦選手は、伝説のプルシェンコを超える可能性を持つ、唯一の人だとずっと思っています。

プルシェンコ選手はきっと、どんな結果だとしても、最後には羽生選手を称えてくれるでしょう。
プルシェンコ選手自体、羽生選手にものすごく期待していますし、彼だけをライバルと認めているといってもいいほどです。
最強のライバルになり得ることをわかった上で、自ら進んで羽生選手に4回転ジャンプのコツを教えたというほどですから。
(羽生選手の本「蒼い炎」より、羽生結弦選手本人の証言から)

絶対王者、超天才、あるいはフィギュアスケートの皇帝とまで言われていたプルシェンコ選手自身が、
今までの数々の発言から、念願だったと思われる「羽生選手への世代交代劇」を、ソチの舞台で見せてくれるかもしれません…

羽生選手は、プルシェンコ選手のソチ五輪代表決定を、きっと今頃、心の底から、喜んでいるでしょう!

羽生選手、頑張れーーー!!!!