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羽生ファン必読! 羽生選手の素顔と本音が良く見える、オータムクラシック2019後の合同取材 一問一答インタビュー全文!

2019-10-17 | 羽生結弦選手・注目発言
フィギュアスケートマガジン2019-2020 Vol.1 オータムクラシック特集号 (B.B.MOOK 1461)
ベースボール・マガジン社
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↑ 上の雑誌にも、オータムクラシック時の羽生選手と記者のやりとり詳細・インタビュー(全文)が載っています。読み比べてみるのもおススメです。

 

※ 誤解なきよう書いておきますが、以下の文章は、ライバルに該当しうる選手たち(日本人だろうが外国人だろうが、過去だろうが現在だろうが)を非難する目的ではありません。 人は一人一人違うので、周囲に何をする人がいようとも、その本人がどうなのか、どうするのかだけが重要です。

 

何年も続いた無責任な情報の嵐から、羽生選手の心身をお守りくださいました主イエス=キリストに、心より感謝いたします…! 

何が真実かは、羽生選手が信じている主イエス=キリスト、すなわち、天地創造主たる神様が全てをご存知です。羽生選手は、本当に信頼すべきものだけを信頼して、やるべきことを頑張って下さい!(笑) できるだけ多くのファンと選手たちが、これ以上巧妙な惑わしにあいませんよう、心より主イエス=キリストの御名でお祈りしております!アーメン。

 

9月22日追記: 羽生選手は本当は、魔王だの悪魔だの言われるのが大嫌いだし、それでソチ五輪前から日本の一部(自称)ファンによって、長年壮絶な嫌がらせに苦しめられ、耐え続けてきました。私は前から何度も書いていますが、羽生選手に長年仕掛けられてきたのは、「羽生は悪魔だ」とする、主に「日本の」ライバル選手の「発狂的ファン(自称ファン)」中心からの執拗な人格攻撃であり、これは特に羽生選手が全日本王者になった2012年頃から、当時の採点を理由に、ソチ五輪金メダル後まで、この手の羽生選手への侮辱と名誉棄損行為は、ずっと続いてきました。

幼少期から、リアル・ウルトラマンのヒーロー像だったプルシェンコさんに憧れてひたすら頑張ってきて、シニアに上がってから、長年にわたり、あらゆる侮辱に耐えてきました。

羽生選手が、技術でも芸術でもすべてにおいて妥協を許さない演技をひたすら本気で目指してきたのは、そういったあらゆるものを全て超越するためでもあります。「圧倒的」だったり「絶対王者」という言葉でその強い理想は表現されてきました。

女子の史上最高点や新記録を連発しているトゥルソワ選手の衣装や、ジャンプ矯正を頑張っている他選手たちの新衣装と、今回羽生選手に仕掛けられた酷い「高難度ジャンプ妨害」のための「意図的な過剰装飾」衣装との違いを、よく見ておいて下さい。スポーツやっている人なら、すぐにあり得ないとわかるでしょう。

さらに、見た瞬間に、「悪魔だ」「魔王だ」と多くの人が感じるような衣装というのが、いったいどのくらいフィギュアスケート界にあるでしょうか。ふつうはほとんど見つかりませんよ、そういう「役」の演劇的な演技でもない限り。なぜ多くの人がそう感じるかといえば、もちろん、「そういう要素」が巧みに仕組まれ、組み込まれているからです。特に子供たちは敏感に見抜きますね。

何度も書きますが、悪魔の戦略は、「8~9割の真実に1~2割の『致命的毒となる』過ちを混ぜ込んで、まるですべてが真実かのように思わせ、飲み込ませ、死に至らしめること」です。

 

イエス=キリストは確かに、「自分に罪を犯したけれども悔い改めてきた者」に対しては、7の70倍まで赦せと語りました。しかし、本当に悔い改めたかどうかは、必ず神様に見抜かれています。また、「赦し」は必ずしも、無理な関係継続を要求したり意味したりはしません。

「本音では悪魔を歓迎している人たち」に、「真の美しさ」は決して生み出せないです。たとえ同じ要素を素材にしても、デザインの仕方や工夫一つで、上品にも下品にも、高貴にも暗黒にもすることは可能です。美術が得意な人ならわかるでしょう。

それから、アメリカは本当は、羽生選手をとても守る方向に貢献してきてくれたし、そういう人が大勢いる国です。(どこの国にも逆の人は必ずいます。)羽生選手はそれをもちろんよく知っているし、神様はそれを誰よりもご存知ですから。

今回、羽生選手のインタビューの「全文掲載」または、限りなく「全文掲載に近いもの」を頑張って報道して下さった各社の記者の皆様には、心より御礼申し上げます。

 

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スポニチアネックスが、オータムクラシック2019の試合後の、

羽生選手の合同取材での「一問一答詳細」を、全て掲載して下さいました!

とても長く、2回分の記事に渡っていましたので、このページに一つにまとめました!

 

羽生ファンなら、絶対に読んでおいていただきたい内容ですね!

今までどれだけ、ねつ造・誘導・ゆがめられた勝手な「羽生結弦像」が、あちこちに独り歩きして広められていたか、分かる方にはよくわかることでしょう…!!

 

とても羽生選手らしい、そのままの、想いや状況のよく伝わってくるインタビュー記事だったと思います。細かく全文掲載を頑張って下さったスポニチの記者さん(大和さん)(と掲載を許可した関係者の方々)に感謝いたします!

スポニチ記者の大和さん、時差ボケを押してのお仕事、お疲れ様です!感謝です!

 

こういった最も重要なインタビュー内容は、羽生選手を応援している人間なら、もっとも重視すべきものですし、 

本当に応援したければ、羽生選手が何を信じているのか、何を求めているのか、何を目指しているのか、等、羽生選手の本音を少しでも正しく知っておくことは何よりも重要なはずです!

すべての羽生ファンに、是非とも読んでいただきたいですね! 必読!!



 

以下、こちらのスポニチ記事「羽生結弦、10年目の胸中『明確なゴールがある。その目標に向かって』」(大和記者)より、一問一答

 

――オータム・クラシックのフリーの演技を振り返って。
 

「悪くはないかなと思ってるんですけど。結果としては、よくないので。もうちょっと頑張っていかないとなとは思います」

 ――練習ではループなどのタイミングが合わない様子もあった。
 

「悪いところが全部出たなと思ったので。ショートも含めて、自分の力みすぎちゃうところだったり、逆にリラックスしすぎて力が抜けちゃうところだったりとか。全部悪いところが出ちゃったと思ったので。ある意味、いい集中状態をフリーではつくれたかなと思います」

 ――今季はフリーで4回転トーループ―3回転半は入れない予定か。
 

「そうですね。やっぱりGOEでは、得点としてのうまみがあんまりないので。自分としては納得できた出来を昨シーズンできたので。まあ、いいかなと思っています。ただ、リカバリーとして使えるジャンプではあるので。アクセル―アクセルだったり、最終的にその構成を組んでいった時に、例えばアクセルが1回しか入らないような状態に最終的に構成としてなった場合は、アクセル―アクセルだとか、最後に持ってくることも可能なくらいの練習はしてきているので。それは頭の中に置きつつ、練習して、さらにトレーニングして、いい精度で、完成度で跳べるようにしたいなと思います」

 ――初戦を終え、今季戦っていくに向けて見えてきた課題は。


 「とりあえず試合としての演技っていうものを、あらためて本当に何回もやっているはずなんですけど、やっぱり毎回毎回気持ちっていうのは違いますし。特に自分にとっては、ノーミス以外は敗北みたいな感覚が常につきまとった状態で試合をやっているので。そういう意味では、また新たなプレッシャーと戦いながら試合できたと思っていますし。これからもまた試合ごとに違った緊張感であったり、体調だったり、そういったものが存在すると思うので。これまでの経験をうまく生かして、うまく対処しながら、いい演技を目指したいなと思います」

 ――どの大会でもたくさんのメディア、ファンの人に囲まれる。競技に集中するために意識していることは。


 「うーん。試合の時はやっぱりホテルから出る時もそうですし、部屋の中にいる時もそうですし、帰る時もそうなんですけど。凄く集中させてくださっているというか。ファンの方々も気を使って、演技の方に集中させていただいているので、そこは何も問題なくクリアできているのかなと思っていますし。あとは、もちろん今回は特に、新しい衣装で出てたのでジャージーを脱いだ時に凄い歓声が起きたりとか。何もしてないのに歓声が起きたりとか、他の選手に迷惑じゃないかなと思うところもあるくらい凄く歓声をいただいたりする中で、やっぱり自分はそういう期待があるからこそ、いい演技をしなきゃなっていう活力にはなりますし。もちろん、対外的っていう意味では、結果を出すこと、またいい演技をすることっていうのがファンの方には全てだと思うので、頑張りたいなと思っています」

 ――今季、昨シーズン入れていなかった新しいジャンプを入れる予定は。

 「後半4回転3本構成と、とりあえずグランプリシリーズ中にルッツを入れるか入れないかっていうのを考えながら練習したいなと思っています」

 ――後半4回転3本というのは具体的に何か。

 「サルコー、トー、トーかなと思っていますけど。あ、後半…。今は後半って言わないんですかね?後半で分かりますかね。とりあえず、そうですね、後ろ3つのジャンプ…。違うな、そっか、こう言えばいいのか。“4回転5本構成”と言えばいいんですか。5本でいけるようにしたいなっていう風に思って。そのトレーニングも積んでいます」

 ――(4回転)アクセルも今シーズン中に?

 「うーん。跳べれば。とにかく、その跳べるっていう感覚が自分の中で試合で跳べる、なのか。本当に練習で一発たまたま跳べる、という感覚なのか。いろいろあると思うんですけど、とりあえず試合で成功させることができるレベルに達して、それから完成度を上げていって、ちゃんとGOEを取れるというレベルまでしていかないと試合に入れることできないと思うので。そこは、ケガのリスクももちろんありますし。うまく試合と両立して、トレーニングをしていかないといけないなと思います」

 ――トーループの3連続は新しく練習していると思うが?

 「あれは1点でももぎとろうという風に思っているので。まあ、どこからでもいろんなジャンプを跳べるようにっていうことは、ちょっと心がけていろいろ練習しています」

 ――今季、新しいジャンプへの挑戦が多いが。

 「自分の中でOriginとオトナルはある意味、完成形っていうのが、自分が入れたいジャンプの構成、今の構成とその完成形で目指しているジャンプ構成とはやっぱり違うので。具体的に、まだ言わないですけど。だからこそ、いろんなジャンプの練習はしないといけないと思いますし、最終的にOriginとオトナルの完成形のためにも、難しいジャンプをもっとやっていかなきゃなという風に思っています」

 ――新しい挑戦への原動力は。

 「完成させたいのが一番ですかね。やっぱり。この2つのプログラムを。もちろん勝敗はあるんですけど、勝たせないと意味ないと思っているんですけど。その上で、やっぱり自分が求めるクオリティーの自分が求めるジャンプ構成でやりたいなという気持ちが強いです」

 ――4回転アクセルは今どの段階か。

 「とりあえず回ってこけてます。なので、あとは降りるだけかなとは思っているんですけど。まあ、回るだけでいっぱい、いっぱいのところはちょっとあるので。先ほども言ったように、試合とトレーニングの両立をさせなきゃいけないからこそ、その試合に集中すべき時はやっぱ試合に集中して。時間があったら、余裕があったらアクセルの練習をしてっていう形にはなってくるかなと思います」

 ――昨シーズンは、自分の中で「炎」がキーワードと話していた。今シーズンのモチベーションは何か。

 「最初からありますよ(笑い)。最初から別に、なんだろう、あんなフニャフニャした自分ではないなと思っていて。本当に明確なゴールが凄くあるので、その目標に向かって毎日練習したいなと思っていますし。モチベーションはあの世界選手権の悔しさというのはもちろんあるんですけど、このプログラムに対してすごい胸を張って終われる演技をしたい、というのが一番のモチベーションかなと思っています」

 ――プログラムの完成、アーティストの部分と、世界選手権でもう1度、頂点に立ちたいというアスリートとしての部分はどちらが強いか。

 「何かどっちも一緒だと思っているんですよね、僕は。僕はどっちかに寄りたいとは思ってないし。フィギュアスケートってそういうものじゃないと思っているので。ただ、芸術点がどうのこうの、技術点がどうのこうのという風潮は、やっぱり自分は一スケーターとして感じてはいるんですけど、それって結局、圧倒的な技術があってその上でプログラムは完成させられると思うので。やっぱり難しいことをやりつつ、その上でプログラムとして“やっぱりこのプログラムにはこういうジャンプが必要だよね。こういう難しさがあって、もっとワクワクしなきゃダメだよね。ドキドキしなきゃいけないよね”っていうものを感じた上での、プログラムの完成にしたいなと思っています」

 ――先日、4回転フリップも跳べていると言った。完成形はアクセルを含めて全部の4回転?

 「そこまではまだ考えてないですね(笑い)。フリップに関しては、跳びたいなとは思うことはあるんですけど、やっぱり明確じゃないので。自分のフリップに関しては。そんなに自信を持って、これが正しいフリップですって言えるフリップではないので。そこはちょっと分からないですね。ただ最終的にアクセルまで跳べて、自分にも余裕があって、公式の記録として全種跳べました、というのが欲しいなって思ったらフリップ入れます」

 ――競技をやっていると、そういう欲が出てくか?

 「もともとアクセルは跳びたいと思っていたので。ただ思ったよりも壁が分厚くて、苦戦はしたんですけど。してるんですけどまだ。でも、何か今は本当に4Aやるためにスケートやってるなって思うし。そのために生きてるなって思いますし。本当、何か、何て言うんですかね。自分の体のこととか、いろいろもちろん考えなきゃいけないんですけど、ケガがあまりにも多いので。その中で、やっぱり自分の体だからこそできるジャンプ。自分の演技の中だからこそ見えるジャンプというものを追求しながら、高難度を目指してやっていきたいなと思っています」

 ――本当に4A跳んだら辞めてしまうのか?

 「いや、分からないですよ。フリップやるかもしれないですし(笑い)」

 ――4Aも跳べるように頑張って、フリップも、さらには5回転というワードも出てきた。今、どういう気持ちでやっているのか。以前のベストな状態で(第一線を)引くという気持ちはどこに終着したのか。

 「ベストがどこなのか分からないんですよね。やればやる程、もっとこう出来るな、ああ出来るなっていうのは凄い感じますし。なんか、うーん。とにかく今を一生懸命、生きてるっていうか。今、一生懸命トレーニングしてて、今よりいい自分に。ベストって言い切れないかもしれないですけど、やっぱりベターな自分に毎回、毎回、更新できるようにというのは凄い考えてやってます」

 

――それが北京五輪の2022年になったら、その時はどうするのか。

 「そのままやってたら出ますし。そのまま…。多分あの、何て言うかな。負けるぐらいだったら辞めろって思ってるんで、自分は本当にはっきり言って。ぶざまな姿は絶対見せたくないので。やっぱりそれまでやってるんだったら、たぶん4Aを目指しながら、全種クワッドを目指しながらやっているんだと思いますし。今もその気持ちでやっぱり練習はしていますし。フリップはやる気ないけど(笑い)。でもやっぱり、うん。常に強い自分で。明言はできないですけど、常に強い自分でありつつ、その先にそれがあったら、みんなうれしいかなって思います。(笑い)。…下手くそだな、コメント。ごめんなさい。何年、インタビュー受けてるんだろう…。ありがとうございます」(続く)

 

 

 

 スポニチアネックスが、上の続きを出して下さいました!

こちらの記事「羽生結弦、王者の本能『スケートやってて勝ちたいなって思ったんですよね、凄い』」より

 

――3月の世界選手権では2位。ネーサン・チェン(米国)との点差を埋めるために考えたことは。

 「結局、ベースバリューを上げるしかないかなと思っています。やっぱりGOE取ってナンボだと思っているので。ただ、その中でやっぱりGOEの限界もありますし。うーん、そこにはやっぱり人の評価軸というものが存在するので。結局、難しいものを跳んでナンボなんだなという感じはしています」

 ――4回転5本の構成と言ったが、チェンに勝てる構成という意識か。

 「というよりも、自分ができ得る最大限の構成を常に考えているという感覚ですね。もちろん、あの世界選手権の構成が彼の全てではないですし。もっと上げようと思えば、いくらでも上がると思うので。その時に、彼が最大限にやってきた時に、やっぱり勝てる状態じゃないとダメだなとは思います」

 ――昨シーズン、4回転トーループー3回転半を入れるとなった時に、GOEがマイナスでもやりたいものはやりたいと言っていた。

 「ふふふ。だから、本当にやっぱり平昌五輪が終わってフワフワしてたんだなと思います。ただ、実際に4Tー3Aやってみて、しっかりきれいに決めたいっていう気持ちは強くありましたし。それで、最終的に先シーズン中にきれいに決められたというのは、自分の中でやっぱり、ずっとショーでもやってきてたんで。それを公式記録として初めて決めた人間になりたいという気持ちは強くあって。そこは納得できたというか、消化できたかなと思っています」

 ――そして、結局、勝ちにこだわるところに戻った。

 「そうですね。もちろん勝ちたいっていう気持ちは強くありますし。それで勝てればよかったですけど、そんなことも言っていられないなと思ったので。やっぱり武器としてのアクセルは早く手に入れなきゃいけないと思ってますし。その前の段階として、別に段階を踏もうとは思ってないですけど、まずはルッツを。だいぶ使える感覚ではあるので。順を追ってというか、その時々で必要か、必要じゃないか、やるべきか、やるべきじゃないかを踏まえた上で入れていけるようにはしたいなとは思います」

 ――ぶざまな自分にはなりたくない、と言っていたが。

 「だって、なんか、“あー、羽生結弦終わったな”みたいな感じで言われるのは絶対、嫌なんで。だから、今日も、何て言うんですかね。自分の中で頑張ったな、とは思ったんですけど。ああいう点数とか見ると、かっこ悪いなとか、すっごい思ってるんで。もう、本当に、もっと練習します」

 ――自身が思うぶざまな自分とは。

 「なんか毎年オータム・クラシックとスケートカナダは、ぶざまだなと思っています(苦笑い)。かっこ悪いなあと思ってやってますけど。でも、やっぱり自分は元からいい時と悪い時の差が凄い激しかったですし。いいものはいいって言えますし、悪いものは悪いって言うタイプなんで。自分自身に対しての評価が一番厳しいと思っているので。今回はまず悪かったなと凄い言えますし。やっぱり、うーん。あのSEIMEIとバラード第1番の時のノーミスした感覚は今でも追い求めてたりとか。あとはヘルシンキのワールドのホープ&レガシーの感覚を追い求めてたりとか。あの完璧だった自分をさらに超えたいっていう欲がもの凄くあって。それができた時にやっと、かっこよかったなと。かっこよかったなと言うのは変だけど、アスリートとしていい形だったなって思えるようにはなるんじゃないかなと思います。それ以外は全部、かっこ悪いです」

 ――やりたいことがいっぱいありそうだが、今シーズンというよりも、どんどんシーズンが過ぎていく感じがあるが。

 「まあ、やれることをやって、という感じですかね。とにかく、できることっていうのは、その時々で限られているので。それをやりつつ、結果としてそうなったらという感覚でいます。とにかく、まだ成長できる余地があるなと凄い感じながら練習しているので。一時期、厳しいなって思った時もあったんですけど。アクセルの壁があまりに分厚かったので、これ、できるようになるのかなと思ってたけど、意外とできそうだなって今なってきているんで。いろんなことを試しながら、いろんな情報を得ながら強くなれたらなと思います」

 ――「一時期」とはいつ、どんな壁だったのか。

 「やっぱり、去年のオータム前とかオータム後とかですかね。アクセルやってる場合じゃないなみたいになった時があって。やっぱりアクセルもほど遠かったので。ハーネスでは降りてたんですけど。ハーネスなしで回る気配がなかったので、ただ、やっと回り始めて。昨年の試合期間中はアクセルの練習なんてしてる場合ではなかったですし、もちろんケガもしていたので、世界選手権に合わせることでいっぱいいっぱいだったんですけど、フタをあけてみたらトレーニングになっていたのかなと思います」

 ――22年という話も出た。実際、どれくらい明確に22年を思っているか。

 「そこ聞きたいんですよね…。でも、なんか、自分の中では競技生活の延長線上にあるくらいですかね。本当に、とりあえず今のところ、猛烈に出たいとか、猛烈にそこで勝ちたいという気持ちでいるわけじゃなくて。とにかくアクセル跳びたいって。何だろう。アクセル跳べた上でのOriginを完璧にしたいっていう気持ちが一番強いです」

 ――今のゴールはアクセルを跳んでOriginを完璧にすることか。

 「まあ、それが3年間か、4年間になるかもしれないですけど(笑い)。とにかく体が壊れないように、というのを意識しながら徐々に徐々に、ですかね」

 ――ゴールに到達した先は。

 「うーん、なんか昔は考えていたんですけど。あまりにも環境が変わりすぎて。自分が思い描いていた環境とは、結構かけ離れていて。というのも、あまりにもいろんな方々に支えられすぎているっていうか。こうやってB級の試合だったかもしれないですけど、その中でB級だからといって手を抜く人がいるわけではないですし。やっぱりサポートメンバーの方々はもちろんなんですけど、試合のスタッフの方とか、セキュリティーの方とかも含めてなんですけど。凄いなんか、普通の選手ではあり得ない待遇をたぶんさせてもらっていると思うので。それに応えたいっていう気持ちが、うん、一番強いんですかね。自分がこうなりたいとか、ああなりたいとかってなんか…。本当は平昌オリンピック獲って、辞めて、1年間プロになって、しっかり稼いでってことを、小さい頃はずっと思っていたんですけど。うーん、何か…。もちろん平昌終わってアクセルやるか、みたいな感じで、なあなあな気持ちで始めてしまって。結果、今めちゃくちゃ勝負楽しいって思ってスケートやってるんですけど。今の自分の根底にあるのは、もちろんアクセルとか、Origin完成させたい、オトナル完成させたいっていう気持ちももちろんなんですけど、支えてもらっている方々に対して期待に応えられる演技をしたいっていうのが、強いかなと思っています。それがどこまで続くのか、分からないんですけど」

 ――世界選手権の時に「負けは死も同然」とも言った。勝利への欲は今、どれくらいあるのか。

 「今回の試合はあんまり勝つ負けるということは考えていなくて。割とノーミスしたい、とりあえずこの構成で完成させたいっていう気持ちが強くあったので。その点に関してはやっぱり、うん。達成できていないなっていう。ああ、もっとこうだったかな、ああだったかなっていう、なんだろう。課題を凄い感じている段階ですかね。とにかくなんか、うん…言葉にするのが凄い難しいんですけど。まあ、やっぱり世界選手権で本当に届かないなっていう感覚で負けて。なんていうかな。スケートやってて勝ちたいなって思ったんですよね、凄い。さっきも言ったように、平昌というか、平昌とも思ってなかったんですけど。とりあえず、なんか19歳でオリンピック出てみたいな、23歳でオリンピック出て両方とも優勝して、辞める!みたいな感じで、本当に幼稚園くらいの時から思っていたんで。だから、その後、あまり勝利への欲っていうのがなかったんです。ただまあ、去年のグランプリシリーズでやっぱり勝ちたいっていうのは思っていたとは思うんですけど。まあ世界選手権、実際にその差を、ノーミスしてたらどうなっているか分からないんですけどね。もちろんそうなんですけど、まあ実際の演技が実力だと思うので、その時点で実力の差を感じて負けたっていうのが、また何か…。凄い勝ちたいってなっています。だから、今回の試合はもちろんそれを抑えつつみたいなところはあったんですけど、それ関係なく今回は自分の演技を完成させたいみたいなところはあるんですけど。でも、やっぱり今の自分がスケートをやっている根底には、その支えてくださっている方々への期待への感謝、期待に応えたいみたいなところと、やっぱり、あの時、負けた悔しさが両方あって、うん。今シーズンは特に頑張れているのかなっていうのはあります」

 ――4回転アクセルのために生きているってどういう日々か。想像できない。

 「修行僧みたいな感じですね(笑い)。本当になんか、パパラッチの方とか来ても面白くないんだろうなって思って。だって、リンク行って、練習して、帰ってきて、ご飯食べて、トレーニングして、お風呂入って、寝るみたいな(笑い)」

 ――そんな中で、リンク以外に楽しみとかは見つかったか。

 「凄い悲しい人みたい…(笑い)。そうですね、特に外行かないですけど。外に行くことに対して楽しみを知らないので、小さい頃から。まあ別にそれに対していいなとか、悪いなっていうのは特にないんですけど。ただ、やっぱりファンタジー(・オン・アイス)の期間で、アーティストの方々と触れ合えるっていうのは、凄い自分にとって刺激ですし。うん、表現者として、こういうことがあるんだ、ああいうことがあるんだ、っていうのを学べる機会ですし。楽しさじゃなくなるかもしれないけど。そういう刺激があって凄い楽しかったなって思っています。だからまあ、それはもうファンタジーはファンタジーでその時に楽しんだって思っているので。もちろん、かなり削ったは削ったんですけど、足も。だけど、まあそれがオフシーズンに自分がたぶん、ある意味での心の休養みたいな。頭のリフレッシュみたいな感じにはなりましたし、今年は全然休養を取ってないんですけど、でも、凄いスケートに集中している日々ですね。まあ、ゲームは楽しいですけど(笑い)」

 ――今、右足首はどういう状態か。腱が少ないという話もあった。同じようなケガをしたらどうなるか。

 「どうなるんですかね。どうなるかはよく分かんないんですけど、簡単に捻挫するなとは思っています。ほんとに(昨年11月の)ロシアの時もそんなに腫れると思ってなかったんですけど、凄いなんか、パーンって腫れちゃって、本当に靴入るかなって思ったんですけど。うーん、何なんですかね。でも注意しながらやんなきゃいけないのは確かです。でも痛みとかは特に今ないので、右に関しても左に関しても。ただ古傷みたいな痛みはもちろんちょっとあるんですけど、朝起きたときとか。まあそれぐらいですかね。競技に支障はないかなと思います。ただ、ケガするリスクが人よりも明らかに高いよっていうのは思っています」

 ――ありがとうございました。

 「別に全然引退しないですからね、まだ!」

 ――ゲームは具体的に何をやっているか。

 「今はファイアーエンブレムをやっています。(ハードは?)スイッチです」

 ――アクセルを楽しみにしている。

 「きれいなの跳びますよ、僕。本当にきれいなの跳んでやるからな。見とけ世界っ!」(終わり)



羽生選手の想いのよく伝わってくるインタビューでした!


ファンだろうが関係者だろうがブロガーだろうが他選手だろうが、

アスリートにとって、選手生命に直結する、怪我や低評価を助長するようなことを仕掛けたり、それを援助する行為は、

羽生選手の立場を苦しめ、人生を狂わせ、本人の健康を損ない自尊心を貶める、人権侵害ですから、論外です。

 

アスリートの衣装として、本当にプロであるばらば絶対に考えられない、

どんな言い訳もごまかしも通用しない、ジャンプに最も影響を与える首周り・肩回り・腰回りに余計なものを沢山つけて回転軸と回転速度を狂わせ、転倒を招きやすくする、最悪衣装でした。

そして何より、

ハッキリ書いておきますが、Origin の衣装は

たとえ世界の一人にでも

悪魔的だと思わせるようだったら

その瞬間に負けも同然ですし

デザイナー失格です。

 

 

それなのに、

このプログラムに対して

仕事への対価を払ってもらっている選手に対して

2年連続やることに、プロとしては どんな言い訳も通用しないです。

 

どんなごまかしも、無駄です。

 

 

羽生選手、頑張って下さい!!

この記事のおかげで、今後、誰が本当に羽生選手を応援しているのか、

誰が本当はそうでないのか、

多くの人の目に、非常に見分けやすくなったと思います。

 

 

どうかお身体をお大事に…!

全ての上に、主の御心が徹底してなされていきますよう、

心より主イエス=キリストの御名でお祈りしています!アーメン。





羽生選手の2019初戦、オータムクラシックでのフリー「Origin」演技動画と、一問一答インタビュー

2019-10-17 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集
フィギュアスケートマガジン2019-2020 Vol.1 オータムクラシック特集号 (B.B.MOOK 1461)
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インタビューの詳細がことごとく載っています。↑

 

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スポニチアネックスが、フリー後の合同取材会見での羽生選手インタビューを、また詳しく出して下さいました。こちらをどうぞ   続きはこちら 

インタビュー内容全文は、別記事に詳細をUPしました。こちらをどうぞ

羽生選手の「Origin」には、私が出している別ページの内容の他に、まだ、もう一つの、非常な大きな柱となるものがあります。時間ができたら、タイミングを見て、そのうちUPする予定でしたが、今までの衣装じゃ、あまりにも侮辱的過ぎて失礼過ぎて、とても出す気になれません…

 

羽生選手の2019年初戦、オータムクラシックでの、フリーの演技「Origin」です。

 

 

 

史上最悪の酷い悪魔衣装でしたね。大勢が魔王などと騒いだのが、何よりの証拠。

 

言っておくけど、羽生選手がデザイナーだなどと言ってきた、伊藤聡美の言葉は嘘ですから。

羽生選手は当時から、きちんと別の説明をしていましたよ。

 

 

プルシェンコ  リスペクトには、最もほど遠い、究極の侮辱衣装です。

 

満身創痍の羽生選手の身体を考えても、絶対にあり得ない、首・肩周りの過剰装飾の、

ジャンプ妨害デザインです。

類は友を呼ぶ。

  

羽生選手は、めげずに勇気を持って、やるべきことを頑張って下さい!

 

羽生選手の演技、動き自体は、とても良くなってきてました。

 

 

 

 

こちらは、表彰式とその前後の様子の動画です! 羽生選手は無事優勝出来て、嬉しそう。

https://skatecanada.ca/2019/09/icymi-aci19-on-ice-perspective-mens-medals/

 

 

こちらは、フリー終了後、初戦を終えた後の、羽生選手の一問一答インタビューです。

時事通信が、インタビュー詳細長文を出してくれました!感謝。こちらより

(黒い太字が羽生選手の答え)

是非みなさんにしっかりと読んでいただきたいですね!

 

羽生選手が魔王衣装なんかを望んでいたかどうかなんて、バカバカしくて、

議論にもならない。

火を見るより明らかです!

アイスショーの時でさえ、わざわざ着替えてジャンプを跳んでいた羽生選手が、

試合本番で、ジャンプを跳びにくい衣装なんか望むはずもないですね。

本当に自分の人生を懸けてきたアスリートを、何だと思っているのでしょう…! 

 

 

-初戦を終えて見えた課題は。
 ノーミス以外は敗北みたいな感覚が常につきまとった状態で試合をしている。また新たなプレッシャーと戦いながら試合をできた。試合ごとに違った緊張感や、体調や、そういったものが存在すると思う。これまでの経験を生かして、うまく対処しながらいい演技を目指したい。


-今季、新しいジャンプは。
 (フリーは)後半に4回転を3本跳ぶ構成で。グランプリ・シリーズの間に、ルッツを入れるか入れないかを考えながら練習したい。(後半の4回転3本は)サルコー、トーループ、トーループかな。4回転5本でいけるようにはしたい。

 -4回転半も入れるか。
 跳べれば。跳べるという感覚が、試合で跳べる感覚なのか、練習で一発たまたま跳べるという感覚なのか。とりあえず試合で成功できるレベルに達して、それから完成度を上げていって、ちゃんとGOEを取れるレベルにまでしていかないと試合には入れられない。けがのリスクもある。試合と両立してトレーニングをしていかなくてはいけない。

 -4回転トーループからの3連続はフリップを跳ぶ新しい組み合わせも。
 1点でももぎ取ろうと思ってはいるので、どこからでもいろいろなジャンプを跳べるように心がけて練習している。

 -4回転トーループ-3回転半は入れないのか。

 得点としてのうまみがあまりない。納得する出来を昨シーズンできたので、まあいいかなと。リカバリーとして使えるジャンプではあるので、最終的にアクセルが1回しか入らないような状態になった場合は最後に持っていくことも可能なように。それを頭の中に置きつつ練習して、さらにいい精度、完成度で跳べるようにしたい。

 -新しいジャンプの挑戦が多い。
 今のジャンプ構成と、完成形で目指している構成は違う。具体的にはまだ言わないが、だからこそいろいろなジャンプの練習をしなくてはいけない。最終的に「Origin」と「秋によせて」の完成形のためにも、難しいジャンプをもっとやっていかなくてはいけない。

 -挑戦への原動力は。
 この二つのプログラムを完成させたいというのが一番。もちろん勝たないと意味がないが、その上で自分が求めるクオリティーの、自分が求めるジャンプ構成でやりたい。


 -世界選手権でチェンに敗れた。あの点差を埋めるには。
 ベースバリュー(基礎点)を上げるしかない。やはりGOEを取ってなんぼ。GOEの限界もあるし、そこには人の評価軸も存在する。結局は難しいものを跳んでなんぼなんだなという感じ。

 -フリーで4回転5本。チェンに勝てる構成か。
 自分ができうる最大限の構成を常に考えている。もちろん世界選手権のジャンプ構成が彼(チェン)の全てではないし、もっと上げようと思えばいくらでも上がると思う。彼が最大限やってきたときに勝てる状態にしないとだめ。

 -昨季は4回転トーループ-3回転半を基礎点8割でもやった。
 平昌五輪が終わってすごくフワフワしていたんだなと思う。4回転トーループ-3回転半をやってみて、しっかりきれいに決めたい、公式記録として初めて決めた人間になりたいという気持ちが強くあった。そこは納得できたというか、消化できたかな。

 -勝ちにこだわる自分に戻った。
 そうですね。もちろん勝ちたいという気持ちは強い。やはり武器としての(クワッド)アクセルは早く手に入れなくてはいけない。その前の段階として、まずはルッツを。だいぶ使える感覚ではある。その時々で必要か、やるべきか、を踏まえて入れられるようにしたい。

 

 -4回転半はどの段階か。

 とりあえず、回って、こけている。回るだけでいっぱいいっぱいなところはまだ少しある。試合とトレーニングを両立させなくてはいけないからこそ、試合に集中すべきときは試合に集中して、時間と余裕があったらアクセルの練習をするという形。


 -フリップもやっている。アクセルも含め全種類の4回転を?
 そこまではまだ考えていない。フリップは跳びたいと思うことはあるが、自信を持って「これが正しいフリップです」と言えるようなフリップではないので、ちょっと分からない。最終的にアクセルまで跳べて、自分にも余裕があって、公式の記録として全種類(の4回転)を跳べましたというのがほしいと思ったらフリップを入れる。

 -欲は出てくる。
 アクセルの壁が思ったより分厚くて、まだ苦戦している。今は4A(4回転半)をやるためにスケートをやっているし、そのために生きている。本当は自分の体のことなどを考えなくてはいけない。けががあまりにも多いので。やはり自分の体だからこそできるジャンプ、自分の演技の中だから見えるジャンプというのを追求しながら、高い難易度を目指してやっていきたい。

 -4回転半のために生きている日々とは。
 まあ、修行僧みたいな感じ。だからパパラッチの方とかが来ても面白くないんだろうなと思う。リンクに行って、練習して、帰ってきて、ご飯を食べて、トレーニングして、お風呂に入って、寝る、みたいな。

 -今季の、その先のシーズンも。
 やれることをやってという感じ。できることはその時々で限られるので、それをやりつつ、結果としてそうなったらという感覚でいる。まだ成長できる余地があると感じながら練習している。一時期、厳しいなと思ったときもあった。(クワッド)アクセルの壁があまりにも分厚かったので。できるようになるのかと思ったが、今は意外とできそう。いろいろ試しながら強くなれたらいい。

 -厳しいと思った時期はいつか。
 去年のオータム・クラシックの前後。(クワッド)アクセルをやっている場合ではない、となったときがあった。ハーネスでは降りていたが、ハーネスなしで回る気配がなかった。

 

-4回転半を決めたら辞めるか。

 分からないですよ。フリップをやるかもしれない。


 -2022年北京五輪は。
 北京ね。そのままやっていたら出るし、負けるくらいだったら辞めろと思っている。ぶざまな姿は絶対に見せたくない。それまでやっているんだったら、4A(4回転半)を目指しながら全種類のクワッドとかを目指してやっているんだと思うし、今もその気持ちで練習している。明言はできないが、常に強い自分でありつつ、その先にそれがあったらみんなうれしいかなと思う。

 -ぶざまな自分は見せたくない。
 羽生結弦終わったな、みたいな感じで言われるのは絶対に嫌なので。だから今日(のフリー)も自分の中で頑張ったなとは思っていたが、やっぱりああいう点数とかを見ると、かっこ悪いなとすごく思っている。もっと練習します。

 -ぶざまな自分とは、どんな。
 自分自身への評価が一番厳しいと思っている。「SEIMEI」と「バラード第1番」のときのノーミスした感覚や、(17年)ヘルシンキ世界選手権の「ホープ・アンド・レガシー」の感覚を追い求めて、あの完璧だった自分をさらに超えたいという欲がものすごくある。それができたときにやっとアスリートとしていい形だったなと思えるのでは。それ以外は全部かっこ悪い。

 -北京五輪、どれくらい明確に。
 競技生活の延長線上にあるくらい。とりあえず今のところ、猛烈に出たいとか、そこで勝ちたいという気持ちでいるわけではなく、とにかく(クワッド)アクセルを跳びたい。アクセルを跳べた上で「Origin」を完璧にしたい。3年、4年とかかるかもしれないが。とにかく体が壊れないようにということを意識しながら、徐々に徐々にかな。


 -そのゴールに到達した先は。
 平昌五輪を取って、辞めて、1年間プロになってしっかり稼いで、みたいなことを小さい頃はずっと思っていた。平昌が終わって(クワッド)アクセルをやるかみたいな感じで、なあなあな気持ちで始めてしまって。結果として今はめちゃくちゃ勝負が楽しいと思ってスケートをしているが、今の自分の根底にあるのは、支えてもらっている方々の期待に応えられる演技をしたいというのが強い。それがどこまで続くのかは分からない。

 -勝利への欲は今どれくらい。
 世界選手権で(チェンに)本当に届かないなという感覚で負けて、勝ちたいなと思った。19歳と23歳で五輪に出て、両方とも優勝して辞めるみたいな感じで幼稚園くらいのときから本当に思っていた。だから、その後は、あまり勝利への欲がなかった。世界選手権で、その時点での実力差を感じて負けたことですごく勝ちたくなっている。

 -五輪3連覇を見たい。
 頑張ります。全然引退しないですからね、まだ。

 

 

 

 

こちらのスポニチアネックス記事より

 

――ループもサルコーもいけたと思ったか。
 「入ってくるまで調子良かっただけに残念だなという感覚はありますし。いいジャンプが跳べてナンボだと思うので、この構成ではやっぱりクリーンに滑りたかったなと思っています」

 ――朝の練習で感覚が狂った?
 「あまりループで苦戦してこなかったので。ここまで来るのに。なので、ちょっとビックリはしていたんですけど。まあでも、そのためのルッツだったり、アクセルの練習だったりもするので、入れようかなってちょっと考えもしたんですけど。でも、朝の練習だったということもあったり。練習と試合の間の時間が普通の試合よりも全然なかったので。ケガのリスクもありましたし。今回はルッツじゃなくてループで。とりあえず形として、まとまればいいなという風に思ってやっていました」

――6分間練習もうまくいかなかった?
 「今朝の練習の時点で、最初の方よかったのにだんだん悪くなっていく傾向がアップの時からあったので。もう自分の中で1発だけを集中しようということを意識してやった結果が良かったのかなと思っています。(スピードがなかった?)ちょっと最初の2つ(のジャンプを)かなり無理して耐えていたので。その分の疲れはちょっとあったと思います。

 ――滑り終わって右足をポンポンと叩いていたが。
 「いやもう。本当にあのループと、あのサルコーは本当によく立ってくれたなと思ったので。ありがとうと思っただけで。別に痛いとかではなくて。とりあえずフリーとして、後半は特にですけど、形として整っていたので、そういう意味でありがとうという感じでした」

 

――体力的に後半はどうだった?
 「前半、集中して飛ばしてはいたので。その分の疲れはちょっとあったとは思いますけど。ここまでいい練習をしてこれたというのもあって。そんなに苦しいわけではなく、冷静に詰まったジャンプではダブルにして。その次のアクセルでちゃんとリカバリーすることもできていたので。その点に関しては、問題なかったと思います」

 ――新しいジャンプを練習しているがゆえに感覚が違ってきたことはあるか。
 「それはないと思っています。本当に単純に、試合だけっていう感覚なので。試合に向けての段階が良かったとしても、試合の準備だとかがうまくいかなかった試合だと思っている。せっかくグランプリの前に見つけられているからこそ、いろいろ修正していきたいなと思っています」


――今季初戦でやむを得ない部分があるか?
 「それはないんですけどね、やっぱりノーミスしたい気持ちが凄く強いので。自分の中では、あの6分間練習とあの公式練習でループをよくあそこまで固めたなという気持ちがあります」

 ――回転不足3つというのは。
 「そんな刺さってました?トーループが2つ、刺さってます?あれで刺さるの?4ループが刺さっているわけじゃなく?それで点数が出ないのか…。アクセルトーは3、3の方ですかね。普通に降りたなと思ったんですけど。トーループに関しては自分の感覚としては疑問がないので。あまり深く考えてないです」



 ――感覚、イメージでやったものが、頭でっかちになってきた?
 「そもそも、凄い理論武装しているんですよね。感覚人間だからこそ感覚に自信を持ちたいから理論武装するんですよ。だから緊張した時にどうするかとか、負けた後にどうするかとか。ショート悔しい後にどうするかとか。いろいろ全部言葉にして、理論として固めて、感覚を確かめたい部分があるので。もろいんですけど、そういうところがまた強さに変わってくると思うので。そこはうまくまたコントロールしたいと思います」 

 
 
――4回転半の完成度は?
 「回って、こけている。あとは降りるだけ。試合に集中すべき時は試合に集中し、時間に余裕があったらアクセルの練習をする形にはなる」

 ――4回転半のために生きる、とはどういう日々か?
 「修行僧みたいな感じ。リンク行って、練習して、帰ってきて、ご飯食べて、トレーニングして、お風呂入って、寝るみたいな」

 ――競技生活はずっと続いていきそうだが?
 「その時々で、できることは限られている。それをやりつつ、結果として、そうなったらという感覚。まだ成長できる余地があると感じている。厳しいと思った時もあったが、いろんなことを試し、いろんな情報を得ながら強くなれたら」

 ――リンク以外の楽しみは?
 「凄い悲しい人みたい(笑い)。ファンタジー(・オン・アイス)の期間で、アーティストの方々と触れ合えた。表現者として学べる機会ですし、刺激があって楽しかった。今年は全然休養を取ってないが、スケートに集中している日々。まあ、ゲームは楽しいですけど」

 

こちらの日刊スポーツ記事より

-初戦を終えて今後の課題は

 本当に何回もやっているはずなんですけど、やっぱり毎回毎回、気持ちっていうのは違いますし。特に自分にとっては、ノーミス以外は敗北みたいな感覚が常につきまとった状態で試合をやっている。そういう意味ではまた、新たなプレッシャーと戦いながら試合できたらと思っています。

-今季、昨シーズン入れていなかった新しいジャンプを入れる予定は

 後半4回転3本構成と、とりあえずGPシリーズ中に、ルッツを入れるか入れないかっていうのを考えながら練習したいなと思っています。

-新しいジャンプへの挑戦が多いが

自分の中で(フリーの)オリジンと(SPの)オトナル(秋によせて)は、完成形っていうのが、その自分が入れたいジャンプの構成、今の構成とその完成形で目指しているジャンプ構成とやっぱり違う。具体的にまだ言わないけど。だからこそ、いろんなジャンプの練習はしないといけないと思いますし、最終的にオリジンとオトナルの完成形のためにも、難しいジャンプをやっていかなきゃと思っています。

-4回転アクセルはどの段階か

とりあえず回ってこけてます。あとは降りるだけかなとは思っているんですけど。まぁ、回るだけでいっぱいいっぱいの所はちょっとあります。

-先日、4回転フリップも跳べてると言っていた。全部の4回転を目指すのか。

そこまでは考えてないですね。ただ最終的にアクセルまで跳べて、自分にも余裕があって、公式の記録として全種跳べました、というのは欲しいなって思ったらフリップ入れます。

-やっているとそういう欲が出るか

もともとアクセルは跳びたいと思っていた。ただ思ったよりも壁が分厚くて苦戦はしている。今は本当に、4Aやるためにスケートやってるなって思う。そのために生きてるなって思います。

-2022年(北京五輪シーズン)になったら、その時はどうするのか

 そのままやってたら出ます。負けるぐらいだったら辞めろっ、て思ってるんで自分は。本当にはっきり言って。ぶざまな姿は絶対見せたくない。それまでやってるんだったら、多分4Aを目指しながら、全種クワッドを目指しながらやっていると思います。今もその気持ちで練習はしていますし。


スポーツ報知記事より

 ―初戦を終えて。

 「ノーミス以外は敗北みたいな感覚が常につきまとった状態で試合をやっている。そういう意味では、また新たなプレッシャーと闘いながら試合ができた」

 ―昨季は初戦後に炎がともった。今季は。

 「最初からありますよ(笑い)。あんなふにゃふにゃした自分ではない。世界選手権の悔しさはもちろんあるけど、このプログラムに対して胸を張って終われる演技をしたいというのが一番のモチベーション」

 ―目標の4回転半はどういうレベルにあるか。

 「回ってこけてます。あとは降りるだけ。余裕があったら4回転半の練習をするという形にはなっていくかなと思う」

 ―今後のフリーの構成は。

 「後半にサルコー、トウループ、トウループの4回転3本と、とりあえずGPシリーズ中にルッツを入れるか入れないかっていうのを考えながら練習したい」

 ―4回転5本はネーサン・チェンに勝つための構成か。

 「というよりも、自分ができうる最大限の構成を常に考えているという感覚」

 

こちらもスポーツ報知、フリー後のインタビュー

 

―ループもサルコーもいけたと思ったか?

 「入ってくるまで調子良かっただけに残念だなという感覚はありますし。いいジャンプが跳べてなんぼだと思うので。この構成ではやっぱりクリーンに滑りたかったなと思っています」

 ―朝の練習で狂いが生じた?

 「あまりループで苦戦してこなかったので。ここまで来るのに。なので、ちょっとビックリはしていたんですけど。まあでも、そのためのルッツだったり、アクセルの練習だったりもするので、入れようかなってちょっと考えもしたんですけど。でも朝の練習だったということもあったり。試合時間が、いつもよりも練習と試合の間の時間が普通の試合よりも全然なかったので、ケガのリスクもありましたし。今回はルッツじゃなくてループで。とりあえず形としてまとまればいいなという風に思ってやっていました」

 ―6分間練習もうまくいかなかったが?

 「今日の朝の練習の時点で、最初の方はよかったのにだんだん悪くなっていく傾向がアップの時からあったので。もう自分の中で1発だけを集中しようということを意識してやった結果が良かったのかなと思っています」

 ―スピードがなかった?

 「ちょっと最初の2つかなり無理して耐えていたので。その分の疲れはちょっとあったと思います」

 ―滑り終わって右足をポンポンと叩いていたが。

 「いやもう。本当にあのループとあのサルコーは本当によく立ってくれたなと思ったので。ありがとうと思っただけで。別に痛いとかではなくて。とりあえずフリーとして、後半は特にですけど、形として整っていたので、そういう意味でありがとうという感じでした」

 ―体力的に後半はどうだった?

前半、集中して飛ばしてはいたので。その分の疲れはちょっとあったとは思いますけど。ここまでいい練習をしてこれたっていうのもあって。そんなに苦しいわけではなく、冷静に詰まったジャンプではダブルにして。その次のアクセルでちゃんとリカバリーすることもできていたので。その点に関しては、問題なかったと思います

 ―新しいジャンプを練習しているがゆえに感覚が違ってくることはあるのか。

 「それはないと思っています。本当に単純に、試合だけっていう感覚なので。試合に向けての段階が良かったとしても、試合の準備だとかがうまくいかなかった試合だと思っている。せっかくGPの前に見つけられているからこそ、いろいろ修正していきたいなと思っています」

 ―今季初戦でやむを得ない部分があるか?

 「それはないんですけどね、やっぱりノーミスしたい気持ちが凄く強いので。自分の中ではあの6分間練習と、あの公式練習でループをよくあそこまで固めたなという気持ちがあります」

 ―回転不足3つというのは?

 「そんな刺さってました? トーループが2つ刺さってます? あれで刺さる?…4ループが刺さっているわけじゃなく? それで点数が出ないのか…。アクセルトーは3、3の方ですかね。普通に降りたなと思ったんですけど。トーループに関しては自分の感覚としては疑問がないので。あまり深く考えてないです」

 ―感覚、イメージでやったものが、頭でっかちになってきた?

 「そもそも、凄い理論武装しているんですよね。感覚人間だからこそ感覚に自信を持ちたいから理論武装するんですよ。だから緊張したときにどうするかとか、負けた後にどうするかとか。ショートが悔しい後にどうするかとか。いろいろ全部言葉にして、理論として固めて、感覚を確かめたい部分があるので。もろいんですけど、そういうところがまた強さに変わってくると思うので。そこはうまくまたコントロールしたいと思います」

 


 

スポーツ報知の高木記者のツイッターよりその1

「ああ、羽生結弦終わったなあと言われるのは絶対にイヤなんで。今日も自分のなかで頑張ったなとは思ったんですけど、ああいう点数とか見ると格好悪いなあとかすっごい思ってるんで。もう本当に、もっと練習します」


同じく高木記者ツイッターよりその2

「今は本当に4Aやるためにスケートやってるなって思うし、そのために生きてる」「修行僧みたいな感じ(笑い) リンク行って、練習して、帰って来て、ご飯食べて、トレーニングして、お風呂入って、寝るみたいな」

羽生選手がこういうことを言うときは、きちんと意図をもって言っています。

わかっているからね、羽生選手。

皆さんに、伝わるといいね。

 

こちらスポニチ記事より

『「入ってくるまで調子がよかっただけに残念。やっぱりノーミスしたかった」

と唇をかんだ。』

上の記事の隣に載っている写真は、優勝して嬉しそうな羽生選手の写真。

 

 

優勝して嬉しそうな羽生選手、他の表彰台の選手たちと。(写真)


こちら、オリンピックチャンネルより、羽生選手の写真と演技の一部、練習の一部動画。 


こちらは、NHKニュースの記事より

「あのとき負けた悔しさが根底にあり、今シーズンは特に頑張りたい」

今シーズン、「まだ完璧な形ができていない」という憧れの選手の曲を用いたプログラムに難しいジャンプを構成に入れて完成させることと、4回転アクセルを成功させることを、最大の目標として改めて掲げました。

「3年、4年かかったとしてもこのプログラムを成し遂げたい。すごく胸を張って終われる演技をしたいというのがいちばんのモチベーション」
という羽生選手。

2022年の北京オリンピックについて「競技生活の延長線上にあるくらいで猛烈に出たいという気持ちではない。そのままやっていたら出るし、ぶざまな姿は絶対に見せたくない。常に強い自分でありつつ、その先にそれがあったらうれしいかな」

と笑顔を見せながら話しました。

 

 

こちらは、ニュース動画です。沢山UP感謝です!

サンデーステーションより   

もう一つからも

「全然完璧じゃないんですけど、ある程度まとめられたという点に関しては、

まあ初戦にしては上出来だったと思っているので

本当の意味で、今シーズン始まるので…

しっかりと、過去の自分に勝てるように… また、相手にも勝てるようにって、

毎回気を引き締めながら、練習していきたいなと思っています。」

 

S PARKから 長いインタビュー動画 その1

S PARK 続きその2 

「自分史上最強の自分」 が今シーズンの最終目標。

「その時に何が出来ているかわからないんですけど、ただ、確実にこの時よりは、

今よりは絶対に強くなっていられると思っているんで…」

「パッと見わかんない、みたいな強さじゃなくて

もう完全に、この時よりもは圧倒的に強いよねっていう気持ちが、とりあえずシーズン終わりに向けてはあるので」

「自分史上最強の自分になりたいって思います」(笑)

(途中が色々カットされてつなぎ合わされていますけど、他にも語っていたでしょうね)

Websportiva 折山さんによる記事 羽生選手の公式練習での試行錯誤と決断