嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

時間の無駄遣いをしてみる

2004年12月06日 14時12分57秒 | 駄文(詩とは呼べない)
我々は我々に成れない
我々は我でしかない

過去をもっと正確に把握せねばならない
そして今を正確に計らねばならない
変えられるのは未来ではない
変えるのは今なのだ

五官の情報と過去を正確に秤の上に慎重に乗せねばならない
そして選択する
決断する
決定する

今、何をしようか
今を意識的に選択する…?

感情的に考えずに受動的に生きる生き方
分析的に考えて能動的に生きる生き方

それらを比較し、選択しようと意識するのは
すでに考えてしまっている

心で感じたまま流れるような今を
駆け抜けるように生きるのは
既に選択の外なのだろうか

意味も価値も捨てるか。

たぶん、無理だ。

僕は僕を外から見たくない
僕は僕自身をしっかりと真正面から見つめられない
僕は僕についての客観的評価を避けねばならない

…と、ここまで記号を並べて言葉に詰まる。

中心の周りにあるバリアを破壊できないからなのか。
心に近づこうとする言葉は跳ね返される。

やはり、言語は捨てねばならないのか。
もっと感じた事を感覚的に考えずに吐き出すか。

ぽひ~♪(イミフ)

シャットダウンの3秒前

2004年12月06日 02時48分33秒 | 駄文(詩とは呼べない)
寂しさに似た棘色の不安で
全身を冷たく握る感触は
がーんとバットをフルスイング

肩こり時計も役立たず

そうだな、水を飲もうか

そうだな、目を瞑ろうか

そうだな、考え事でもしようか

鈍く光る痛み
痒さを誘う時間

そうだな、少しだけ休もうか

そうだな、また明日にしようか

見えなくなって…

聞こえなくなって…

そうだな、そうだな。

あむまむ、あむまむ。

あむまむ

あむまむ

失恋の美学のために

2004年12月06日 02時06分31秒 | 詩に近いもの
時々、気が狂いそうな笑顔で
暖かさも優しさも勘違いして
人を孤独の海に沈めて殺す為に

独りで立ち上がる。

目だけで人を見れば
悲痛な叫びは全部ありがとうに見えて

遠目にニタニタ笑って
次の親切を探し始める

夜明け前。

素敵な夜にサヨナラするように

見つめ返す笑顔だけは
精一杯悟られぬように

今日、初めて生まれたんだよと

寂しさが生まれ始める

何度目の朝だろうか
冷たい涙を流して

初めて誰かを好きになって
長生きほど残酷なものはないって

静かに眠りにつくように
明日は今日の為に生まれ続けて

こんな気持ちで眠れるなら
安心の祝福なんて要らない

君が生まれたよ

明日の朝が来た。