嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

ウサギと亀

2004年12月21日 21時22分42秒 | 駄文(詩とは呼べない)
DNAにプログラムされた孤独が
次の命令を欲しがってのたうちまわる

知識の海で溺れよと
欲は叫び続ける

やめてくれ…
僕は誰からも支配されたくない
僕は自由になりたいんだ

僕は孤独を受け入れる事は出来ない
他者に救いを求める

幽閉された罪人は
立て籠もった自爆テロリストなのか
それとも投獄された罪人なのか

二択を迫られるたびに
僕は言葉から逃げ続ける

今、目の前に存在する言葉の壁
自分の存在を消す事で言葉の壁を消す秘術

どこにもいない
僕はどこにも居たくない
僕を殺せと僕は言う

寂しい電気亀は
記号ウサギを見つめてボーッと考えます
眠るように
ねむるようにと

海辺で虹を見たいと願った

2004年12月21日 03時28分28秒 | 詩に近いもの
冷たい言葉が冷たく響き
悲しい言葉が悲しく響くだけならば
打てば響くという言葉は
それ自体が哀しみを帯びているのだろうか

もっと自由にもっと活発に
気体のように自由に広がり拡散する言葉でありたい
僕の言葉はそう願う
そして僕もそう願う

祈りが届いても届かなくても
言葉が存在していてもしていなくても
想いを包んで
高く高く遠く遠く
遙かな果てまで飛ばしたい

それは僕が望んでいるのか
言葉が望んでいるのかわからないけれど

もしも言葉が確かに届くのならば
僕の言葉よ
儚く消え入るように
弱く弱く広く広く飛んでいけ

包まれた想いが弾け飛んでも
記憶が無くなっても
きっと想いは
そのとき、そこにあったとおもうから

張り詰めた緊張を解きほぐす為の
切ない心を持ち続けたい

たぶんきっと大丈夫
何かが次々と死んでいっても
きっと何かが生き残って

ときには心を伝えるから

きえてもいい
なくなってもいい

どこか遠くへ飛んでいけ

白い泡のような小さな祈りのままに