嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

つんぼは幻聴を聞くことができますか?

2006年02月21日 17時20分59秒 | 駄文(詩とは呼べない)
君の声を聞くようになって
僕は変わった?

そんなことないな
俺はずっと孤独なまま
僕の首を絞め続ける

君の首を絞めたい
君を殺したいと思ったことが
ほんのかぞえるほど
あったような気がするのに

今ではもうそんなことも思い出せないな
俺、どこから来たのかな
君がくれた俺なのかな
僕は、いつから僕になったのかな
ずっと前は僕って言わなかった気がするな

はざまにあるのかな
それとも、全部君の欠片なのかな
僕は、どこにあるのかな

なにか変わったか?
この世界、僕が生まれて 何か変わったかな
君の声 どこから聞こえてくるのかな

俺、つんぼかな
もういいかな

もう、いいのかな

猫を拾っても
育てるミルクなんかないよ

俺の宇宙
お前の宇宙

誰かに、支えられてるか?
ずっと浮かんでるのか?

俺、泣いてもいいかな
死ぬ前に、少しだけ泣いてもいいかな

誰かのため

いや、光を失う明日のために。

小さくなる今日たちの

呪われた可能性のために。

静けさを囁く鳥のように

2006年02月21日 17時01分54秒 | 駄文(詩とは呼べない)
からからと音を立てながら
星がまた一つ消えた

僕の心の奥で
いろんなものが死んでいく
ずっと影ばかり見ているような気がする

そして不思議な事に
僕が影だと思い続けたものは
形を失って溶けてなくなる

もし、耳をつんざくような悲痛な叫びも
僕の思い込みでしかないのなら

この夜と昼の狭間にある光は
いったいどれだけのものが
本物の光なのだろう

左目が死んでいく
もうすぐ僕の左目は昼の光を失う

誰かの呟くような囁きは
いったいいつまで聞こえてるんだろう

本物の痛みを開く為に
全ての五感を断ち切る日が来る

怖くても
死はぼくのためにやってくる
ただそっと、うなづく無言のように