「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

失業者卒業!

2006年12月05日 | フォト日記
 ハローワークへ行くのも今日が最後です。「さあ!、大手を振って仕事が出来るぞ!」と言う訳で、帰り道の川崎の市立図書館で建築の本を立ち読み(ここは何故か椅子がありません)、借りようと思ったのですが、すでに県立図書館で3冊も借りているので、ここではジャズのCDを3巻借りました。(何じゃそりゃ!?)

 いよいよ本格的に仕事を始めなければならないと思い、川崎駅近くの床屋で散髪を済ませました。リクルート体制で、以前から仕事上お付き合いのあった、大学の先輩を訪ねようと思ったのです。
 しかし、知り合いの芝田文乃さんの写真展が最終日なので、とにかく新宿に向かう事にしました。
 新宿と言うと東京オペラシティのギャラリーで建築家、伊東豊雄の展覧会をやっています。日曜日にテレビで紹介されているのを、何気なく見たのですが、面白そうなので、これもついでに行くことにしました。

 となると必然的にリクルートは二の次になってしまいます。言い換えれば、既存のレールを進むか、新たな道を切り開くかの大きな岐路に立たされて居たのですが、必然的に(?)『新たな道』を選ぶことになってしまいました。

 ここ2年ほど建築と関わった仕事が多く、知識欲のベクトルもそっちの方向に向いています。もともとこの分野には興味があって、コルビジェやメーリニコフの展覧会のカタログもあります。

 しかし恥ずかしながら、伊東豊雄という建築家を僕は知りませんでした。でも僕はテレビで見た瞬間に、『面白いなぁ!』と思ったのです。それは、「建築が建築家の手をはなれ、アイデアさえあれば誰でも(例えば僕のような人間でも)建物が建てられるのでは!」と言った気にさせる面白さです。構造計算を人に頼めば、後はセンスさえあれば・・・?

 まあ、建物を造るかどうかはともかく、僕は、何時も面白そうな方向に行ったからこそ、いままで生きて来られた訳で、このまま行くしかないかな?、と言うのが今日の結論です。

 落語の故林屋彦六師匠が言っていました。『人間、勉強してりゃ怖いものはございません』

(でも最近、英会話のポール先生が「ヤスアキがwake upとget upの違いを質問しているんだけど、誰か日本語で説明してくれ!」と言っていたのが気になるな・・・?)

とまたまた夢のような事を、ツリーを見ながら考えていると、携帯に電話が入りました。以前からのお客さんからペンディングになっていた仕事が復活したとの話です。

 クリスマスツリーの下、結局「既存のレール」でのスタートになりました。まあ、今までの仕事を踏まえた上で、さらに飛躍しなければ、この厳しい競争社会では生きて行けないと言うことでしょう。そういう意味では理想的な再スタートになりました。人間関係は大事にしなければいけません!
コメント
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