「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

東京下町小さな旅?

2011年01月30日 | フォト日記
文楽好きのK君が東京に来るというので、上野で待ち合わせ、例によって文楽・歌舞伎ゆかりの地を歩くことにしました。

K君が吉原に行きたい(怪しげなところに・・・?)というので、とりあえず周辺を調べると樋口一葉記念館と言うのがあったので、そこで古い地図を見たりしてコースを決めました。

僕は樋口一葉の「たけくらべ」くらいは知っていたのですが、人となりや文学についての知識はゼロに等しく、いささか呆れ顔のK君を従え「いざ吉原へ!」

と言っても、今や風俗営業の店が立ち並ぶ閑散とした町並み(夜はどうなのか知らない・・・)、呼び込みの声がたまに掛かるくらいで、狭い路地に入ったりしてみても、落語の「明け烏」やK君が4月に行くと言う文楽の碁太平記白石噺「新吉原揚屋の段」の風情や面影などはまったくありません。(そんなもの今あったら大変!?)

大門跡は、電柱のような標識と言うかポールが道路の両側に立っていて、大門交差点の脇に小さな「見返り柳」が標識と共に立っていました。

30分ほどでそこを後に、途中の下町レストランで昼食、白髭橋を目指して歩いて行くと、左側に商店街のアーケードのようなものが見えます。近づいて行くと、簡易宿泊所のようなものが沢山あります。このあたりが昔の山谷で、今は日本堤と言う地名になっていました。

そこを抜けて、玉姫稲荷神社、なぜか英語の標識に"Shoes Festival"があると書いてあったので、調べてみると、玉姫稲荷神社公式HP(ちょっと貧弱だな・・・?)がありました。それにしても、なぜここで「靴祭り」なんだろう?

そのあと、白髭橋を渡り向島百花園、言問い団子を食べて、三囲(みめぐり)神社、と墨東を歩き、浅草から地下鉄で日本橋、八重洲口地下街のカフェで一休みして、久しぶりの「小さな旅」は終わりました。

それにしても、この辺は色々な意味(?)で興味の尽きないところです。(写真は三囲神社「たれ目の狛犬」)

こんな事を書いていないで、英会話の試験勉強をしよう!
コメント
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