Shiomibashi Station, Naniwa Ward, Osaka City
さてさて、大阪市といえば東京との格差は年々大きくなっているものの、西日本最大の大都市であることは言うまでもありません。
そんな大阪市の中に、大阪に住んでいる人さえその存在を知らないような忘れ去られたローカル線があるんですよ。
今回は「大都市のローカル線」とも言うべき南海電鉄汐見橋線に乗りに行くことにいたしました。
大阪市で生まれ育ち、鉄道好きのワタクシでさえこの路線に乗るのは今回が初めてなんです。
南海電鉄には幹線となる鉄道路線が2本あります。一つは大阪の難波と和歌山を結ぶ南海本線。
もう一つは大阪の汐見橋と和歌山県の高野山を結ぶ高野線。この2つの路線は西成区の岸里玉出という駅で交差する形になるんです。
ところが難波が発展するにつれ、高野線の列車はもともとの始発駅であった汐見橋からではなく
難波駅で発着するようになり、高野線の汐見橋と岸里玉出の間は列車の本数も減り、乗降客も減少しました。
今ではこの区間は線路も切り離され、完全に支線扱いとなっているんですよ。
岸里玉出駅の西の端にひっそりと汐見橋線のホームがありました。列車は2両編成。
30分間隔で列車は運転されていますので、とても都心を走る鉄道とは思えません。
ではでは、列車に乗るとしましょうか。ちなみにこの列車にワタクシ以外に乗車したのは、サラリーマンっぽい男性、
部活動に行くと思われる高校生2人組、小さな子供を連れた若いお母さんだけでありました。
鉄ちゃんの指定席ともいうべき、運転席のすぐ後ろに陣取って初めて見る車窓風景にときめくワタクシです。
列車はあっという間に終着駅である大阪市浪速区の汐見橋駅に到着いたしました。
汐見橋駅に下車したのはワタクシを含めて6人でありました。あっという間にホームには静寂が訪れました。
この汐見橋駅なのですが東へ10分もあるけば地下鉄のなんば駅に到着します。
逆に西へ10分も歩けば京セラドーム大阪(かつての大阪ドーム)があるんですよ。
そんな大阪市の中心部にあるにもかかわらず、大阪市民でもこの駅の存在を知らない人が多いのです。
ペンキがひび割れし、剥がれ落ちてきている昭和30年代の観光案内図が改札口の上に掲げてあるんです。
これは和歌山市から徳島県にかけての部分ですが、和歌山市内の路面電車の路線図が描かれてありました。
この時刻表を見ると、とても都心部を走る鉄道とは思えません。よくぞ廃線にならないものです。
ではでは、切符を買ってもう一度駅の中に入るとしましょう。
チカンがあかんのはよくわかります。ゼッタイにあかんのも事実です。
しかし、ここまでポスターを張らなくてはいけないものなのでしょうかねぇ。
よっぽどチカンが多いんでしょうかねぇ。
車止めが終着駅であることを教えてくれます。興味深い汐見橋駅ですが、もう少しゆっくり見ていきましょう。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
大阪には南海以外に、阪急、京阪、阪神、近鉄という大手私鉄があるのですが
その中で南海電車が一番野暮ったいというか、もっさりしてるんですよねぇ。
でも、そんな野暮ったいところが好ましく思えるのは、かつて私が南海ホークスの大ファンだったから身贔屓してしまうのかな。
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さてさて、大阪市といえば東京との格差は年々大きくなっているものの、西日本最大の大都市であることは言うまでもありません。
そんな大阪市の中に、大阪に住んでいる人さえその存在を知らないような忘れ去られたローカル線があるんですよ。
今回は「大都市のローカル線」とも言うべき南海電鉄汐見橋線に乗りに行くことにいたしました。
大阪市で生まれ育ち、鉄道好きのワタクシでさえこの路線に乗るのは今回が初めてなんです。
南海電鉄には幹線となる鉄道路線が2本あります。一つは大阪の難波と和歌山を結ぶ南海本線。
もう一つは大阪の汐見橋と和歌山県の高野山を結ぶ高野線。この2つの路線は西成区の岸里玉出という駅で交差する形になるんです。
ところが難波が発展するにつれ、高野線の列車はもともとの始発駅であった汐見橋からではなく
難波駅で発着するようになり、高野線の汐見橋と岸里玉出の間は列車の本数も減り、乗降客も減少しました。
今ではこの区間は線路も切り離され、完全に支線扱いとなっているんですよ。
岸里玉出駅の西の端にひっそりと汐見橋線のホームがありました。列車は2両編成。
30分間隔で列車は運転されていますので、とても都心を走る鉄道とは思えません。
ではでは、列車に乗るとしましょうか。ちなみにこの列車にワタクシ以外に乗車したのは、サラリーマンっぽい男性、
部活動に行くと思われる高校生2人組、小さな子供を連れた若いお母さんだけでありました。
鉄ちゃんの指定席ともいうべき、運転席のすぐ後ろに陣取って初めて見る車窓風景にときめくワタクシです。
列車はあっという間に終着駅である大阪市浪速区の汐見橋駅に到着いたしました。
汐見橋駅に下車したのはワタクシを含めて6人でありました。あっという間にホームには静寂が訪れました。
この汐見橋駅なのですが東へ10分もあるけば地下鉄のなんば駅に到着します。
逆に西へ10分も歩けば京セラドーム大阪(かつての大阪ドーム)があるんですよ。
そんな大阪市の中心部にあるにもかかわらず、大阪市民でもこの駅の存在を知らない人が多いのです。
ペンキがひび割れし、剥がれ落ちてきている昭和30年代の観光案内図が改札口の上に掲げてあるんです。
これは和歌山市から徳島県にかけての部分ですが、和歌山市内の路面電車の路線図が描かれてありました。
この時刻表を見ると、とても都心部を走る鉄道とは思えません。よくぞ廃線にならないものです。
ではでは、切符を買ってもう一度駅の中に入るとしましょう。
チカンがあかんのはよくわかります。ゼッタイにあかんのも事実です。
しかし、ここまでポスターを張らなくてはいけないものなのでしょうかねぇ。
よっぽどチカンが多いんでしょうかねぇ。
車止めが終着駅であることを教えてくれます。興味深い汐見橋駅ですが、もう少しゆっくり見ていきましょう。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
大阪には南海以外に、阪急、京阪、阪神、近鉄という大手私鉄があるのですが
その中で南海電車が一番野暮ったいというか、もっさりしてるんですよねぇ。
でも、そんな野暮ったいところが好ましく思えるのは、かつて私が南海ホークスの大ファンだったから身贔屓してしまうのかな。
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この支線、途中に駅がないのですね。
2両編成ですがいい車両を使ってますね。
昭和30年頃の観光案内図、懐かしいです。
よっちんさんはご存知ないと思うのですが、
1958年(昭和33年)に徳島から和歌山へ向かう船が
強風のため沈没し、百数十人の乗組員と乗客全員が死亡しました。
世に言う南海丸遭難事故です。
私は朝のラジオで聞き驚いたのを覚えています。
ポチ♪
素敵なショットから、様子、雰囲気、伝わってきました。
楽しめました。
眺めて、ほっとし心安らぎました。
ありがとうございました。
いつも、大変に嬉しいコメント&応援ポチに、心より、恐縮、恐縮、深謝、深謝、深謝です。
応援ポチ♪♪
本当ですよね 1時間に2本の電車
そしてなんば駅から数分
良く廃線に成らなくって頑張ってますね
電車も綺麗ですよね
ポチ(*^^*)
でもきっとそれだけひどいのだろうな。
これで少しでも抑制になればいいですね。
おはようございます!
電車に乗ると一番前で「電車でGO」のように見える景色を楽しみたいと思ってしまいます^_^;
大阪の地下鉄電車に乗ると「ちかんは あかん」というシールが貼ってありますよね^_^;
ポチッ!
大阪在住時代は阪急沿線に住んでいたので
南海電車に乗る機会はなかなかありませんでした。
☆~
大阪って、おもしろいですね。
こんなに都心のど真ん中にある電車が数人しか人が乗っていないなんて。
不思議ですね。
でも、電車は新しいですね。
1時間に2本でもこのローカル電車が必要な方がいらっしゃるんですね。
☆
かなり多いのでしょうか、この枚数だったら。
大阪といっても広いですしやはり神戸のほうに足が向きます。
でも行ってみたいところがあるので涼しくなったら
出かける予定です。
その時には教えてくださいね。
私も、もっさり人間だからかな。。。^^
都会の賑わい、スタスタ感についていかれません。
30分に一本は、こちらにしてみれば都会
こちらは、一時間に一本、もしくは一時間半に一本です。