最後の昼食も蕎麦-長野県松本市：「やまが育蔵」

Soba Restaurant“Yamaga Ikuzou”, Matsumoto City, Nagano Pref.

さてさて、長野県松本市を散策するワタクシ達でありますが、そろそろ帰路につく時間が迫ってまいりました。


なまこ壁が美しい中町通り…松本のような中核都市の中に、このような美しい町並みが残っているのは嬉しいですね。


ずいぶんと歴史を感じる建物があったのですが、よく見るとインドカレーのお店なんですよ。
こういうミスマッチもいいものです。


ではでは、そろそろ中町通りを後にして自動車が置いてある駐車場の方に戻るとしましょうか。
しかししかし、その前に昼食を食べないわけにはいきません。
ワタクシ達は最後の最後まで、蕎麦を食べて信州を後にすることにいたしました。


ワタクシ達は松本城の近くにある駐車場に車を停めておりましたので、松本城近くの蕎麦屋さんを探しました。
松本城のすぐ近くに「やまが育蔵」というお店がありましたので、そこに入ることにいたしました。


お蕎麦を待つ間、ワタクシは大好きな「野沢菜」をまずいただきました。
野沢菜はその名前からわかるように、もともとは信州北部の野沢温泉周辺の特産品だったんです。
今では広く信州全域で作られるのはもちろん、大阪などでもスーパーに行けば買うことが出来ます。
でも、信州に行くと各家庭で野沢菜を漬けておられ、家庭ごとの味があるんですよねぇ。


この日も「ざるそば」を注文。信州最後の蕎麦をいただきました。


さすがに四日連続で蕎麦を食べると、蕎麦の味の違いというものがよくわかります。
ここのお蕎麦も美味しいお蕎麦であることは間違いないのですが、なにせ昨日までの3日間に食べたお蕎麦があまりにも美味しかった。
そのせいで、ここのお蕎麦が普通の味に思えてしまうんですよねぇ。
もし、信州に来て最初に食べたお蕎麦がここの蕎麦だったら「美味い美味い」を連発したのでしょうが
初日の韃靼蕎麦、そして二日目の十割蕎麦、さらには三日目の倉乃もりそばと食べてきた蕎麦が美味しすぎました。
人間の舌というのは贅沢になるものですな。


かくしてワタクシ達の信州旅行は終焉を迎えました。ずいぶん長い間、信州旅行の記事が続きましたね。
皆さん、長い間ありがとうございました。

やまが育蔵…長野県松本市大手3-8-11

使用したカメラ：２、３枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-E1


信州に行ってから、ちょうど一か月になりました。
旅の途中で信越地方は梅雨明けが宣言されたのですが、今年の夏は梅雨が明けた後も天候がすっきりしません。
先日も広島で集中豪雨による大被害がありましたが、年々自然災害が増えているのが不安で仕方がありません。


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