秋月城跡へ-福岡県朝倉市：秋月

Akizuki, Sakura City, Fukuoka Pref.

さてさて、福岡県朝倉市の秋月へやってきたワタクシ達なのですが、10時間近くも車に乗っていたので
ちょっとコーヒーでも飲みながら休憩したいなぁという気分でした。
以前、庭のテラス席だとペットOKだったお店が記憶にあったので、そちらに向かうことにしました。


ここは「ろまんの道」というお店で、店内では世界各地の雑貨やアンティークが売られているお店です。
ここにも「祝　令和」の文字がありました。ワタクシ達は車にずっと乗っていたので分からなかったのですが、
テレビのニュースなどでは祝賀ムード一色だったようですね。


お店の小さなお嬢さんが紋クンに興味津々。でも、恥ずかしがり屋さんで紋クンに近づこうとしないので、
「噛んだりせえへんから大丈夫やで。触ってもいいよ」と言うと、紋クンの頭をナデナデしに来ました。
「ワンちゃん、可愛い」と満面の笑みをたたえるお嬢さんの笑顔が、実に可愛かったのです。


家人は普通のコーヒーを、ワタクシはベトナムコーヒーをいただきました。
牛乳が手に入りにくかったベトナムでは、コーヒーにコンデンスミルクを入れて飲むという習慣が広まったんです。


カフェを後にして、ワタクシ達は秋月城址へと向かいました。秋月城は江戸時代に黒田氏が居城としていたのですが、
明治になって廃城となり、堀、石垣、裏門であった長屋門、旧大手門である黒門が垂裕神社の神門として移築され現存しています。


「緑が綺麗なぁ」と、ワタクシも家人も同じ言葉が口から出て来ます。おそらくこの日は朝方まで雨だったはずですので、
木々の緑色がしっとりとしていて、実に実に美しいのです。


ちょっと広い空き地がありました。誰もいないので、紋クンのリードを外してやりました。
見慣れない光景だからでしょうか。周囲をキョロキョロ見回す紋クンです。


紋クンはいつでも、どこでもマイペースです。彼を見ていると、どこかワタクシに似ているなぁと思うんですよ。
マイペースなところ、一人でいることが苦にならないところ、そして快眠・快食・快便なところですね。


これが黒門です。坂道を登って行くとしましょうか。

使用したカメラ：6、7枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


この日は5月1日。ちょっと前までは「メーデー」と言って、労働組合が集会を開いたり、デモ行進をしていたのが印象的です。
今では労働組合の加入率は17％まで低下し、若年層の加入率は10％を切っていると思います。
職場の若い連中に「なんで組合入れへんの？」と訊くと、「組合入っている人って権利主張するだけで仕事しませんやん」
「組合の人って文句言うだけで、全然魅力感じませんわ」というような返事が帰って来ました。
これでは労働組合という存在が、過去のものになる日も近いなぁと思いました。


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