さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

2112番:女の一生(4)

2023-06-20 23:45:46 | 日記


Une vie  /   Guy de Maupassant

女の一生(4) 

Une vie (4)

————————————【4】—————————————————

Des  rafales  passaient  pleines  d'une  chaleur  lourde.


————————————《訳》—————————————————

突風が幾たびか通り過ぎて行ったが、重たい熱気で満ち
ていた.

————————————〘語句〙—————————————————

rafale (f) ❶突風、❷連続射撃、一斉射撃
lourd(e) (形) 重い
chaleur (f) 暑さ、熱

———————————≪感想≫————————————————

重たい熱気の満ちた突風とはどんな風か、訳した本人は無責任
なので、わからないと言っております.おそらく雨水を含んで
重たくなった蒸し暑い風なんだろうなと言っております.なお、
突風は複数形なので、何度か吹いてきたのは確かなようだ.

 

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2111番:女の一生(3)

2023-06-20 23:44:17 | 日記


女の一生(3)        
Une vie  /   Guy de Maupassant


Une vie (3)

————————————【3】—————————————————

 Le ciel bas et chargé d'eau semblait crevé, se
vidant sur la terre, la délayant en bouillie, la fondant
comme du sucre. 

————————————《訳》—————————————————

低く垂れこめ、雨雲に覆われた空は、裂けて自分自身
を大地に吐き出しているようだった.それは地面を粥
のようにぐしゃぐしゃに混ぜて、まるで砂糖のように
溶かしているように見えた.

 
———————————〘語句〙—————————————————

crevé: (形) 裂けた、パンクした
   < crever (他) 裂く、破裂させる、パンクさせる   
se vidant: (現在分詞) <se vider  空になる、なくなる         
délayant: (現在分詞) <délayer [デレィエ] (他) (液体)で溶く 
    délayer de la farine dans de l'eau / 小麦粉を水で溶く
bouillir: (自)❶沸騰する、❷煮える
en bouillie: 粥のような、ぐしゃぐしゃになった
fondant: (現在分詞) <fondre (他) 溶かす (過去分詞:fondu)    
sucre: (m) 砂糖

 

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2110番:女の一生(2)

2023-06-20 23:42:32 | 日記


女の一生(2)
Une vie  /   Guy de Maupassant


Une vie (2)

————————————【2】—————————————————

 L'averse, toute la nuit, avait sonné contre les carreaux
et les toits. 

————————————《訳》—————————————————

 突然降ってきた雨が一晩中窓ガラスと屋根を鳴らし
続けていました. 

————————————〘語句〙—————————————————

averse :(f) にわか雨 * 
    assuyer une averse / にわか雨にあう
  recevoir une averse / にわか雨にあう  
sonné: (過去分詞) √sonner (自) (鐘・ベルが) 鳴る
carreaux: (複) <carreau (m) 窓ガラス 
toit: (m) 屋根 

 * にわか雨が一晩降り続けると、それはにわか雨ではないが
 形容表現は国によって様々だと思うので、ここでは突然の
 雨と訳しました.


———————————≪文法≫————————————————

 avait sonné  の形は大過去に分類されます.
音を鳴らしていたなら、半過去sonnait を用いるはずですが
半過去という時制は時間限定されると用いることができません.
そこが英語の過去進行形と袂を分かつところ.

ここでは「一晩中」という時間限定(初めから終わりまで)が
付けられていますので、文法上、半過去が使えず、複合過去に
強制送還されるところ.しかしそれでは、情景描写ができない
大過去を使っています.
  半過去は背景描写がよくお似合いですが、 期間がはっきり
している過去の情景描写は大過去.

 

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2109番:女の一生(1)

2023-06-20 23:33:01 | 日記


女の一生(1)モーパッサン作

Une vie  /   Guy de Maupassant
Une vie (1)

————————————【1】—————————————————

  Jeanne, ayant fini ses malles, s'approcha de la fenêtre,
mais la pluie ne cessait pas.

————————————《訳》—————————————————

 荷造りを終えたジャンヌは窓に近寄ってみたが雨は
やんでいなかった.
 

———————————〘語句〙—————————————————

Jeanne:(人名、女子名) ジャーヌ、ジャンヌ
   両方の訳があるが、この学習では頼りにする訳本
   「女の一生(新庄訳)新潮文庫」に習い、ジャンヌ
   としておきます.
malle (f) 大型トランク

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2108番:「ある人生」のタイトルを「女の一生」に変更します

2023-06-20 23:33:01 | 日記

「ある人生」のタイトルを「女の一生」に変更します

そのわけは「ある人生」という表題の本を書いた作家(フィリップ)

がいたからです.きっと昔からそういう事情があって、モーパッサン

のほうが「女の一生」になったのでしょう.

何だかアリとキリギリスの一生みたいですけど、人生が大変なのは

女も男も同じでしょう.がんばって生きていきましょう.

せっかくこの世に生を受けたのですから.

 

 

 

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